おはようございます、フラミンゴの庭 MAYAです。
ここ10年で色々なヘアブラシや櫛を使ってきたので古い順に紹介。
湯シャン・肌断食を始めた時期なども合わせて書いていきますので、参考になれば。
本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。
10年前:ブラシ界のロールスロイス メイソンピアソン
ヘアブラシ界のロールスロイスと言われるメイソンピアソン。いまでは2万円を超えるものもある、高級ヘアブラシ。
イギリス製の伝統ある猪毛ブラシで、ブラシの記事でこちらにたどりついた方がいたとしたら、多くの方が知っているブラシかと。
こちらを2種類使用していました。
1本目:ハンディブリッスル
最初に購入したのは、色々な種類のあるメイソンピアソンの中で、とりあえず最初の1本はこれと言われるハンディブリッスル(クリーニングブラシ付き)いまでは2万超えですが10年前に私が買った時は、確か1万数千円だったかと。
これを購入した頃、仕事で1日三角巾をつけていた。
流石に三角巾を1日つけていると、仕事おわりには髪の毛がペターっとしてしまい、櫛を通しても戻らない(当時の私はショートボブのセンター分け)気分、下がる。
そんな日々を過ごしていたのですが、こちらのブラシを購入し、朝ブラッシングしてから仕事へ。仕事終わりに三角巾を取ってサッと手持ちの櫛を通したら、フワーッと髪が戻った(メイソンピアソンは大きいので持ち歩いていない)
なにこれ、メイソンピアソンすごすぎない?
その後周りの人にも勧めまくり、実際に購入した人もあり(毎朝頭が爆発する癖毛の旦那さんの髪が、爆発していなかったという報告なども)
ただ、髪の毛の多い私にはこのブラシは物足りなかった。
地肌までしっかり届かない。
髪をブロッキングしてブラシすれば地肌まで気持ちよく届くけど、普通にブラシすると物足りない。ショートボブだったから?と思う人もいるかと思いますが、その後、ベリーショートにしても物足りなかったので、髪の毛が多い人には物足りない可能性あり。
2本目:ポケットエクストラブリッスル
その名の通り1本目のハンディプリッスルよりも小ぶりで、猪毛が硬め。
クリーニングブラシはハンディブリッスルで持っているから不要、硬めで持ち運びしやすいサイズを求めてこちらを追加購入(この製品にはクリーニングブラシがついていない)
こちらだと毛量の多い私でも地肌まで届く。それに一回り小ぶりになったことで扱いやすく、ブラッシングしやすい(1本目は母に譲りました)
その後、頭皮の理由で使わない時期に突入しますが(後述します)それまでは気持ちよく使っていました。
ただ、10年ほど経ったら経年劣化か、ブラシがポロポロ抜けてしまい使い物にならなくなり処分しました。ハンディブリッスルはまだ大丈夫なので、個体差かもしれません。
8年前:日本人ならこれ つげ櫛
メイソンピアソンを持ってはいるけど、持ち歩き向きではない(ヘアブラシは嵩張る)
やはり、ブラシではなく、櫛が欲しい。
そうだ、日本人ならつげ櫛でしょ。
つげ櫛で検索すると、色々な老舗なお店がヒットする。よのや櫛舗(浅草)、十三や(京都)、かづら清老舗(京都)、辻忠商店(大阪)、さつまつげ櫛 喜多(鹿児島)など。
色んなお店のサイトや口コミを見て、私が購入したのは櫛留商店(名古屋)
デパートに催事に出店されており、そちらで購入。
その時は店主の方が催事に来られていたのですが、私の髪の量などを見て、このあたりがおすすめだと思いますよとアドバイスを。
髪のボリュームなどによって、合う櫛の目の荒さなどが違うので、そのあたりも的確なアドバイスをいただけてありがたい。
そして同じ大きさの櫛でも微妙に形や厚みが違う。いくつか出してくださり、自分の手にしっくりくるものを選んでください、と選ばせてもらえた。
これが不思議と、ちょっとの差なのに違う。握ってみて・とかしてみて、これ!という1本を購入。
すす櫛という、いぶし乾燥をそのまま生かした厚みのある櫛で、握りやすく、鼻に近づけるといぶしのスモーキーな良い香りがする(8年ほど経ちますが、まだ香ります)確かお値段は2万円半ば位だった記憶。
高い!と思う方もいると思いますが、つげ櫛はお手入れしながら使えばずっと使えますし(そんなに大層なお手入れでもない)職人技、素材など色々考えると妥当かなと。
つげ櫛(風)の量産品もそこら中で売っていますが、職人さんが作った櫛は比べてみたら全然違う。2年に1回1980円位のブラシを買い換えるくらいなら、これ1本買って長く使う方が満足度が高いかと。
