フラミンゴの庭 MAYAです。
SOLGAARD(ソルガード)の時短スーツケースと言われているCarr-onで2つのホテルをハシゴしてきました。実際どの程度便利なのか、ホテルのクローゼットに吊ってみた感じ、使ってみて分かった気になる所、それを解消する追加購入すべき100円ショップグッズ(アルミツイストS字フック)などを紹介。2024年6月追記:HEROCLIPも超絶おすすめだ!
今回私が泊まったホテルはリッツカールトン日光のようなラグジュアリーな所ではなく、出張族の方もお世話になっているようなビジネスホテルですので、クローゼットの感じなど参考になるかと。
ソルガードスーツケース話で6記事書いておりますので、よろしければどうぞ。なお一番最後にリンク貼ってありますので、ここで飛ばなくて大丈夫です。
- クローゼットスーツケースが気になる① 気になり、わかる範囲で色々調べた記事
- 実店舗で実物を見てきた② デパートで実物チェックしてきた記事
- 個人輸入するにあたり調べまくったリサーチ編③ ソルガード検討してる人なら読んで欲しい記事
- こうやって個人輸入したよ!の実践編④ この記事読めば個人輸入できるレベルに書いてます
- 届いた製品を事細かにチェックしたレビュー⑤ 届いた実物で気になる点を全てチェック
- 実際にホテル2軒はしごする旅行で使ってみた話⑥←今ここ
本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。
クローゼットに吊るのが大変
一番最初に気になった点です。これ、自宅でスーツケースのハンドルに引っ掛けたりしてる時には気づかなかった。
この商品のコンセプトとして、クローゼットではなくスーツケースのハンドルに吊ることが売りだと思うので、私が感じたこの不満は王道ではないのかもしれませんが…とはいえ、私は旅先で衣類などはクローゼットあたりにまとめておきたいので、迷わずクローゼットに吊ってみた。
そして気付いた、クローゼットのバーって高い。
シェルフの上のフックを外し、クローゼットのバーに吊るそうと思ってもかなり大変(私は身長167cmと女性では高めな方)しかも取り外しする部分が後ろ側にある(※)ので、衣類が入って重いシェルフを引っ張り上げて暗めなクローゼットで四苦八苦(部屋の照明を自分の身体が遮ってしまうので暗くなる)
※取り外し部分が後ろにあるのは、スーツケースのハンドルに吊るには後ろ側にある方が操作性が良いからだと思うので、これも私の使い方が王道ではないせいかと思います。
とはいえ、小柄な女性はホテルでクローゼットに吊るすのは、かなり厳しいと思います。
ちなみに今回、ホテルでスーツケースのハンドルに吊って使うことは一度もありませんでした(実際にホテルのクローゼットに吊った際のサイズ感はこの後で紹介)
100円ショップのグッズで解決
これを解消してくれるグッズがこちら。私は100円ショップのワッツで購入しましたが、キャンドゥやダイソーでもありそう(実はキャンドゥで売ってるとネットで見かけて行ったらなくて、ダメもとでワッツに行ったらあった)
アルミ ツイストS字フック
こちらのいい所はこちら。
- 大きすぎない
- 本体が軽い(アルミ)
- 耐荷重量5kg
- 直径35mmまでのバーに対応
- クローゼット想定されているので口の開き、大きさが程よい
100円ショップに行くとプラスチック製の360度回転するタイプのS字フックもありますが、それらはかなり大きい(この商品の倍以上の大きさ)→後述するHEROCLIPが360度回転・静止荷重22kgと化け物である
小型のものもありますが、対荷重量が1kgとかなので厳しい(衣類は地味に重い)
旅行に持っていくのだから、小型で軽いのが一番。こちらはアルミで本体が非常に軽く、かつ対荷重量5kgまでなのが良い。それに見た目もシンプルで良し。
そして最後に大事なのが口の形。360度回転するS字フックは、口がすぼまっていてクローゼットなどのバーにかけようとすると入らない可能性があるので、口が大きなものとなると、S字フック自体も大きくなってしまう。
その点この商品はクローゼット想定されているので最初から結構口広め(35mmまでのバーに対応)逆に細いバーなどにかけるとちょっと斜めってしまうかもしれませんが、調べた所クローゼットのバーは一般的に25mmか32mmのようなのでジャストサイズ。
太さ30mm程の蚊取りラケットの持ち手に吊ってみるとこんな感じ。素晴らしい!
