フラミンゴの庭 MAYAです。
現在はスーツケースを一つも持っておらず、SOLGAARD(ソルガード)の時短スーツケースを検討している最中ですが、20代から色々なスーツケースを使ってきました。
それらがどんな使い勝手で、どんな理由で手放したのか。
途中、スーツケースからリュックに移行した時期があったので、その時に購入したリュックも紹介。古いものは商品情報がないので、似たような商品の画像を掲載しながら紹介したいと思います。
なお、私は出張族という訳ではないので、単に旅行での使い方です。
本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。
エルエルビーン/L.L.Bean
ソフトタイプ、2輪、片開き
人生初のスーツケースはL.L.Beanでした。当時L.L.Beanにハマっていたこともあり、カタログを見てオーダーしたもの。20年以上前のものなのでネット検索したものの、画像は見つけられず。基本スタイルが似ている別商品で紹介。
ん?これって…と思った方、そうです。ドラマ「SPEC」で戸田恵梨香さんが使っていたキャリーの2輪版です(ドラマ内では4輪の方を使用)
外側にポケットがあり、片開き。ソフトタイプは片開きがほとんどですが、これはこれで非常に便利。ホテルの部屋などが狭い場合、センターからバックリ開くハードタイプは結構困る事がある。
主に国内旅行に使用していたのでサイズ的にも問題なく、気に入っていたのですが、ある旅行の時、駅からホテルまで向かう間に強い雨に降られた。当然、スーツケースにカバーなんてかけておらず、濡れてゆく。
鞄の中まで濡れる事はなかったけれど、その時こう思った「ハードタイプなら雨でもカバーが要らないし、宅配便で送る時にもビニールのカバー要らないんじゃない?」
これまでは、宅配便で送る時はビニールを購入してそれで包んでもらって送っていたけど、それも不要になるのでは?という思いもあり。
あと、もう少し容量があるのが欲しくなって、次のRIMOWAへとバトンが渡される。
リモワ サルサ/RIMOWA SALSA
ハードタイプ、4輪、TSAロック付き、センター開き
- H58cmxW40cmxD25cm
- 容量:51L 重量:3.4kg
2007年に購入。51リットルは現在は展開のないサイズのようですが2-3泊位想定のサイズです。L.L.Beanで感じたソフトタイプの不満を払拭すべくハードタイプです。ポリカーボネイトで超軽量、とにかくドシンプルで今見ても好み。当時はオーダーした枕を使い初めた頃で旅先にも枕を持参。リモワも半分側は枕。
デザイン良し、性能良しのスーツケースでしたが、微妙に機内持ち込みはできないサイズなので、基本預けるか、宅配便で事前送付・事後送付。
約10年ほど使用しましたがどこも故障はなし。使用頻度はトータルをならすと年2-3回(国内)
基本は事前に宅配便でホテルへ向けて発送、帰りはホテルから自宅へ発送という風に、持ち歩きはあまりしていません(邪魔なので)その間、カバーをつけた事は一度もなく、せっかくのハードタイプなのだからと、剥き出しのままクロネコヤマトさんに運んでもらっていました。
不満点と言えば、ハードの宿命「真ん中からパッカーン」なので狭いホテルの部屋だとちょっと大変。
あと、新幹線移動などでスーツケース持参の場合、外側ポケットなどがないので、ちょっとしたものを入れておいたり、取り出せるようになっていないのが不便だなと感じたり(それをこのスーツケースに求めるか、という話は置いといて)
なんだかんだ言っても、これまでの人生で一番長い期間使ったのがこのリモワ。海外旅行に行くようにもなり、機内持ち込み出来ないサイズなのがネックで手放しましたが、買ったことは後悔のない、いいスーツケースです。
ちなみに中古買取してもらったのですが、私が購入した金額と買い取ってもらった金額の差は2万円程でした(びっくり)2万円で10年間使わせてもらえたと思うと感謝しかない。
無印良品 ジャバラポケット四輪キャリー
ソフトタイプ、4輪、片開き
国内の新幹線移動でスーツケースを持参した際に、ちょっとしたものが取り出しにくいというリモワの不満部分を払拭すべく、追加で無印良品のスーツケースを購入。利用交通機関や宿泊期間によってリモワと使い分け。
なんだか初代のL.L.Beanに戻った感じになりますが、違うのは4輪であること、外側ポケットがジャバラで色々収納でき、見やすいということ。
いいじゃない、いいじゃない…と最初は思ったのですがハードケースの発送時にカバー不要などに慣れてしまった私、なんだかんだであまり使わなくなり、さようなら。
アークテリクス マンティス26/ARC’TERYX MANTIS26
断捨離をして身軽になり、海外旅行にも無印良品のディバック一つで行くようになった私(ヨーロッパ3泊5日です)実際に無印のリュックで海外旅行に行ってみて思ったのが「仕切りがあるリュックの方がもっと使いやすい(荷物が整理しやすい)かもしれない」ということ。
無印のリュックはズドーンとしているので、いくらポーチなどを駆使しても重力で荷物が下に寄ってしまう。だとしたら、やはりそこそこ仕切りがあるリュックがいいのではないかと思い、調べまくって購入したのがアークテリクスのマンティス26。男女問わず日常使用している若者をよく見かけます。若者が背負っていると可愛い。
