フラミンゴの庭 MAYAです。
3年前にソルガードのスーツケース、機内持込サイズを個人輸入したのだが今回はその上のサイズであるTRUNK-CLOSET(M)の日本未展開色が欲しくてまた個人輸入した。円安の今は日本正規店で買うより2.5万も高くついたので私のようにカラーにこだわりがない場合以外は全くもってオススメしないのだが、アメリカ直輸入ということで2024年11月現在最新モデルと思われるので紹介したい。
ちなみにソルガードはマイナーアップデートをちょこちょこやっているようで、買うタイミグで微妙な仕様の差がある。現在国内正規で流通しているものも少し前に仕入れたものだと思うので、これから私が紹介するものとちょっと違うかもしれん。まぁ劇的な差はないので国内版買っても問題ないよ!っていうか金額的には断然国内で買ったほうが良い。
ソルガードの基本部分レビューは機内持込版でたっぷりやっている(以下リンク⑤)のでお初でこちらに辿りついた方は先にそちらの記事を読んでいただけるとより理解が深まると思う。
こちらではCarry-On(機内持込サイズ・39L)とTRUNK-M(中型・60L)の比較なんかもしながらアップデートされた部分などレビューしていきたいと思う。3年前はソルガードの情報が少なくて気づいたことを片っ端から記事にしているので一番最後にまとめてリンクを貼っておきますが、その中から購入を検討されている方におすすめの記事を以下に抜粋してリンク張っておきます(★が特におすすめ。別タブで開きます)
- 個人輸入するにあたり調べまくったリサーチ編③ 本国と日本の比較など。国内で購入することしか考えていない人はスキップでよい
- 届いた製品を事細かにチェックしたレビュー⑤ ★機内持込サイズの詳細レビュー
- 実際にホテル2軒はしごする旅行で使ってみた話⑥ ★国内旅行で使った感想
- 3年後の2024年、大きいサイズを買い足した話 ★あえてソルガードで大きいサイズを買い足した理由
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
Carry-Onとの大きさ比較
さくっと機内持込サイズ(Carry-On)と今回のTrunk(M)の大きさ比較。容量は39Lと60Lなので1.5倍なのだが見た目は大人と子供位の差がある。
ただ、シェルフはぱっと見1.5倍までは大きくなっていない印象。
入れ子にできるか問題
なお、Trunk(M)にCarry-Onを入れ子にすることはできませんが、Trunk(L)にはTrunk(M)/Carry-Onを入れ子にすることはできる模様(以下公式動画参照)
字幕の補足。Can nest any single Solgaard luggage(Including Checl-In M, Carry-On M or L)と書かれているが、日本版では商品名をちょっと変更して展開しているので??となる人もいるであろう。個人輸入の記事で細かく書いているので詳細気になるかたはこちらの記事を見て欲しい(記事③)のだが、さくっと説明するとこうだ。
- 日本展開名のCarry-On Closetは本国ではCarry-On Original Mである(Lは日本未展開)
- 日本展開名のTrunk-Closet(M/L)は本国ではCheck-In Original(M/L)である(呼び名が違う)
本国ではいろんなサイズのスーツケースをここ数年で新展開しているので、元祖のこの仕様のスーツケースにはOriginalとついているのだが、字幕上はOriginalは割愛されていると思われる。ま、とりあえず日本でいうTrunk(L)にはTrunk(M)もCarru-Onも入るってことですね。
ソルガードのデメリット(人による)
さて次。レビューでありがちなメリットデメリットだが、正直私としてはデメリットはない。でもそれだと面白くないので人によってはデメリットかも、ということを書くとこれである。
- シェルフの分重くなる
- シェルフの分荷物が入らない
シェルフはきちんと骨組みが入っており作りも貧弱ではないので、当然多少重さがある(約500g)そして作りがしっかりしているが故に巷にあふれている超軽量薄型パッキング用品と比べれば、そりゃ場所はとる。
早い話がとにかく1gでも荷物を軽くしたい・1mmでも多く荷物を入れたい人は回れ右である。
ただここで一つ書いておきたいのだが、このシェルフは預け入れの場合”収納が簡単”以外の効果があるように私は思っている。それはずばりスーツケースに穴が空きにくそう(そもそもソルガードは10年保証もうたっているので安いスーツケースよりは十分頑丈であるという前提で、だ)
