断捨離をしたきっかけと途中で挫折しないコツ(中編)断捨離を阻む壁

【捨】断捨離

おはようございます、MAYAです。昨日に引き続き断捨離について。本日は中編です。前編がまだの方は以下から宜しければどうぞ。

断捨離をしたきっかけと途中で挫折しないコツ(前編)
かつて物が溢れていた私が断捨離を実行したきっかけや、自分なりのコツのお話、その1。

私世代(40代)の断捨離を拒む最大の壁は何か、みなさん分かりますか?

自分のやる気。それもあります。家族。惜しい!一番の壁は親です(私は親と同居です)。

これは一人暮らしの方や、ご自身とお子様だけで生活されている方には当てはまらないかもしれませんが、逆にそういう方は、こんな事に頭を悩ませていませんか?

実家が物で溢れている。

何故ならば、私の親世代は物がない時代に育ったため、物信仰がすごい(全員ではないですが平均的に)。

とにかく物は大事にしなければいけない、まだ使える、捨ててはいけない、お金を払って買ったんだから、いつか使うかもしれないから…

どこかで聞いたことありませんか?これらのフレーズ。実際私の周りでも色んな苦労や不安を耳にします。

  • 実家に帰ったら、部屋がモーゼの海割りになっていて愕然とした(物がうずたかく積まれ、真ん中に通り道ができている)
  • 同居の認知症の親が物を溢れさせているが、捨てようとすると怒るので、デイケアに行っている間にバレない程度にコツコツ捨てている(そして当然のごとく親は物がなくなった事に気づかない)
  • 親が施設に入ったが、ありえない物量を詰め込まれた納屋を誰の仕切りで片付けるか、兄弟で牽制し合っている

適正量を超えた物というのは、自分だけでなく家族をも悩ませます。

コツに入る前に、私が物を処分しようとした際にどんな事が起きていたか、そこから始めたいと思います。本日もお付き合いどうぞよろしくお願いします。

断捨離を阻む親という壁

断捨離をする少し前、私は洋服の制服化を始めました。

当然不要になった洋服を捨てるという作業が発生します。ごみ袋に不要になった洋服を詰め、ごみの日に出そうと家の片隅に置いておくと、母親が中身をチェックするのです

嫌味でやっている訳ではなく、ただ単にもったいない。自分(母)で使える洋服があるかもしれない。といった考えです。ゴミ袋をひっくり返してまで物色する訳ではありませんが、上の方の見える範囲はチェック。

そして大体こんな事を言われます。

あの洋服全部捨てるの?あんなに捨てちゃうの?お金払って買ったんだから、とっておいたら?また買うにはお金がいるのよ

それ、全部わかった上で捨ててますから!

もー、捨てさせてー!

もしも、スペースがないからなんてことを言おうものなら大変。

あら、だったら蔵にしまっておけばいいじゃない(我が家には蔵があります)となるのです。口が避けても言えません。

田舎の家をなめてはいけません。自宅にトランクルーム的なスペースがあるので「収納場所がない」は理由にならないのです。そしてそこは無尽蔵に物を蓄えることが可能で、かつ一度入れたらほぼ死蔵品まっしぐら。

で、いつかはそれを誰かが片付けるんでしょ?多分…私ですよね?ぶるぶるぶる…考えただけで震えが止まりません。

ちょっと洋服を捨てただけでこの有様。これから家具とか家電とかの大物も処分するのに、どうしたらいいんだ…考えろ、考えるんだ私。

そして私が考えた断捨離作戦は、隠密です。

名付けて隠密断捨離。

隠密断捨離・洋服編

いわゆるガラクタを捨てる分には親チェックが入らないので(ただのゴミには興味ない)、問題はもったいないオバケが出る洋服と家具・家電類となります

自分の断捨離熱が落ちないうちに、スピーディーに、かつ親にバレないように処分しなければなりません。そこで私は、洋服の処分方法を3種類に決めました。

その1 お店でリサイクル

無印良品やユニクロなどは自社製品の回収をしていますよね。他のブランドでも色々な回収をしています。これに該当する衣類はこの回収を利用します。紙袋に分けて詰めておき、休みのたびにこっそりお店に運びます。

その2 市町村のリサイクル

上記リサイクルの対象外の服やバッグ、コートやジャケットなど、誰かに使ってもらいたいなと思うものは、市町村でやっているリサイクルに出します。

これは、まだ着られるけど不要になった衣料品を市で回収し、市の施設で欲しい人が1点50円とかで買えるというシステムです。もちろん親にバレないようにこっそりと車に詰め込み、施設まで自分で持ち込みです。隠密断捨離ですから。

リサイクル、有難う!

その3 ごみとして処分

リサイクルにも回せず、人様にお譲りするにも気が引ける服は、ごみ一択です。でもなるべく1.2を利用してゴミとして出す量を極力減らします。そして小分けにして普通のごみに紛れ込ませ、親の目をカモフラージュ。隠密ですから。

ん?と思った方もいるでしょう。そうです、私は洋服を売るという行為をしていません。

そんな、もったいない。メルカリとかヤフオクとかリサイクルショップとかで売れば、幾らかにでもなるのに。

そう思いますよね。私も一瞬そう思いました。ですが私がやろうとしているスピード感と一致しないのです。とにかくいますぐ、この服の山を片したい。でもネットで売るとなると、いつ売れるかわかりませんよね。

だったらまとめてリサイクルショップに持っていけば解決じゃない?それも考えたのですが、気持ちの問題で却下しました。

この洋服高かったのにこんな値段?こんなに美品なのに「お値段つきません」などなど、色々な邪念が頭をもたげてきます。もちろん需要と供給で成り立っているので、幾ら高かった洋服でも欲しい人がいなければ価値はない。それは分かっているのですが、ねぇ。

でもこれは価格という評価を求めるから気になるのであって、全て無料で手放すという選択にしてしまえば余計なことは考えないで済みます。物事はシンプルにいけば迷いが生じません。

よし、洋服は全て無料でいこう!と決めて実行しました。

隠密断捨離・家電編

世間の一般女性よりは家電に熱量のある私。それなりに色々所有していました。

PCのようにセキュリティ的にもきちんとした処理が必要なもの以外の家電色々、全てハードオフ一択です。それこそヤフオクやメルカリなどで売れば!という声が出そうですね。

ただ、洋服と同じように私が今求めているのはスピードと隠密です。

出品の手間(写真撮影に説明文UP)、落札後の取引など。1.2件ならいいですが、今ここにある物をネットで売ろう!なんて思うと、それだけで疲労困憊です。

もちろん余裕がある時は個別にネットで売った方が利益になります。本でも物でも。

ただし今は断捨離中です。

1つ1つにそこまで手間を割いていては進みません。結果的に出品作業に疲れて断捨離自体を挫折するという最悪なケースが想定されます

それだけは避けなければなりません。

自分で捨てようとすると結構大変なのよー

そうと決まったら家電を車にこっそり積み込み、ハードオフに持ち込みです。正直値段はどうでも良く、とにかく扱いが面倒な家電をジャンク扱いでもなんでも、買い取っていただけるのは本当に助かる。家電ってポイっと捨てる訳にいきませんから。それに隠密だし。

結果、家電でまとまった金額になり、断捨離後の新たな家具を購入する資金にしました。

なお、同様の理由で本・CD・DVDの類はブックオフのネット買取で一気に処分しました。

最初は前後編で終わるつもりでしたが長くなり、前・中・後編となります。続きは後編で。

後編では家具の隠密断捨離と、その後の親の変化について書きたいと思います。

本日もお付き合いいただき有難うございました。

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