おはようございます、MAYAです。
皆様戦っていますか?私は前よりは頻度は減ったものの戦っています、物欲と。
物欲って道の先に見えていて近づいてくるというものではなく、出会い頭なんですよね。
ヒヤリハットの極み。
ですので、その時に右に避けるのか左によけるのか決めておかないと、迷っているうちに正面衝突事故(購入)になる。
というか先日は1勝1敗でした(がっくり)。
自分への戒めもこめて記します。
1勝はこう
まず1勝の方から(最終的に買いません)。
偶然寄ったお店に素敵なラグがあり、日本家屋の寒さに悩まされている私はフラフラと手に取ります(部屋にはすでにラグがあります)。
値段を見ると50%OFF、元のお値段は購入が確実に躊躇われる金額だけど半額なら射程圏内に。
お買い得!ここでいま出会うって運命じゃない!?(物欲のデフォルトキーワード)
ですが、すでに私は自分の本心にうっすら気付いています。
今あるラグで工夫すれば事足りるし、多分このラグは要らない。想定外の事があって数年後に買っておいて大正解!となる可能性は5%位。そして買わなければ良かったと思う確率95%。買う必要なし。
でもその本心に秒殺でクルーゼ並みの重たい蓋をのせ、買うべき理由を見つけはじめます。
このテイストが入ったらもっと部屋が良くなるかもしれない。
今あるラグのくたびれてきたのと交換もできるし。などなど。
もう詐欺師かと思うくらい次から次へと浮かびます。
でも、クルーゼの蓋の隙間から漏れてくる95%の圧力は凄まじく正常思考に。
こういう時は右にハンドルを切るべし!
この自分のルールに従いグイっとハンドルを切ります。
まず、すぐにその場を立ち去ることはしません。
なぜならば、出会い頭の彼(ラグ)は一目惚れみたいなものなので、どんどん自分の中で美化されていきます。
エスカレーターを降りている間にも「やっぱり、彼の手を離さなければ良かった!」みたいな気分になってきます。
これはあまり精神衛生上よろしくないので、本当に彼が素敵で自分に必要な人(ラグだけど)なのかを冷静に見極める必要があります。
そこで私がとる手段は「写真を撮る」です。商品自体を1枚、価格と商品スペックが分かるタグを1枚、最低この2枚を撮影。
なお写真を撮る際は店員さんに一言断りを入れます。
ちょっと検討したいので写真を撮ってもいいですか?と言えば快く応じてくれます。それに撮影に協力してくれたりもします。
そして入手した彼(ラグ)の写真を見ながら冷静に考えます。
そのサイズで本当に部屋に合うのか。色はOKか。厚みは?
家に帰ったらメジャーを使って実際に敷いた感じをイメージします。
そうすると、彼はとても素敵だけど相手は私ではないらしい。という結論に大体行き着きます。ごく稀に彼は運命の人だった!という場合がありますが、その時は購入すれば良いだけです。
もし売り切れていたら、それはご縁がなかったとして諦めます。
1敗はこうです
私はハンドクリームを探していました。
季節的な乾燥と昨今の頻繁なアルコール消毒もあり、乾燥がひどくなっていたので、少しお値段出してでも使い心地よくて潤うものを買おうと決めていたのです。
いくつか候補は思い浮かべており、まず1軒目に行きました。
その商品は私の中で「値段が(ハンドクリームとしては)かなり高いので余程効果を感じなければ買わないけど、試せるので試してみよう」というスタンスです。
お値段するだけあって店員さんの対応もこれ以上ない位親切です。色々説明してくれて、色々試させてくれて、だんだん買わないといけない気持ちになってきます。
そう、これこそが買い物での天敵、店員さんに親切にして貰えば貰うほど買わなくてはいけない気持ちになるトラップです。
やばい、このパターンやばいやつだ。頭の中でアラームが鳴っています。
ここでラグのようにハンドルを右に切ればいいのですが、残念ながら右に切る理由がラグの時より弱いのです。
- ハンドクリームは必要である
- 今現在困っていて今すぐ欲しい
- 試させてもらった感じ商品は悪くない
- ちょっと高いけど効果あるならいいじゃないか、使うんだし
あぁ、今確実に必要なものであるという絶対的な印籠感。
こうなるともう正面衝突です。
私はアトピー体質なので、肌に塗るものを購入する時はかなり吟味します。
というのも、塗ったその場は良くても30分位すると肌が拒否反応を起こすことがあるから。
口紅にしろハンドクリームにしろ、試して即決はほぼなく、テスターをつけて家に帰ってみて(数時間経過して)肌が大丈夫かをチェックする、という所までが買い物の流れなのです。
今回のハンドクリームも試させてもらうだけにして、購入するかどうかは家に帰ってから決めるつもりでいたのですが…正面衝突。
いいハンドクリームが買えて嬉しいはずなのに、お会計する時点ですでに気が重い。
でも必要なものだしさ、ドンマイ自分。
そんな気持ちで電車に揺られる私の手に異変が。拒否反応です。
オーマイガー。
正面衝突への対応方法
拒否反応が出なかったら使おうと思っていましたが、こうなるとどうにも使えない。
こうなったら私がすることは一つ、返品です。
返品するのは気分がいいものではないので極力しないのですが、不慮の理由の時は迷わず返品します。持っていても使えないんですから。
選択をずるずる後伸ばしにしても、いいことは一つもありません。商品は劣化するし、返品できるはずのものが返品可能期限を過ぎます。
カオスなクローゼットを復活したくなければ、こういう場合の選択肢はこれしかありません。
返品するか、メルカリ等で売るか、誰かに譲るか、捨てるか。
これ以外の「とりあえずおいておく」を選択すると、どうなるかは…お分かりですね。
迷わず返品を選んだ私ですが、今回は扱いが微妙なクリーム。
全く未開封ではあるけど返品を受け付けてくれるかわからない。
となったら迷わず即お店に電話。
なぜならば、購入から時間が経っていなければ店員さんも売った事を覚えている確率が上がる。そうすると後出しじゃんけんみたいな返品ではなく、購入したがどうしても使えない理由が発生したという事を伝えるのに説得力があると、私が勝手に思っているからです。
今回は電話で事情を説明したところ、返品対応してもらえました。
しかし、お店にも迷惑をかけるし、本当に自分のルールを守って気をつけよう、と改めて思った出来事でした。
結局、ハンドクリームは、skincottonの濃厚リペア デイクリームを購入しました。
コクのあるナイトクリームと迷いましたが、手洗い・消毒を行う頻度が多いのは圧倒的に日中なので、すぐスマホが触れるデイクリームに。
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