高齢母の断捨離熱再燃 洋服も写真も捨ててスッキリ

【捨】断捨離

フラミンゴの庭 MAYAです。

私はかつて断捨離をして物を減らしたのですが、その時に障壁だったのが「物がなかった時代を生きた母親(別名:もったいないオバケ)」。私の断捨離結果を見た母親も捨てモードになってから早数年

母親に次なる断捨離タイミングが訪れました。

断捨離タイミングって人それぞれで、今はまだ捨てる気になれないけど、自分のタイミングが来たら捨てるから、みたいなのがありがち(そしてそのタイミングが来ないままの人もいる)。

母も第一弾で結構断捨離はしたのですが「ここはまだ整理(捨てる)気にならない」というエリアが結構あったのです。この手のエリアは「思い出の整理」というデリケートな部分も関わってくるので私も口出ししないでいたのですが、母のタイミングがやってきました。

あそこ片付けたいと思うから手伝って。

ほいきた!がってん承知!

本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。

年齢-20歳を引きずる

前回の断捨離でゴミ捨て(清掃センターへのゴミ持ち込み)のコツを掴んだ母、思いきりよく思い出(主に昔着ていた洋服とか)のあるものを「もう要らない・要る」でどんどん分別。私はゴミ袋を片手に「要らない」分類されたものをひたすら詰めてゆく。

ここでの母の思い切りたるや、もったいないオバケはどこへ?という感じで、むしろ「捨ててやるオバケ」並。

で、我が家でありがちだったのが、30-40代で母親が着ていた洋服をここで一気に処分したこと

実際40代後半に差し掛かった私も体感してますが、年齢で40代と言われても気持ちは-10歳位をどことなく引きずっている(今の私だと30代後半〜40代はじめ)。しかもこれって年齢を重ねると乖離(かいり)幅が増えていき、母親世代の70代ともなると40-50代を引きずっている印象を強く受ける(70代後半になると50-60代を引きずる)。

40-50代ってバリバリ身体も動いたし、無理もきいたし、本格的な老いを感じる前の最後の段階だったのかな…と子供視点で見ていて思う(そして自分もそうなるんだろうな、という将来への注意喚起含め)

そんな、自分がバリバリだった頃の洋服を捨てる=あの頃の自分は過去だと認める、みたいな気持ちの整理もあるのかな、と思ったり。

今の年齢を自覚した断捨離

そして母が今回腰を上げた一つに、自分の年齢(70代後半)を意識し、残された子供達のことを考えて後始末をしておこう、というのがある様子(本人がそう言ってた)。

親が亡くなった後に、親の膨大な荷物に手を焼いている子供というのは、知り合いなどでも見たり聞いたりしているので、こうして後を見据えて片してくれるのは本当に有り難い。

だって、かなり断捨離済みでちょっとしたタンスを片しただけなのに、ゴミ袋6袋位出ましたからね。これが全く手付かずで残っていたと思うと、うわぁ…

ちなみに今回「母が亡くなった時に棺桶に一緒に入れるものBOX」という物が出来(この存在を知ってるのは私だけ)、母のその時には私がこの箱(お菓子の箱だけど)をそっと入れるということになっています。

親の亡くなった時の話をするなんて親不孝な!という親御さんもいると思うのですが、私含め人は誰しも必ず亡くなるので。こういう風に決め事をしておいてもらえるとお互いいいなと思います。

ちなみにかつての同僚の亡くなったお母さんは、葬式のメニューも何もかも全て決めており、棺桶に入れて欲しいものもノートにリクエストが書いてあり(お気に入りのワンピースと靴、帽子とか)、葬儀の時にかけて欲しい音楽まで指定してあった。すごい。

家の中も外も整える

思い立つと行動力がすごい我が母、我が家は外壁修理や漆喰の壁の修理、畳の張り替えなどもこの数ヶ月で行っています

我が家はもはや古民家な域の日本家屋なので(築60年とか?)色々補修が必要。地震で角がひび割れた漆喰の壁を職人さんに頼んで直してもらったり等々。

それっていつでもできるんじゃない?と思う方もいると思うのですが、漆喰が塗れる職人さんは年々減っており、正直何十年後には近所にできる職人さんがいない可能性が高い

→ここでいう漆喰を塗ることができる職人さんというのは、昔の日本家屋の竹と土で壁を作りその上を漆喰で仕上げることができる、の意味です。今はホームセンターでも漆喰キットなどが売られており、石膏ボードの上に漆喰を塗ることはDIYでできますが、それとは別のお話です。

幸い、近所に現役(とはいえ親世代)職人さんがいるので今のうちに家の繕(つくろい)をしておこう、という。畳も畳表だけでなく芯もごっそり取り替えるので(母が嫁いできてから初と言っていた)、正直この家の最後までもう芯は取り替える必要ない。

片付けはプラスの連鎖を引き起こす

我が家は元々物は少ない方ですが、それでもこうしてさらなる断捨離をすると、やっぱりスッキリする。

昔からの惰性で押し入れにあったプラケースもポイ、昔のアルバムもポイ、重たくなったバッグもポイ、ポイポイポイと死蔵品になっていた物を片付けると本当に気持ちいい。

モノと一緒に止まっていた淀んだ空気も無くなって、家の中が空気が循環してる感じになり、綺麗を続けたくなる。

つまり、掃除をしたくなるのです!(これほんと)

私、自分が断捨離するまではほんと掃除が嫌いで、「あーあそこに綿埃あるなぁ…」という人だったんです。当然自室のテレビ台の後ろはすっごい埃だらけでケーブルもぐちゃぐちゃ。

それが断捨離きっかけで「見えない部分を無くす」(埃や死蔵品の住処になりがちな場所)ように心がけてからは、掃除が大好きに。大好きとは言っても続けられるコツもだんだんと掴んでる途中って感じですが。

とはいえ、掃除や片付けに終わりはなく、油断するとすぐに死蔵ダンジョンは現れてしまうので(この春、片付けたいと思っているダンジョンもまだある)日々いかにストレスなく「ついで掃除をするか」が重要になってくるのですが。

私のついで掃除に使っている道具・やり方などは、また次の記事にしたいと思います。

母の今回の断捨離に悲壮感は全くなく「あー片付いてスッキリ」「片付いて気持ちいいわねぇ」「部屋がスッキリしたわぁ」などを連呼しています。昨日も清掃センターにダメもとで軽トラで大物を持ち込んだら引き取ってもらえたようで、よかったー!嬉しくて帰りにコンビニでコーヒー買って飲んできちゃった!とホクホクしながら帰ってきました。そりゃ良かった。

ちなみに、物を捨てるばかりでなく買ってます。本当に欲しいものはさっさと買ったほうが良い

40台後半娘と70台後半母親の断捨離話、終わり。良い週末を!カインズもおすすめです(私は今日も行く予定)

とりあえずトイレ掃除はトイレハイター様々

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断捨離話3連発

断捨離をしたきっかけと途中で挫折しないコツ(前編)
かつて物が溢れていた私が断捨離を実行したきっかけや、自分なりのコツのお話、その1。
断捨離をしたきっかけと途中で挫折しないコツ(中編)断捨離を阻む壁
断捨離話その2。私の断捨離に一番高い壁だったのが母親の「もったいない」。どうやってそれを振り切り実行したか。
断捨離をしたきっかけと途中で挫折しないコツ(後編)親の覚醒
実家が物で溢れているのをどうにかしたいと頭を悩ませている方、多いのではないでしょうか。親と同居する40代の私。数年前に断捨離した際の苦労とそれによる親の変化のお話です。

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