フラミンゴの庭 MAYAです。
あらすじ:3フライトしか使わないワンワールド世界一周券(ビジネスクラス)でボストン経由して目的地ロンドン・リッチモンドへ。キューガーデンズにハマって毎日のように通ったりしているリッチモンド滞在記。
リッチモンド滞在紀パート4、辛いものとチキンが好きであれば絶対行って欲しいお店の紹介だ。マジで私はハマってしまい毎日通ったのである。あとはリッチモンドといえばのドラマ・テッドラッソ(TED LASSO)ショップで買ったものなどの話である。
本日のお品書き(UK時間:2025/3/17月~3/20木)
- リッチモンド行ったら食べてよ!うまいから!なチキン店「JoJo’s Peri-Peri」
- 辛さはどれを選べばいいか食べ比べた私が案内
- リッチモンドと言えばのテッドラッソショップでグッズを買う
- ついでにイギリスの交通ルール
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
JoJo’s Peri-Peri リッチモンド店
ホテル近くのお店ということでチェックしていたチキン屋さん「JoJo’s Peri-Peri」、試しに買ってみたら激うまでハマってしまい、帰国日まで毎日通いつめることになったのである。Google Map評価は脅威の4.6なのでどれだけ高評価か分かるであろう。


ちなみにペリペリチキンというのは、そういう名前の料理があるそうで(知らなかった)、ポルトガル料理発祥の唐辛子を意味するペリペリソースに一晩以上じっくりと漬け込んだチキンを香ばしく焼き上げたものだそうな。
つまり、辛いのが基本なので辛いのが全くダメな人はちょっと厳しいかもしれない。

注文方法
味の紹介の前に、こちらのお店での買い方のお作法。
まずはレジで商品を選ぶ。チキンはいわゆる手羽先・手羽元・半身など色んな種類があるのだが、私がハマって食べたのはWING(手羽元)である。それ以外は食べてないのですまん。
こちらは3本からで、3本・6本がある。いわゆるチキン単品みたいな扱いの商品で、他には色んなセットとか、ご飯の上にチキンが乗ったものなどもある。なお、チキンでもフライの物もあるようなので、私が食べたこれをオーダーしたい場合はスマホ画像などを見せると確実かもしれない(いずれにせよ、事前にお店のサイトやGoogleMapでメニューはざっと見ておくと安心だ)


その次にペリペリソースの味(辛さ)を伝える(次で各ソースの辛さを紹介する)
初めてであれば、3本を2セット頼んで、1つをMILD・もう一つをMIDIUMとソースを変えて食べ比べするのがオススメだ。
その後、店内飲食(For Here)か持ち帰り(Take away、To goはアメリカ英語)かを伝えてお会計する。だいたい他に何かいる?(ポテトとかジュースとか)って聞かれるが、チキンだけでよければ「No,That’s all, Thank you」といえば大丈夫だ。
オススメの辛さ
じつはこのソースの辛さを選ぶのがちょっと大変。というのもレジ前のメニューに表示されていないのである(私が行った時はなかった)
初めて買う時「○×▶~」って聞かれて「は?なんのこと?」って顔してたら、おもむろに指さしたレジ上のモニターにソースの種類が表示されていた(そこでソースに種類があることを知った)
そのモニタも適宜画面が変わるので、えーーっとドレにしようかなーって迷ってると他の画像になってしまうので、事前にソースの辛さは決めてからお店に行ったほうが間違いない。
とりあえず一番激辛以外は全部食べてみた私が、辛さ具合も含めて紹介するのでよかったら参考にしてほしい。ちなみに私は辛いのは大丈夫な方だが、それを差し引いて一般的な評価でお伝えしようと思う。

- LEMON&HERB 多分皆が想像するよりも甘めのソースで、辛いのが完全NGな人向け。カレーの中辛が食べられるならこれはスキップしてMILDをトライしてみてくれ
- MILD ピリッとしたソース、初めてはこれがいいと思う←オススメ
- MIDIUM 辛さ耐性が一般的ならここまではいける辛さ、いわゆる旨辛←オススメ
- HOT 辛い物好きでも「お、結構辛めだな」という感じ。辛いけどうまい。私は辛さを楽しみながら美味しくこのチキンを食べるならここが限界だなと思った
- EXTRA HOT Googlenの口コミでExtraHotはまじでHOT!!!!ってあるので自身のある人は試してみてくれ
ホテルが遠いならば店内飲食一択
オーダーするとお肉をジュージュー網のうえで焼いて焼目つけて、袋にいれたらそこにソースをドバっと掛けて出来上がり。お待たせーと渡してくれる。
一応レシートにオーダー番号が記載されているが、私は15-16時のようにピーク時間を外して行ったせいか、待ってるのが私だけorもう一人っていう感じだったので、誰がどれを注文したのかわかってて特段番号などを呼ばれなかった。
複数ソースを買った場合はソース別にシールを貼ってくれ、さらに保温バッグに入れて、それを手提げビニールに入れて渡してくれる(店内飲食の場合は紙のトレーで出てくる)


