おはようございます、MAYAです。
洋服を制服化しており、平均的な人よりは所有している服の数が少ないであろう私ですが、制服化以前に、もっと洋服が必要ない時期がありました。
それは、無職時期。
私はかつて、無職(職探し)中だった期間があるのですが、その当時は本当にシャツ2枚・パンツ2枚・靴下2枚で十分。
よほどの梅雨時など乾かない時期は別ですが、2セットあれば回る。
というかそれ以上あっても日常生活には必要ない。
スーパーや病院、近場のカフェに入れるくらいの服装であれば、出かけるから着替えなきゃ、なんて事もない。
洗濯してるか、着てるかのどっちかなので、タンスも侵蝕しない。明日着る服一式と畳んでおけばいい(しまってもすぐ出すのだから)
当時はミニマリストなんて言葉もまだなく、単にそれが便利でそうしていただけ。
ただし、断捨離前なのできていない洋服はタンスにいっぱいありました。
今、この本を読んでいるのですが(まだ通読中)ふとそんな時の事を思ってしまったのです。
本当にそれ必要?
自分が必要経費だと思っているソレ、仕事をしていなかったら必要ですか?
- 仕事用のヒールやストッキング
- 仕事用のシャツや通勤用カバン
- 見られて恥ずかしくないちょっといいボールペン
- 始業前に飲むコンビニのコーヒー
- 整髪剤
こういうのって、仕事していると当たり前の必要経費として「これだけの金額が必要だ」と思ってしまうのですが(私も然り)はて、本当に必要?
仕事している限り必要だよ!という声がありそう。確かにそう。
では転職活動や職探しをする時に、年収だけでなく、それに付随する細かな費用を支出として引いたら、その仕事の実質年収はいくら?
本当の時給とは
本の中ではもっと細かく書かれているのですが、簡単に抜粋。1ヶ月の収支で計算します。
大前提として、自分の時間(生命エネルギー)を切り売りしてお金を稼いでいるので、お金・時間という2つのカウントで計算します。
- 仮に月収20万、月間労働時間160時間(1日8時間・20日稼働)
- 上記だと 時給1250円
ここに、仕事関連で使っている時間はプラス、仕事関係で使っているお金はマイナスしていきます。
仕事に付随する時間
まずは時間から。これは一見仕事に関係なさそうな、でも仕事をしていなかったら使っていない時間も記載。
本当に好きでやっていることはいいですが、それ以外の関係するものは抜き出す。
- 通勤時間 1日往復2時間×20日=40時間
- マッサージ 1時間(仕事で肩が凝る)
- 金曜日のカフェ 1時間(今週も仕事頑張ったご褒美)
- 通勤服の準備 3時間(アイロンかけたり、靴を磨いたり)
- お化粧のオン・オフ 1日30分×20日=10時間(朝のお化粧と帰ってきてからの落とす作業)
- 週末のリフレッシュ 12時間×2日=24時間(ストレス発散で日帰りなどで出かける場合)
→仕事に付随する時間=55時間
仕事に付随するお金
次はかかった費用
- 駐輪場代 3,000円
- マッサージ 3,000円(PC作業してなければ肩凝らない)
- 金曜日のカフェ 1,000円(仕事のストレス発散)
- 通勤服の準備 300円(靴磨き用品や洗剤など)
- お化粧品代 2,000円
- 週末のリフレッシュ 5,000円×2日=10,000円
→仕事に付随するお金=19,300円
時間をプラス、お金をマイナスして計算した時給はこちら、
- 月収200,000円 -(仕事に付随するお金)19,300円=180,700円
- 労働時間160時間 +(仕事に付随する時間)55時間=215時間
- 180,700円÷215時間=840円
およよ?大学生のバイトの時給と変わらなくないか?
複雑になるので月収計算し税金は考慮していませんが税引後はもっと少ない(20万は手取りではありません、控除前金額です)
自分にとって何が大事か考えてみる
ちょっと待って。そうすると、駐輪場のある近場の職場で、服装とか問われない気楽な職業で時給1000円だったら、今の仕事よりいいってこと?
金額面でいけば、そうなる。
仕事には人間関係が大きいので、一概に金額だけとは言えませんが。
とはいえ、給料のいい会社で人間関係のしがらみがないとは考えにくいので(そういうところほど、出世競争や忖度、不毛な仕事などが多い可能性が高い)
私は、お昼ご飯に情熱をかけているので、仕事をしていようがしていまいが、美味しいものを食べたい(1日2食のため)
そのため、節約のためにお弁当を持っていこうとはならない。むしろ美味しくランチを食べるために働いているようなものなので、削れない。
こんな風に人によって譲れるもの、譲れないものがあると思うのですが、何となく絶対に必要と思っていたものが「もし仕事変えたらいらないんじゃ?」となる。
終身雇用を期待できない今、いつ転職する機会が来るか分からないので、こうして一度足元の洗い直しをしてみるのも良い。
なぜなら、リストラにあった時は衝撃が大きすぎて冷静にそんな計算できないので(私はリストラ経験者)
本日もお読みいただき有難うございました。
しかし時給計算すると、色々突きつけられますね。
私もあとで書き出してみようと思います。
↓ヒールなんてそもそも無理
↓もはやリストラ慣れなレベル(慣れないけど)