現在45歳、60歳で人生終わるつもりでここから15年を過ごす計画スタート

【暮】暮らしのこと

フラミンゴの庭 MAYAです。

私は現在45歳の中年女性、親も高齢になり30代の頃とは考えることも色々変わってくる世代。特にここ数年は「あれ?親っていつの間にこんな高齢者になってた?」と気づくこともあり、親孝行キャンペーンを実践中

冗談ではなく、本当にある時を境に親がガクッと高齢者になるのです。60代後半くらいから「親も歳を重ねたなぁ」と思う期間が長く続くのですが、ある日突然「え、高齢者になってる」と思う日が来る(周りの話なども聞いていると、やはり75歳超えたあたりから、という声が多い)

そんな親を見ながら、ここしばらくずっと色々考えていたことが、この年末年始色々な本に出会い方向性が見えてきたので、決めたことをここに宣言します(これだ、という1冊を後述します)

私、60歳で人生終わるつもりでここから15年を過ごします

いやいや、昔ならともかく人生100年時代で老後2000万円問題が騒がれている現代で、何言っちゃってんの?とツッコミを受けそうですが、それは重々承知。

平均寿命はあくまで平均寿命であって、自分の寿命は分からない。ただ、ある程度設定しないと計画立てにくいので、気力体力のある60歳の還暦を区切りとして、以下のように2種類ゴールを設定しようと決めたのです。これです。

  1. 知識・人脈・時間・体力を必要とする項目のゴール(60歳まで)
  2. 自分の人生を残り豊かに過ごしてこの世を去るまでのゴール(寿命まで)

この、1の方をこなすには体力のある60歳くらいまでにやるのがいいと思い、そちらをこれから15年で進めようという計画です。

親世代がいなくなったら厳しいことはさっさと手を付ける

私は実家住まいなこともあり、なんとなく漏れ聞こえてくる話などで、知っていることなどもありますが、ご実家を出ている方などは実家のあれこれ、知らないこと多くないですか?

例えば…

  • 戒名のランクはどうするのか
  • お葬式、お墓問題
  • 親戚は今どのあたりまで付き合いがあるのか
  • 放置した土地がどこかにあったりしないか

などなど。

やっぱり年長者の知識というのはさすがで、親が持っている知識・情報というのはすごかったりする。

正直、親が死んだ後のことを聞くなんて親不孝な子だね!なんていう親御さんもいるとは思うのですが、ある程度の年齢になったら、やはり共通認識や情報共有しておいてもらわないと困る。

私は家のしんがり

前にもこんな記事を書いたことがありますが、私は順当に行くとこの家のしんがり担当になります。

殿(しんがり)は、後退する部隊の中で最後尾の箇所を担当する部隊。

子供もいないですし、要するに家の最後の処理をする人間ということです。特に大きいと思っているのはこれ。

土地問題

お子さんがいる方は、子供がどうにかするでしょう(してくれるでしょう)、子供がいいようにしたらいいわ、という感じかと思うのですが、私は自分が最後の予定なので本人ごと。

去年くらいからずっと「一度親とちゃんとこの辺の話しとかないとまずいな」と思っていたところ、こんな本に出会った。

この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない! あの世の歩き方/江原啓之
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年末最終出社日の帰り道、電車でスマホをいじっていたらこの本が紹介されており、帰宅前の途中の駅で降りて本屋さんに駆け込んで購入。こういう時はネット通販なんて待ってられない、今すぐ欲しい!

お墓ってどうしたらいいんだろう、仏壇は?などなど、気になりますよね。

こういうのって家々の宗派などもあると思いますので、江原さんが「必ずこうしなさい」という言い方はされていませんが、こういうやり方ありますよ、というのを本当によく書かれている。

この手のことに漠然と不安を持っているけれども、どうしたらいいかわからない…なんていう中年以降の方、この本おすすめです。

墓じまい問題

年末にこの本を読んでなんとなく、頭の中に散らばっていた不安が形として認識できたおかげか、年明け母親とお世話になっている神社にお参りに行く車の中で、母に墓じまいの話をすることができました。

これまでは、内容が内容なだけに話づらくてあと伸ばしにしてたんですよね。具体的には、こんなことを母親に聞いてみた。

  1. 順当に行くと私がその役目になるけれども、この地域では墓じまいなどについて、なにか前例があるのか
  2. お骨はどうするのか

実際少子化で、すでに墓じまいをしているお宅もある模様。やはりそのあたりは親の方が詳しく、ちょっと気にかけておく(調べておく)ということに。

やっぱりこのあたりの地元リサーチ力に関しては、年の功で親の知識が断然すごい。

本当に言い出すのは勇気がいったのですが、いつかは対峙しなくてはならないことなので、話せて良かった…というのが本心。

ただ、話したからって放置ではまずいので、ちゃんとその後も進めて行きたいと思います。

現段階で私が考えているのは、私が60歳になったら墓じまい、ということ。

墓じまいとなると、色々親戚関係とかあると思うんです。それらを対応するにも体力いるだろうし、体力あるうちに、ということで60歳。

自分の口座整理なども60歳目処に

銀行口座にクレジットカード、証券口座などなど。

今はネットで完結してしまっているものも多いので、万が一親より私が先に旅立つことがあっても困らないように、書き出しておこうと思っています。

あと、iDecoやってるとか、そういうのも書いておかないとですね。

少なくとも50歳までに、以下位まで絞りたいなとは思ってます。

クレジットカード、減らそうと思っているけど、思ったほど減らせてないんですよね…

思い切ってどこかで片さないと。

現代って、とにかくあれもこれもお得なサービスがあるので、意図的にどんどん捨てて(解約)していかないと、増える一方。物だけでなく、この手のものも適度な断捨離が必要ですね。

とにかく身軽に、60歳には蝶のように身軽になるぞー!

スピリチュアル系が苦手であろうと無かろうと、避けて通れない葬式問題等々。スピリチュアル系はなぁ…と思った方も、何となく気になったのであれば読んで損はないと思う本です。

この世じまいの“地図”を手にすればもう迷わない! あの世の歩き方/江原啓之
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↓親孝行話

45歳中年女性、ここから10年は親孝行キャンペーン期間
親孝行という言葉を急に意識し始める40代。私はここから10年は親孝行を特に意識した期間として過ごそうと決めて実践中。後で後悔しないように、自分の為にも。

↓クレジットカードを整理したい話

【クレジットカードを減らしたい】何枚にするのがベストなのか
気付いたら増えていたクレジットカード。断捨離するにも何枚が正解?悩ましい旅行系カードをどうするか、カード解約によるデメリットなど。

↓しんがり話

【自分が最後だったら】独身・甥姪なし、家のしんがり業務を考える
本家、土地あり、代々の墓ありの我が家。そして順当に行くと私が最後になりそう。始めることよりも終わらせることの方が大変。
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