フラミンゴの庭 MAYAです。
あらすじ:3フライトしか使わないワンワールド世界一周券(ビジネスクラス)でボストン経由して目的地ロンドン・リッチモンドに滞在。いよいよ帰国の最終日。
いよいよ帰国日、夕方のJAL便で羽田に帰国である。荷造り、Uberでヒースロー空港まで移動、キャセイパシフィックラウンジでシャワー浴びてJALのA350-1000のビジネスクラスで羽田までを一気にまとめる。
本日のお品書き(UK時間:2025/3/20・木)
- 最後のキューガーデンズで寄付
- Uberでテスラが来た
- BAラウンジのスコーンがうまい
- キャセイラウンジでシャワー
- JAL最新型機A350-1000ビジネスクラス
- おまけ:ヒースロー空港間一髪
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
パッキングとチェックアウト
今日もキューガーデンズに繰り出すが、その前にチェックアウトするのでパッキングを行う。
あまり大したものは買っていないが、M&Sでスニーカーやハンドクリーム、地味にかさばるエコバッグなどを買ったので閉まるか不安だったが、ちゃんと入った。やはりこのサイズアップしたスーツケースにしてきて正解だった。


便利な100円ショップグッズ
後で持ってきて便利だったものでまとめた記事を書くつもりであるが、ちょこっと頭出しも兼ねてパッキングで便利だったものを紹介。
1つ目は、悪天候の時にもしかしたらあったら便利かもと思って持ってきたシューズカバー。
結局天気が良かったので使わなかったものの、M&Sでスニーカーを買ったのでそれを持ち帰る際にカバーとして役立った(滞在中に履いたので靴裏が汚れてる)

2つ目は折り畳めるボックス。昨年の香港旅行でボディクリームなどを持って帰る際、圧迫されて飛び出てしまう不安の経験から、その後100円ショップを回ってゲットしておいた品である。
今回はハンドクリームを買い込んだのでそれらを持ち帰るのに使用(念のためジップロックにも入れてる)

10時過ぎ、4日間お世話になった部屋に別れを告げ、一生懸命荷物をフロントまで降ろす(今回宿泊しているOrange Treeにエレベーターはない。ちなみにイギリスではエレベーターではなくリフトと言う)
チェックアウト後の荷物預かりでパニくる
えっちらおっちら荷物を運んで1F(イギリスではG)のフロントにつくが、フロントに人はいない。隣接しているパブの方を覗いたらレディが居たのでチェックアウトしたいんだけど?と言うと、OK! It’s very easy!と言われる。
?と思いながら部屋のカードキーを渡すと「これで完了よ!」っ言われる。じゃぁねーって感じでどこか行ってしまいそうなので、待って待って!荷物預かってほしいんだけど?と言うと「オッケー、その荷物ね、預かっとくわー」って感じで私のスーツケース類を持ってどこかに行こうとする(雑にあしらわれているのではなく、はーいやっとくねーって感じでサクサク進んでいるスピードに私がついていけていない)
えっと、ちょちょ、まって!ほら普通引換券とか、名前メモるとかあるじゃん?て言いたいんだけど咄嗟で英語が出てこず。
しばしあわあわしたのだが、ちょっと落ち着いてきた頭で冷静に考えると、部屋数がそんなにないホテルだから多分部屋番号を言えばピックアップできる的なやつか?と勝手に分析し、荷物よろしくーとホテルを後にする。
結果的に、後でホテルに戻り荷物預けてるんだけど、と言うとオッケー!部屋番号は?と聞かれたので、預ける時は特に何のメモもないが、部屋番号を伝えればピックアップできることをここに残しておく(部屋番号は忘れないようにね!)
今日も今日とてキューガーデンズに行き寄付(ドネーション)をしたり、途中の道中を満喫しながら3時間程過ごす。その後はJoJo’s Peri-Periに行き、締めのラストチキン食べ納めである。