は?意味わからんと思われるかもしれんが、海外ではスーツケースはぶん投げられる。当たり所が悪ければ穴が空く。スーツケースに隙間(スカスカ)部分があればあるほど穴は空きやすい。
想像してみて欲しいのだが、中身のつまった段ボールを叩いても凹むだけだけど、中身のない段ボールを叩いたらぼこっと穴が空く。そういうことである。
ソルガードは満杯に荷物をつめていなくても、シェルフの骨組みが背骨のようにスーツケースの強度につながるのではないかと個人的に思っている(検証した訳ではないが物理的にそうかなと)
以上、デメリットでした!続いて良いところとアップデートされたこといくよー。
シェルフが更にアップデート
ソルガードに興味を持った方のほとんどはシェルフでぱぱっと荷造りできる所に惹かれてだと思う。これはね、使ってみてもらったら分かるけどほんとオススメ。
過去のレビューなどにも書いているけれども、荷造りって準備始めて出発まで部屋の一部がカオスになるでしょ?結局出発直前まで完成しないパッキング類がスーツケースと共に鎮座し、いざ詰めようと思ったらパツパツで入らなかったり。
だけどこのソルガードのシェルフは部屋の片隅に吊っておいて、準備できたものからポンポンいれておく。で、出発当日ぎゅーっとしてバサッと入れれば荷造り完成。ホテルについたらシェルフをホテルのクローゼットに引っ掛ければいっちょ上がり。
ちなみに帰ってきてからの荷ほどきもこのシェルフ超便利。私の場合だが、家についたらスーツケースを玄関でがばっとあけてシェルフだけ持って洗濯機エリアまで移動(お土産とか重たいものは一旦そのへんによけとく)
シェルフからぽんぽん洗濯機に放り込みスイッチオン!ってな感じ。洗濯ネットを一緒に持って行って、こまごました下着とかは着終わったあとネットに入れて持ち帰ると、そのまま洗濯機に放り込めて超らくちんだよ。
デッドスペース回避
そんな便利シェルフがしれーっと改良アップデートされていた!手元に届いて確認するまで全然知らなかったんだけど、この後ろ姿見て。左が3年前に買った機内持込サイズのシェルフで、右が今回買ったTrunkのもの。Trunkの方はセパレートになっているんだけどその点ではなく、なんかフォルムが違うでしょ?左が直線的なのに対して右はこう、カーブがある。
そう、このカーブこそが超アップデートなのだ!Trunkの方は真ん中が凹む形になってるのである。
これはどうしてかというと、ソルガードのシェルフを詰める側はキャリーバー側となっていて、どうしてもスーツケースにバーの凹凸ができる。今までのシェルフは直線なので、どうしてもキャリーバーとぶつかってデッドスペースが出来ていた(私はそのデッドスペースに本とか入れたりもしてたが)
それが今回のアップデートしたものだとバーと凹凸がハマってデッドスペース改善!▼
いやーこれ全然気づかなかった(多分気づいてる人少ないと思う)とはいえ、この微妙な大きさの分シェルフが大きくなったからといって劇的に容量が変わるわけではないと思うが、日々改良されているということである。
留め具の位置も変わってた!
ちなみにおお!と思ったのはもう一つあって、シェルフの留め具が奥側から手前側に変更になってたー!
これは改良されて時間が経過してるかもしれないので国内流通版もそうなってるかもだけど、少なくとも3年前私が買ったものは後ろにフックがあって、直接ホテルのクローゼットに吊ろうとするとめっちゃ大変!って記事にも書いていたのだが、手前側に改良されてたー!ブラボーアップデートの鬼!
ソルガードとセットで持っておきたいグッズ
クローゼットがないようなホテルではスーツケースの持ち手にひっかけて使うのがいいと思うが、クローゼットがある場合はそっちに引っ掛けた方が安定感あるしいいと思う。で、その時に超絶便利なのでソルガード民にはぜひとも一つ持っていておいてほしいのがこちら。首が360度回転するうえにSmallサイズで静止荷重22kgという桁違いの便利フックHEROCLIP(ヒーロークリップ)だ!
実はこちら、先端はすべり止めのグリップがついていてバーにひっかけるだけでなくテーブルとかにひっかけて一時的な荷物置きとかにもつかえるのだ!100均とかで耐荷重が1kgしかないようなどうでもいいフックを海外旅行用に買う位なら、それよりは値段するけどこのクリップを持っておいたほうが海外旅行だけでなく日常でも使えて便利だよ!
本体全般のアップデート
バーのグリップが変わったよ
そして、この変更キター!と思ったのがバーのグリップ部分の形状の変更だ。写真を見てもらえば一目瞭然だが、以前は曲線的だったのがパキっと直線になりましたー!こっちのほうがカッコいいし握りやすさも問題ない。あと持ち手にシェルフを吊ることを考えると新しいバーの直線の方がより安定すると思う。ナイス!
