フラミンゴの庭 MAYAです。
現在45歳の私、絶賛親孝行キャンペーン中で先日も日帰りバスツアーに同行してきました。母のバスツアーに同行するのは2019年以来なので2年ぶり(コロナで小休止)
以前は年1-2回バスツアーで出かけていた母と今回バスツアーに行ってみて、もうバスツアーには参加しないだろうというのが決定的になった。
理由は大きくこちら。
- 皆のペースに合わせるのがしんどい
- 自由度がない
高齢でも参加しやすいバスツアーと思っていたけれど、どうやらバスツアーにもタイムリミットがあることが今回判明。
その理由の他、バスツアーでの感染拡大防止対策で起きる、ツアー行程への皺寄せなど。
本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。
ペースを合わせるのがしんどい
こちら2つの項目があります。1つ目はこちら。
脚力問題
バスツアーは集団行動で色々なものに参加しますが、歩くペースなどが他の人についていけなくなると厳しくなる。これは叔母(母の姉)も言っていたらしく、歩くのがついていけなくなったから、バスツアーなどに参加しなくなった、と言っていたとのこと。
観光バスは乗り降りの際のステップも、高齢になると一苦労。私世代ならポンポンと降りられるステップが、手すりに捕まってヨイショ、ヨイショとしないと登り降りできない。
そして母も、ちょっとキツくなってきた模様。
スケジュール問題
バスツアーに限らず日帰りツアーだと、途中数十分から1-2時間のフリープランがあったとしても、以下の項目は絶対に皆で合わせなくてはならない。
- スタート時間
- 回る場所
- 帰る時間
日帰りバスツアーですと大体2-3箇所回りますが、正直、本当に行きたいのはそのうち1箇所だったりする。そう、残りの箇所はオマケ(特に行きたいわけではない)
このオマケも含めて「そういうもの」として、日帰りツアーを粛々と遂行して帰ってくるには体力がいる。そう、ツアーって体力いるんですよ。
行きたかった場所は午前中で終了、だけど残り6時間の(半ばどうでもいい)行程もこなす。こんなこと、バスツアーではザラ。
年齢も好みも体調も違う一行が丸1日、団体行動をする。
つまり、それぞれがそれなりに我慢をしながら団体行動をする訳ですが、色々と我慢が効かなくなってくるのも高齢者。
トイレ問題(バスは一度乗ったら降りられないので、トイレの近い人は水分摂取に過剰に心配性になる)、帰りたい問題(当然疲れやすくなるので「もう帰りたい」という気持ちになる)など。
こういった我慢がしんどいお年頃になった母。
- ただ乗っていれば連れて行ってくれて楽チンなバス旅行ととるか
- 一度乗ったら下車できない半分以上の行程は軟禁な旅行ととるか
この分岐点に来たようです。
今後は私がフルカスタマイズ
私は自分で自由に動きたいのでツアーには参加しない派(国内外共に。ツアーに参加しないといけない場所などは別として)
かたや母は、自分でプランを立てたり、知らない土地に自分で行くのにものすごく抵抗があるタイプ(だからこれまでずっとツアーを利用している)
だったら私がフルカスタマイズして引率したらいいんじゃない?となりました。
母が行きたい場所があったら、その場所のリサーチや手配(私はこういうの大好物)当日の引率や運転などは全て私が行う。そう「オーダーメイド娘旅行会社」開設。
これであれば「ここでは1時間後に集合です」ということもなく、つまらなければさっさと切り上げることもできるし、逆にもっと見ていたければ見ていればいい。
途中で疲れたら行程キャンセルして帰宅することも可能。
コロナ禍におけるバス旅行の注意
コロナでバス内での飲食が禁止になっているツアーがほとんどだと思います。SA(サービスエリア)で買ったものをバス内で食べながら移動するとか、お家からちょっとした旅のお供などを持っていくことができない。
そして何より一番旅行に影響が出ていると思われるのが、食事をお弁当で済ませることができない、ということ。コロナ前のツアーでは、場合によってはお昼がお弁当で、それをバス内で食べながら次の場所に移動するという効率的に進むことができた。
だけどそれが出来ないとなると、お昼位の時間帯で高速降りるなりして、どこかのお店で食事の時間を取らなくてはいけない。これ、軽く1時間以上はロスするので、必然的にその後の行程が後ろにずれ込んで、解散時刻が遅くなったりする(お弁当なら18時解散できるものが、19時解散みたいな)
今回私たちが参加したツアーもまさにそうでした。お弁当だったら、あと1時間半は早く解散できただろうなぁ…という感じ。
もちろん、旅行会社も本当に色々苦労して企画を練られているのだとは思います。ですが、もしコロナ前の感覚でバスツアーに参加すると「あれ?」と思う部分もあるかもしれないので、行程表など、よく確認されることをおススメします。
これまで母に付き合って行ったバスツアーで、個人的にもう一回行ってみたいと思うのは武相荘(ぶあいそう)白洲次郎・正子のお宅です。
ツアーで行った際は併設されているレストランで食事できなかったので(時間の都合で)母と改めて訪れて、食事もしてみたい。
↓親孝行キャンペーン話
↓リッツカールトン日光に高齢親と無料宿泊した話