Uber呼んだらテスラが来た
14時過ぎ、ホテルに戻り荷物をピックアップしたらヒースロー空港へ向かう。もちろんUber利用である。
ポチポチ手配をするとこのドライバーが向かっています、という画面に表示された車がテスラである。テスラ?マジで?Uberでテスラ、初なんだけど。
これは私の勝手な印象だが、Uberなどは副業というかちょっとお金が必要な人がやっている感じで、あまり高級車が来ることはない(ただし、場所にもよる。国やエリアによってはまぁまぁな車が来ることもある)
少なくとも私はテスラのUberは初である。車が来るまでの間、テスラってことはお金に困ってるわけじゃないけど車あるし、ちょっと暇つぶしとかにやってみっかー的なやつかな…と勝手に妄想。
そしてピッカピカの真っ黒なテスラが到着、しかもモデル3である(私はテスラに詳しくないが、この後調べることになる)
そして降りて来た人の服装が確実にいままでのドライバーと違う。パリッとしたシャツの上にセーター、スラックスである。完全に暇つぶしにUberって感じである(違うかもだが)
トランクを開けてくれるが、中にゴミ一つ落ちてない。後部座席に乗っても同じくで、超絶綺麗な車内である。
スタイリッシュさに翻弄される
いざシートベルトをしようとしたら、何度やってもカチってハマらない。何で?何で?とごそごそやっていると、運転席脇のモニタにシートベルト未着用のアラートが出たようでクルっと振り向かれて、そこじゃなくてもうちょい手前みたいに言われる。
え?と思ってダウンジャケットをどけてみると、もう少し身体側のところにシートベルトのはめるところがあった。ジャケットで隠れて見えてなかったっていうのもあるけど、分かりずら!!というのが本音である。
乗り心地はものすごくよく、静かにスムーズにヒースロー空港に向かっているのだが、ふとドアを見ると内側からの開け方が分からん。さっき乗り込む時も、外側のノブがスタイリッシュすぎて「っと、ここ押したらいいんか?」みたいな感じでなんとか乗ったのだが、内側の開け方が分からん(以下動画でどんだけ外見スタイリッシュかみてくれ)
すかさずスマホで「テスラ モデル3 ドア 開け方」で検索して、内側からのドアの開け方を調べた。あぶねー。
25分程でヒースロー空港ターミナル3に到着。私が一方的にテスラの洗礼を受けたが、とても紳士でいいドライバーさんであった。なお、こちらでも書いているがヒースロー空港エリアで乗ったり・降りたりするだけでお金がかかるので、それらはUber代金とは別に上乗せされる。

チェックインとブリティッシュエアウェイズラウンジ
ヒースロー空港でのJAL便のチェックイン開始時間は夕方便で3時間前である(朝便は確か2時間半前)
以下カウンターのインフォメーション表示だが、C・EにJALのマークがある。よーく見ると下に「Morning Flight」「Evening Flight」と書かれており、朝便か夜便かでカウンターが違っているのである。私は夜便なのでEカウンターである。

直行便は1日2便しか飛んでないので、その便に合わせてチェックインが開始となる。ラウンジが使えるから早く行って満喫しようと思ってもチェックインがそもそもできないので気をつけよう。
私の便は18:30なので15:30頃からチェックイン手続きが出来るはずだが、まずはセルフチェックイン機で手続きをして、預け荷物のタグを発券する(これは3時間前でなくてもできた)

荷物にタグを貼り付け、Eカウンターの近くで待機していると、少し時間より早いけど荷物の受付がスタートしていた。サクッと荷物を預け、さっさと出国手続きを済ませラウンジに向かう。
出国手続きも空いておりサクサクーっと進んでノンストップで制限区域まで到着。ちなみに手荷物検査の荷物を入れるトレーの綺麗さ(汚れ具合)だが、ヒースローは成田レベルで一安心であった(ボストンはばっちかった)
スコーンがうまい
JALのビジネスクラスだとブリティッシュエアウェイズのラウンジ「Galleries Lounge」がアサインされるので、とりあえずそちらに。15:30過ぎであるがまぁまぁな込み具合。なんとかカウンターに席を見つけて腰を据える。
とりあえずなんか食べるか、と取りに行くとさすがイギリス、スコーンとクロテッドクリームがある。今回の旅行で一回もスコーン食べてなかったのでスコーンと、あとはサラダっぽいのとかカレーっぽいのとか適当に取ってくる。
そしてこのスコーンがうまかったのだ!いい感じにしっとりしてるんだけどほろっと崩れて、まじ美味い!他と食べ比べてないから分からないけど、BAのラウンジに行かれることがあったらスコーンを是非試してみて欲しい。