とりあえず国内旅行1泊2日にこのリュックで行ってみたのですが、仕分け機能がありすぎるのも、それはそれで面倒というのを痛感。
この辺は好みの問題になると思うのですが、確かにポケットが1個もないようなバッグは使いにくい。だけど、バッグ内が過剰に仕切られていると自由がなく、逆にストレスになる事を痛感。アークテリクスは考え抜かれたセパレートシステムなんだとは思うのですが、要するに、私の荷物仕分けとは合わなかった。
ズドーンとした無印のリュックにストレスを感じていたくせに、マンティス26を使った後は「無印のあのリュックの方がいいや」と思ったという皮肉な事実(なんだかんだRIMOWAを長く使ったのは、ただの箱だったからかも)
あと、女性には結構大きい(私は身長167と小柄ではありませんが、その私がそう感じた)
ちゃんとしたリュック(という言い方もあれですが)なのでフニャっとした作りではなく、しっかりしている。それゆえ荷物を入れて電車移動をする際、膝の上に置くと下1/4位が膝より先に出る感じ(感覚値です)リュックを立てて抱えて持つようにすることも難しいし、横にすると隣の人に邪魔になる。なんだかんだ、ちょっと微妙だな…というのも違和感の一つ。
ということで、国内旅行1回でサヨウナラしました。
あと、そこそこ容量が入る(入ってしまう)リュックは中年にとってきつい、というのも痛感。とにかく重いのが辛い。
エース デュペリー
ソフトタイプ、4輪、片開き
- H48xW31xD23
- 20L 重量2.6kg
言わずと知れた国内ブランド、エース(ACE)のスーツケースで、国内出張用レベルのサイズでキャスターロック付き。写真が見つけられなかったのですが、まぁ国内出張サラリーマンが引いている1泊2日のソフトタイプスーツケースと思ってもらえれば、大体あってます。
なので、成田行きのリムジンバス乗り場で預けた際は、大人のスーツケースの中に子供が形だけ持たせてもらってるスーツケースが紛れてるかと、自分で思った。
重いリュックには懲りた中年、だけど荷物は最小限にしたい(機内持ち込みは最低条件)という思いで購入したこちら。うん、わかってましたが、小さかった。
ラスベガスに行った時、アンテロープキャニオンツアーも組み込んでいたので、それ用のブーツをスーツケースに入れようとしたらブーツだけで半分占拠されてしまうという事実に驚愕。
↓このブーツが大活躍。砂漠ですから。
結局ブーツをスーツケースに入れるのは諦め、履いていくという作戦にしてなんとかやり過ごしましたが(ハワイ経由便で、乗換時間にホノルル散策。ハワイにブーツってどうするんだよ、って話ですが、それは履き替えたりしてどうにかしました)やっぱり「ちょっと小さすぎるな」というのが結論。海外旅行で2回使用した後に、さようなら。
3月のラスベガスに向かうのに、常夏のハワイ経由(プチ観光つき)色々試行錯誤したので、そのうち記事にしたいと思います。需要ないかもですが自分の記録として。
ノースフェイス シャトルローラー/THE NORTH FACE Shuttle Roller
ソフトタイプ、2輪、片開き
H50×W36×D20cm 重量3.6kg
手元にスーツケースが1個もない状態で、海外に行かなくてはいけない案件が発生。現地で多少の買い物をすることが目的だった為、多少荷物を持ち帰れるサイズのスーツケースを用意せねば、ということで購入したのがこちら。
なに?またソフトタイプでちょっと容量大きくなっただけじゃないの?と思われそうですが、その通りなので何も言えません。
とにかく、機内持ち込みできるサイズというのが私の中の最低条件だったので、それを基準に調べてこちらに。4輪であればストッパー付きが欲しかったのですが、こちらは2輪。2輪なら車内ですすーっと滑って行ってしまうこともないからいいだろう、ということで一番最初に購入したL.L.Bean以来の2輪。
実はこのスーツケース、スパイクリー監督とのコラボで素敵なチェック柄が展開されており、今回の旅行が発生する前から「これ、かわいいなぁ」なんて思っていた。そんな所に海外旅行が入ってきたので、色々調べてこのスーツケースが良さそうだったので購入。
デザインなどは本当に可愛いし、お気に入りだったのですが、やっぱり2輪は使いにくい。
どれだけ見た目が良くても、使いにくい鞄は使わなくなる。それはスーツケースも同じこと。
ということで、その旅行が終わった後にこちらもさようなら。
そしてコロナ禍になり、海外旅行にも行けず、スーツケースを新調するタイミングも逃したまま今に至る。現在の第一候補はソルガードの時短スーツケースですが、今すぐ旅行に行く予定がないので購入に踏み切れずにいる。
あと、本国では限定ですが色々なカラバリがあり(ミントやオレンジなど)日本展開のカラーにときめくものがないので、最終的にポチッとできない部分もある。色って大事ですよね。
↓重さは中年にとって敵、眉間の開く睡眠の為のオーダー枕、アンテロープキャニオンツアーに一人で行ってみたあれこれなど
↓ソルガードのスーツケースを個人輸入しました!