シューズポケットがアップデート
日本正規店の画像でも確認できるシューズポケット。3年前のモデルにはついてなかったがその後搭載された仕様のようですが、さらにアップデートされてました!国内正規の画像をみるとメッシュなのですが、ソルガード布(っていうの?)になってましたー。ほらこんな感じでJALのプレエコでもらったふかふかスリッパ入れてみた。
海外だとお風呂場びちゃびちゃ対策に100円ショップで300円位で売られてる適当なビーサンみたいなの持っていったりするし、使う使わないにしろこういうサイドポケット搭載は嬉しい。SOLGAARDのアップデートえぐい。
Trunk(M)だと蓋までいかない
深さがある仕様なので7:3位な感じで片側が蓋っぽくなるかなと思ってたのですが、Trunk(M)に関しては5:4って感じ。これがTrunk(L)になると俄然蓋感が増してくるので7:3風になる。
容量はどの程度か
すまん、まだこちらに荷物を詰めていないのだが現時点で私が想像している容量はこんなイメージである。
持ち物って人によって必要量が全然違うので一概に言えないのだが、平均して海外旅行4泊~7泊で機内持込サイズいっぱい位の荷物になるように思う(毎日全部違うコーディネートして、靴も3.4足持って行って、みたいな人はそれじゃ足りないが)
そうすると機内持込サイズだとお土産とかモリモリ入れるには厳しいけど、TRUNKだと容量アップした分がそういったものに回せそう。TURNK(M)が60L、機内持込のCarry-Onが39Lだからその差は21L。まぁ大体20L位余裕が出るだろうってことだ。
個人的に海外旅行は期間が延びるほど現地で洗濯したり、着た洋服を捨てたりと持ち物を減らす人が一般的だと思うので、正直4泊位を超えるあたりから荷物量って劇的には増えないんじゃないかと思っている(季節や行く場所にもよるけど)体調管理用に日本食を隙間に詰めていくとしても、現地で食べれば減っていくわけだし。
先日、香港に3泊4日で行ったのだが、基本的な荷物は機内持込サイズで全く問題なかったが、現地で買ったハンドクリームとか歯磨き粉とかちょこちょこしたグッズで帰りパンパンになってしまった(買ったものはこちら↓)
Carry-On(機内持込)ではなんとか無理やり閉めて持って帰ってきたのだが、こういったものが余裕を持って入れられるかな、と思っている次第だ。
今だと割高なのに個人輸入した理由
最初にも書いているが円安の今、日本で買うより2.5万も高くなり、まったく個人輸入はおすすめできないのだが、そこまでしても私が日本未展開のこのグリーン(正確には:Ibiza Jade in the Shade)にこだわった理由はこれだ。
上に板置いてサブテーブルのように使うためだ!
スーツケースって使わないとき邪魔でしょ?このスーツケースを買おうか迷っていた時、デスクの脇とかソファに座った時にちょうどいい高さの小さいサイドテーブルみたいなのあったらいいなぁと思ったのですよ。
そこで閃いた。ソルガードをテーブルにすりゃいいじゃん、普段使わないんだから。しかもキャスターもついてるから移動も楽々。
そうなると部屋のインテリアの邪魔をしてはいけない。この離れの部屋を作りこむときにテーマカラーを決めて家具類もあつらえたので、そこに寄せていかないと浮いてしまう=濃いグリーンである必要があったのだ。
- 濃いグリーン(家具類)
- 木類は濃いめの色
- グレー(壁・オスモカラー仕上げ)
普通の薄べったいスーツケースじゃテーブルに向かないんだけど、このTrunkって奥行きがある形だから安定感もあるし座った時にちょうどいい高さなんですよ。
ということで普段はテーブルとして活躍しているのであった。
ということで、来年一週間ほど海外旅行に行く予定なので実際にスーツケースとしてTrunk(M)を使ってみた感想はまたその時に書きたいと思う。
↓今回私が買ったサイズ
↓機内持込サイズ(Carry-On)
↓海外旅行では持ってて損はないヒーロークリップ
↓ソルガード過去記事(おすすめ)
- 個人輸入するにあたり調べまくったリサーチ編③ 本国と日本の違いなど
- 届いた製品を事細かにチェックしたレビュー⑤ いわゆる開封動画的な
- 実際にホテル2軒はしごする旅行で使ってみた話⑥ 使ってみたリアル
- 3年後の2024年、大きいサイズを買い足した話⑦ なぜまたソルガードを選んだか
↓ソルガード過去記事(必要なければ読まなくても大丈夫)
- クローゼットスーツケースが気になる① ソルガードの情報がほぼなかった頃の記事
- 実店舗で実物を見てきた② デパートで実物チェックしてきた記事
- こうやって個人輸入したよ!の実践編④ 個人輸入検討してる人向け