その後ビールでも飲むかと取りにいったら、グラスは温かいし(洗い立てのが置かれたのか、まじでほかほかである)ビールも冷えてないしで、ビールと言えばキンキンでしょ!の日本人としてはグラスは手に取ったがビールはやめてそのグラスにそっと水を注いだのであった(別にビール党でもないし、冷えたビールあれば…位の感じだったんで)
キャセイのラウンジでシャワー
BAのラウンジはそこそこにし、キャセイパシフィックのラウンジへ向かう。JALのビジネスクラスであればキャセイパシフィックのラウンジも利用可能なのである(それ以外にも利用可能なラウンジがある)

実はBAのラウンジに行く前、真っ先にキャセイのラウンジに向かったのだが「実は○時の香港行きの便の人でラウンジ混んでるから、45分後位にまた来てくれる?」みたいに言われていたのである。

16:30過ぎたしもう大丈夫かな…と思って向かいつつも、ったくJALのデフォルトはBAのラウンジなんだからそっち行ってよ!って遠回しに言われてたんだったら嫌だなとびくびくしながら受付に行くと、覚えていてくれたようで「戻ってきてくれてありがとー!」と迎えられる。社交辞令と分かっていても嬉しいものだ。
受付ですかさず「シャワー使いたいんだけど?」と伝えると「もっちろん、そこまっすぐ行ったところに担当居るから声かけて」と案内される。受付を右手に曲がって進むと正面がシャワー受付である。
そう、私がキャセイのラウンジに来たのはこの後の長距離夜間フライトに備えてシャワーを浴びる為である(BAの先ほどのラウンジにはシャワーがない)
こちらの受付はTHE香港ぶっきらぼうな感じだが、もはやこれはデフォルトな感じでむしろこれでよい。搭乗券を見せて(出発時間などを控えている)受付し、シャワールームまで案内して鍵を開けてくれるタイプである。
シャワールームの様子
ざざっと写真でシャワールームの紹介。入口のドアにハンガーがかかっており、ここに上着などは掛けられる。ドライヤーは固定式。隣に洗面台があり、各種アメニティもおかれている。



シャワーの横にトイレ。シャワーは手持ちシャワーと天井固定型の2種あり。シャンプーなどはボトルタイプ。



シャワーを浴びてすっきりして、水分補給。ヌードルバーがあるという話だったので、せっかくだし担々麵食べようかなーと思っていたのだが、なにげなくモニタを見たら私の乗る便の案内が「GO TO THE GATE」になっている。えーもう!?

そういえば、ヒースローはゲートによって20分はかかるって表示を思い出した。ヒースロー初めてだし、とりあえず搭乗ゲート付近にいれば安心だから水だけ飲んでキャセイのラウンジを後にする。

移動中に貼られていたポスターがめちゃイケてて足がなかなか進まん(全部は撮影できんかった)やっぱヒースロー空港好きだわ。



乗客を運ぶ車もこんなだぜ。くーいちいちカッコいいぜ。

JAL A350-1000ビジネスクラスで帰国
さー今回の旅の最後のお楽しみ、JALの最新鋭エアバス機・A350-1000のビジネスクラスでの長時間フライトである。この機材はビジネスクラスも完全個室タイプになるもので、現在NY・ロンドンなど主要都市の長距離路線で就航中である。




パテーションは離着時はロックされている
さて、完全個室になるパテーションであるが離着陸時はロックがされており閉まらないようになっている。私は離陸後シートベルトサインが消えたら食事はスキップしてすぐ寝るつもりだったのだが、この段階ではまだ扉がロックされていて閉めることが出来なかった。

ま、寝てればCAさんが閉めてくれるかもしれないし、と思い開けたまま就寝。しばし寝入ってふときづいたら、ちゃんと扉は閉められていた。
ちなみに寝る際に敷くエアウィーヴのマットレスは上の荷物棚にあるので、離陸してシートベルトサインが消えたら取り出して敷く感じである(離着陸時はエアウィーヴは外さないといけない)


5時間程寝た後は活動時間である(前半寝て、後半起きてるスタイル)
周りが寝静まっている中、モニタからシャンパン、チーズの盛り合わせ、フルーツの盛り合わせを頼む。チーズは日本発の便でも頼んだけれども、ロンドン発の方が癖強めなチーズが多くガツンとくる感じであった(全部たべきれなかった)
その後シャンパンおかわりするついでにアイスクリームとトマトジュースもいただく。このチョコレートアイス、うまかった!