このフック、正直一家に一つあって困らない商品なので(本来はクローゼットでバッグやリュックなどをすっきりしまう為の商品)是非ともおすすめ。100円ショップってすぐに商品入れ替わってしまうので、もし見つけたら是非レジへ。
HEROCLIPがさらに優秀
2024年6月追記。上記でおすすめしてた百円ショップフックをどこかにやってしまったまま香港旅行へ出かけたのだが、代わりに持っていたHEROCLIPが超絶便利だったのでおすすめしたい。
香港のホテルのクローゼットは上記のホテルとは違って手前にバーが出ているタイプ。これだとさっきの100円ショップのだとシェルフ吊った時に横になってしまうのだが、首が360度回転するHEROCLIPであれば問題なし。見てくれ、こんな感じだ。
ちなみにこれはSmallサイズなのだが、それでも静止荷重が22kgと桁違い。これほんっと旅行に便利なのでとりあえず買ってスーツケースにいつも放り込んでおくといいよ(値段はするがその価値はある)
シェルフの使い勝手は最高
荷造りの段階から快適さを実感していたシェルフですが、実際の旅行でも快適さを発揮。
ビジネスホテルのクローゼットに設置してみる
実際にビジネスホテルと言われているホテルのクローゼットに吊ってみた感じはこう。ビジネスホテルのクローゼットだと、このシェルフで半分は占拠してしまう(それが嫌であれば、スーツケースのハンドルに吊れば良い)
こんな風に使ってみた
半分占拠されたとしてもそれ以上に快適なこのシェルフ。
私はホテルに着いたらシャツやパンツなど、翌日着る洋服だけハンガーにかけてシワ予防をし、他の衣類はそのまま。下着類はお風呂に入るときにシェルフから取り出すといった感じ。
真ん中のファスナー部分の2箇所を大物衣類入れに使用したのですが、途中から上の1つは着用済み洋服入れに。
もともとファスナー2ブロックにパンパンに詰めていった訳ではないので、明日着る洋服などを取り出すと1つが空く感じに。そこに着用済の衣類をポイポイ。
これまでは別に袋や仕分け袋などを使って使用済衣類を分別していたけど、このケースで完結してしまう。快適。
スーツケースに詰める
シェルフを下の方からスーツケースに入れればOK。
公式Youtube動画のようにスーツケースを立てた状態でしまうのは私は大変だったので、スーツケースは床に広げた状態で収納。
あのシェルフがこんな風に収まります。そしてシェルフの左側に見える黒のギンガムチェックは折り畳み傘です。こうして傘が入る位の余裕がサイドにあります。
シェルフがどの位出っ張るか問題
デパートで実物を見た時から気になっていた、シェルフが結構出っ張る問題。レビューでも書きましたが相手側のメッシュ部分に多少干渉します。
これがシェルフ(下側)を収納した状態のスーツケース。結構上蓋が開いてますが、上からグッと押さえつけて閉めます。
シェルフの骨組みが曲がってしまうのでは?と不安になりますが、大丈夫です。
ただ、レビュー記事でも書いた通り反対側には壊れ物や傷つきやすいものを入れるのは避けたほうが良さそう。あと、反対側にパンパンに荷物を詰めると、閉めるの大変かもしれません(私はサンダルくらいしか入れていません)
キャスター・ハンドルなども良い
そして、家でゴロゴロ引いただけではわからないのがキャスターやハンドル。これまでリモワやノースフェイス、エースなど色々使ってきましたが、このスーツケースはどうか。
キャスター、ハンドル共に問題なし。
問題なしというのは、気になるところがなかったということ。これが一番最高。
ストレスにならなかった=気になることがなかった=良い
これは健康と同じ。怪我をしてみて改める感じる有難さみたいな。
よくハンドルでありがちなのが、一番長くするのは問題なくても、短めにする時にすんなり固定されないこと。
一旦一番長くして、そこから縮めないと短い方で固定されない(されにくい)ハンドルとか、過去にありました。これって結構ストレスなんですが、このスーツケースは大丈夫でした。短め・長めの時の長さも良し。
4輪でストッパーがない問題ですが、モノレールや電車の中では横に倒していました(もちろん倒して置けるようにスタンドが付いてます)これで問題なし。
使う前のレビュー記事でも買って正解と書きましたが、実際に使ってみても買って良かったと思えるスーツケースです。
検討されている方、おすすめです。楽天ユーザーなら迷わず楽天で購入がいいと思います(公式ショップが楽天に出店しているので)
後日与論島に旅行に行った際、部屋にいわゆるクローゼット部分がなくて、このスーツケースが大活躍でした。
ソルガードのスーツケースの話
与論島ビレッジでこのスーツケースが大活躍
これまでのスーツケース遍歴
リッツカールトン日光に高齢親と無料宿泊した話