おはようございます、MAYAです。私はかつて物を沢山所有していました。洋服だけでなくグッズ、本、家電などなど。もともとの気質がコレクター体質なので、コンプリートとか限定とか大好きです。
夢中で楽しく集めている時はいいのですが、だんだん熱が冷めてきた時が問題です。熱が冷めたから捨てよう、とは簡単にいかないのが人の性。
何故ならば、すでにその物はただの物ではなく、欲しいと思った経緯や当時の情熱、手に入れる為に苦労した労力など(お金含め)、思い出というプライスレスなものを纏っているからです。
私は思い出が好きです。なぜなら自分の都合の良いように解釈を微妙に変え、自分にとって程よい記憶に編集されているから。
記憶を思い出した瞬間、もうちょっと脳みそを絞って付随する事柄を思い出してみてください。その思い出に微妙に不要な要素はカットされていませんか?(私はされています)
もはや自分専用コマーシャル。
そんな自分専用CMを全面に押し出してくる物を捨てるには、確固たる意思とスピードが必要です。
そんな私が断捨離に踏み切ったきっかけ、自分CMに負けずにやり遂げるためのコツなどを記したいと思います。
断捨離に踏み切ったきっかけ
残念ながら皆様が期待しているであろう「誰かに何か言われた」とか「こんな出来事があって」などの明確なきっかけはありません。
当時の状態は、すでに洋服の制服化をスタートしており、洋服はだんだんと減らしていっている状態でした。
でもその他の物は別です。まだまだ、たんまり部屋にあります。
もちろん心地いい訳ではありませんが、なんとなくきっかけも掴めず現状維持でやり過ごす日々。私はこのまま、あと何年この物を放置するんだろう…なんてことがよく頭をよぎっていました。
そんな秋のある日。
よし、捨てるか。突然スイッチが。
どれだけ記憶を辿ってみてもキッカケは思い出せません。ただ散らかった一角をいつものように見ていたら、突然スイッチが入ったのだけは覚えています。カチっと何かが切り替わる感じです。
成功のコツ1 思い立ったらすぐ行動
私がそう思ったのは確か平日の帰宅後(夜)でしたが、すぐにゴミ袋を取りに行き、今の私に不要なものを片っ端から入れていきました(もちろん必要に応じて分別しています)。
断捨離を成功させるコツの1つ目は「即行動」。
よし、明日からやるぞ!では大体失敗します(経験談)。
本当に明日やりますか?絶対に?
仮に思い立ったのが深夜であっても、近所や家族に迷惑かけない程度にやり始めた方がいいと思います。なぜなら最初が一番熱量があるから。
そこで始めると断捨離モードに入るので、明日・明後日と継続して断捨離を進めていけます。ただ、明日からとしてしまうと、明日本当にやるかわかりません。明日になったら「あー今日雨だし、次の週末にしよう」となりかねません。
ただ1つ注意としては、一気に大風呂敷を広げないことです。
片付けしようと思って、こんなことありませんか?
よーしやるぞ!と日曜の清々しい午前中に思い立ち、物の片付けを始める。ドラえもんの4次元ポケット並に、いたる所から出てくる物・モノ・もの。部屋中に物が溢れる。
ふと時計を見ると13時。とりあえすお昼食べるか…腹が減っては戰はできぬ。お昼を食べて部屋に戻り、空き巣に入られたような惨状を目にし、心が折れる。もう14時だよ。明日会社だよ。ちびまる子ちゃん見ながらビール飲みたいんだけどな…
こうなるともう、正しい判断ができなくなります。何故なら、この時頭にあるのは「ここに散らかった物を18時までにどうにかする(元に戻す)こと」になるからです。そうしないとまる子見ながらビールのめないし。
掃除をするつもりが物の場所を移動しただけで、結局物の量が減らなかったこと、ないですか?(私は数知れずあります)それがこの大風呂敷広げたパターンの時が多いです。
ですので今日はこの引き出しだけ、とかパーツごとにやっていくことをお勧めします。
成功のコツ2 今の自分基準で考える
コツ2は、今の自分に必要な物かどうかで考えるということです。
冒頭で書いた思い出コマーシャルのように、人は捨てようと手に取った物に関する思い出を記憶から引っ張ってきます。
だって気持ちいいですものね、センチメンタルになるの。楽しい思い出も辛い思い出も、センチメンタルなわ・た・しの演出に最高です。
このグッズ、限定イベントに当選して参加した時に買ったんだよね。うんうん、分かります。
高倍率の限定イベントに当選して、イベントも最高だった。その時に買った限定グッズですもんね。わかりますよ。イベントに応募した私、当選した私、そしてレアイベントに参加した人だけが購入できるグッズを手に入れた私。そしてこれがそのグッズ。思い出プライスレス。
で、今のあなたにそれ必要ですか?
どういう経緯で入手したとか、いくら時間とお金をかけたかではなく、今の自分にそれ必要ですか?なくて困りますか?
この位で判断していかないと、物は減りません。ここでの判断基準は本当に人それぞれだと思います。それぞれ何を大事に思っているか、今の自分に必要としているか、千差万別です。こんまりさん風に言うと、ときめくものでしょうか。
私もセンチメンタルジャーニー族ですが、ここで一気に切り替えました。記録より記憶で生きていこうと。私はもう記録はいらない。
記録より記憶
私はもともと記録派でした。記録が積み上がっていくのを見るのも楽しいし、達成感がある。
でも、それって興味がなくなったらただの物ですよね。記録を見てセンチメンタルジャーニーする私。でもそれって全部過去のこと。
でも自分がこれから進むのは未来。もともと自分の写真などはほとんど残す方ではなかったのですが、これをキッカケに記憶派に一気に切り替えました。
スマホの中に、写真が延々スクロールできる位お持ちの方も多いと思いますが、私はほぼありません。1週間の海外旅行に行ってもせいぜい10枚がいいところ(自分含め人物は写っていません)。何故なら大体は実物の方がすごいので(プロの写真家なら話は別です)。更に帰国後に精査し、残っても1.2枚。
ですので私は写真満載の旅行ブログは書けないですね…。
まだコツがあるのですが長くなってしまったので、続きは明日。本日もお読みいただき有難うございました。
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↓断捨離話の続き
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