つげ櫛のいいところは、とにかく持ち運びしやすい。私は化粧ポーチにいつも入れています。
そして心地よく頭皮にあたる。ブラシと櫛の違いだとは思いますが、メイソンピアソンのブラシよりも、確実に気持ちよく頭皮に当たります。
こちらは今なお、現役で使用しています。
なお、櫛の間に汚れがつくのですが、そちらを落とすクリーニング用品(糸を束ねたもの)も一緒にいただきました。
手に取るだけで気持ちが上がるし、仕事の合間にトイレでつげ櫛でブラッシングすると、頭皮も気持ちいいし、リラックス&リフレッシュできます。
持病の頭皮トラブルでブラシから遠のく
つげ櫛を買ってから数ヶ月したあたりで、持病のアトピー性皮膚炎が悪化して頭皮にトラブルが。
これはブラシや櫛が原因ではありません、あくまで持病の悪化。
簡単にいうと、頭皮がフケのようにポロポロが剥がれ落ちる状態です。他人からは実際フケのように見えるので、色の濃い服を着ることができないし、常に肩に頭皮のクズが落ちていないか気にするという、神経質な毎日を過ごすことに(ヒャダインさんも同じ症状があったというのを、どこかの記事で見た)
頭皮が過剰なターンオーバーなので(毎日過剰に剥がれ落ちてる)常に炎症している状態。ブラシで頭皮をブラッシング〜なんて言っていられない。
ここから改善するまで7年程かかり、頭皮暗黒時代に突入。
これまでは、頭皮は顔と繋がっているからブラッシング大事!なんて声高らかに思っていましたが、今はそれどころじゃない。頭皮の炎症を抑えるのが最重要。
炎症している頭皮をゴリゴリブラッシングするなんて、拷問(下手すりゃ流血)
そういう状態なので、メイソンピアソンを使う機会はめっきり減り、頭皮の炎症をどうにか改善するために、肌断食・湯シャンへとシフトしていきます(これが5年前)
正直、炎症している頭皮に猪毛(メイソンピアソン)のブラシは厳しく、つげ櫛の方があたりがソフト。それゆえ、湯シャンに必須と言われている入浴前のブラッシングはつげ櫛で行うように(湯シャンでは猪毛のブラシが推奨されているけど、私には厳しかった)
ただ、頭皮痛いし、毎日100回ブラッシングとか無理で、サボりがちになったのはいうまでもありません…。
今年:性能&コスパ良し 無印良品
お金も時間もかけ、色んな治療法を試して、なんとか毎日フケの心配をしなくてもよくなるまで改善したここ1-2年(完治はしていません)
改めて、ブラッシングをしたいなと思ったものの、私の中でメイソンピアソンはすでに対象外(2本目はダメになっているし、1本目は頭皮に届かない)
もちろんつげ櫛もいいのですが、久しぶりに櫛ではなくブラシで髪をブラッシングしたい。
そんな中、何気なくぶらついた無印で見かけたブラシを試してみたら、すごくいい。それがこちら。
ブナ材ヘアブラシ
倍の幅のブナ材頭皮ケアブラシ、というのがあるのですが、両方試してみた結果、小ぶりなこちらの方が扱いやすく、とかしやすかった(大きければいいってものでもない)
髪の量が多い私でも、しっかり頭皮まで到達し、気持ちよくブラッシングできる。
ブラシ部分はナイロン製なので、湯シャンの王道を行く人からしたら邪道と言われそうですが、私としてはメイソンピアソンよりも、梳かし心地はいい。しかも握りやすい。
いいの?690円で、と思ってしまう。
無印にサンプルが置いてあると思うので、よろしければ店頭で試してみてください。
湯シャン必須のブラッシングをおろそかにしていた
頭皮の炎症で、本来湯シャンに必須である入浴前のしっかりとしたブラッシング。そちらが疎かになっていたことに、つい最近気づきました(先週あたり)
入浴前に無印のブラシで50回ほどブラッシングし(色んな方面では100回と言われてますが)湯シャンするようになったら、やっぱり違う。
なんでしょう、これまでなんとなく髪に残っていた蓄積した汚れ(?)みたいなものがなくなり、サラッとしてる。
ヴェレダのヘアクリームを最近使っているのですが、ちゃんとブラッシングしてから湯シャンするようになったら、ヴェレダの髪残りも気にならなくなった。
そもそも私のブラッシングがまずかったのか。ヴェレダのせいじゃなかった。ごめん、ヴェレダ。
ロールスロイス(メイソンピアソン)も試しましたが、今は庶民派の無印良品のブラシでブラッシングし、持ち歩き用につげ櫛を化粧ポーチに入れています。
本日もお読みいただき有難うございました。
ヘアブラシは、どれだけ口コミが良くても合うか合わないかは自分次第。メイソンピアソン、今は使っていませんが優良ブラシなのは間違い無いので、興味はある方は是非。
↓湯シャンの私が選んだ整髪料の話
↓肌断食やグレイヘアの話