そろそろご飯ものも欲しいなってことで、レモン風味のライスの上に豚の生姜焼きが乗ったものを食す。ライスがレモン風味なのでさっぱりしてて上品な味でござった。

その後は往路と同じく読書(美しい彼の最新刊・往路で読み終えたのを再読)したり、Youtube MusicでDLしておいた音楽を聴いたりして過ごしていた。今回の旅の個人的テーマソングはミセス大森さんのソロ曲「Midnight」である(MVの紫とヒースロー空港のカラー紫がシンクロする)

その後朝食を食べたりしていると、あっという間に日本である。素晴らしい空の色と富士山。ちなみに私は比較的晴れ女である(今回ロンドンで一回も雨に降られなかった上に曇りは1日だけ)

にしてもビジネスクラスだと14時間位のフライトは本当に「もう?」って感じである。それは座席の快適度によるものだと思うが(エコノミーでヨーロッパに行った経験はある。辛かった記憶しかない)機内だけでなく前後のラウンジ含め、空港でのストレスというものがほぼ無かった(座るスペースがない、飲食店が混んでる&高い、シャワー浴びれない、などがありがちなストレス)
もちろんお値段はするし、お金のかけどころは人それぞれなので一概にはいえないが、ビジネスクラスにすると単なる移動(というか移動という苦行)がそれすら旅の一つの目的や楽しみになる、ということも書き添えておく。

ヒースロー空港危機一髪
無事羽田に到着し、手荷物が出てくるのを待っていると後ろから聞こえた「なぁ、オレらが飛んだ後ヒースロー空港火災だったらしいよ」「え?そうなの」という会話。
なぬ!?飛んでいる間にそんな事があったのか?とスマホで早速検索してみると、ヒースロー空港近くの変電所で起きた火災でヒースロー空港も停電、3/21は空港閉鎖になったというニュース(私のフライトは3/20 18:30である)
そう、記憶に残っている方もいるかと思うがヨーロッパ屈指のハブ空港であるヒースロー空港が閉鎖され、空港内に入ることもできず、空港利用だった人だけでなく世界中の飛行機が引き返したりと大騒ぎになったあの火災である。
映し出される真っ暗なヒースロー空港はさっきまでシャワー浴びたりスコーン食べたりしてた場所とは思えない状態で、本当に驚いた。
これはその日のフライトレーダーの画像だが、いつもならずらーっと飛行機が密集しているヒースロー空港に(赤いピンがヒースロー)飛行機がいない。ヘリコプターが数機、空港の近くにいるがマスコミか防災ヘリかなにかであろう。

いつも日本に帰ってくると無事帰ってこれたとホッとするものだが、この時は事後ながら本当に間一髪だったと心からほっとした。その後リムジンバスとタクシーを利用して帰宅。タクシー運転手さんが若い頃アメリカでレンタカー借りてドライブとかよくしていたらしく、そんな話で盛り上がった。
とにかく事故なく怪我なく帰ってこられたら海外旅行はそれだけで100点である。今回はリッチモンド最高だったし300点である。
こうしてワンワールド世界一周チケットを使った5泊8日、ボストン・ロンドンの旅は無事終了。少しでも情報がどなたかのお役に立てば幸いである。
この後は旅行に持っていって便利だったグッズをまとめた記事を書こうと思ってるので、興味ある方はよろしく。
では、これでボストン・ロンドン紀行終わり!
記事の現在地【⑫Day8最終日】
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↓この旅の為にスーツケースを新調(個人輸入)

↓ヒースローで車に昇降した際の手数料の話