ちなみにめちゃくちゃ手が汚れるので、あらかじめティッシュとかウェットティッシュとか手元に用意してから食べ始めることをオススメする。店内飲食する際もついてくるペーパーだけでは足りないから、必ずウェットティッシュを持ってゆこう。
熱々が美味しいので、遠くからここに来た場合はもちろん店内飲食一択だが、私のようにオレンジツリーに泊まっているのであればホテルはすぐそこなので(道路渡るだけ)部屋に持って帰って人目を気にせずチキンにかぶりつくのをオススメする。

いざ実食
以下、初めて食べた直後に現地で打ち込んだテキストがあるので、そのまま掲載する。
部屋にもどり、チキンが熱いうちに晩酌である。チキンは袋に入ったものがさらに保温される紙袋に入っていた。気がきくー!べリベリと袋を破き素手でつかんでかぶりつく。
う、うまーい!!!まじうまい!!!これ日本にあったら通うやつ!!!私は辛いのが平気なタイプなのだが、MIDIUMとはいいつつ辛味を感じたので、辛いのが苦手な人はMIDIUM以下にした方がいい。
とにかく美味しくて手をべたべたに汚しながらいっきにむしゃむしゃ食べる(めちゃくちゃ手汚れるからついてきたペーパータオルだけでなくティッシュとか手を拭くものを追加で用意しておいた方がよい)
食べ終わった思ったのは、なんで3本しか買ってこなかったんだろう。明日は絶対6本にしよう、であった。
どれだけ私が鼻息荒く食べたか伝わったであろうか。では実際の飯テロ画像を貼ってゆく。まずは1日目、M&Sの缶カクテルと共に(このコップは日本から持参したものである)この数分後、3本しか買ってこなかったことを猛烈に後悔する。

学習した翌日は3本を2セット買って食べ比べ。写真撮る前に我慢できずMILDにすでにかぶりついている。


3日目はLEMON&HERBとMILDを食べ比べ。LEMON&HERB(右)が思いのほか甘めでちょっと後悔してる。ちなみにソースの色味が明らかに違うのがお分かりいただけると思う。

そして帰国直前、スーツケースをホテルに預けて最後のキューガーデンズからのJoJo’sで初のイートイン、そして辛さは一括MIDIUM食べ納め。

このお店、リッチモンドともう1店舗ロンドンにあるみたいなのだが、口コミをみるとリッチモンド店の方が評判がいいので、どっちに行こうかまよったらリッチモンド店に足を運んではいかがだろうか。
とにかく美味いので是非!あー記事書いてたら食べたくなってきたよー!
テッド・ラッソショップとリッチモンドグリーン
リッチモンドと聞いて「テッドラッソ」を思い浮かべる人が結構な率でいると思うのだが、知らない人には何のこっちゃなので軽く説明するとApple TVで放送されているドラマである。

人気シリーズでシーズン3まで現在制作されている。シーズン4に向けて調整に入っているようなので、ファンは楽しみにしている所であろう。
私も例にもれずこのドラマを見た。リッチモンドに泊まることに決めてからテッドラッソを知り、そこからApple TVで見たのだが、とてもいいドラマである。とにかく登場人物が皆魅力的で、最終的には全員が好きになってしまうドラマである。
世界的にぎすぎすしている2025年春であるが、このドラマの主人公のように楽天さと親切とハートで皆が思いやれたら世界平和になるんだろうなぁとも思う。なんか偽善っぽいドラマ、と思うかもしれないが登場人物皆に色んなバックグラウンドがあって凸凹もあって、とてもよくできているのだ。
ということでそのドラマにも出てくるリッチモンドグリーンと言われるリッチモンドにある公園である(いわゆる聖地巡礼)
リッチモンドに来ることがあるなら、まず最初にこの公園に行こう。
間違っても私のようにキューガーデンズの後についでに寄ったりしないように。だって、キューガーデンズとかリッチモンドパーク行った後だとさ、あ、公園っすね、て感じになっちゃうから。
この公園とかが映ってるところから再生するようにしているので、よかったらドラマ映像でテンションあげてくれ、


ドラマにも出てくるベンチと電話ボックスもすぐそばにある。テッドラッソショップは電話ボックスの奥をちょっと行ったところにある。


店内の写真はないが、オンラインショップの実物が置いてある感じ。ちなみに私が行った時、ほかにお客さんはいなかった。まぁ割高な商品をファンが買いにくるお店だと思ってくれればよい。
割高と思いながらも私もグッズは買った。ドラマの登場人物のなかでダニ・ロハス(役名)が私はお気に入りなので、キーホルダーとステッカー(FOOT BALL IS LIFE)あとはテッドの名言「BE A GOLDFISH」のステッカー。

リッチモンドはとてもいい街なので、テッドラッソで興味を持たれた方はロンドン市街地から日帰りで来てみてはいかがだろうか。
FOOTBALL IS LIFEのステッカーは早速パスポートケースに貼った。
ダニダニ~ダニロハース!
イギリス交通ルール豆知識
おまけになるが、当初イギリスでレンタカーを借りるつもりだったので、交通ルールなどを事前に調べていた。その知識から日本とはちょっと違う標識とかルールなどをご紹介。
黄色いランプと道路のギザギザ
下の写真、黄色いロリポップみたいなランプがあり、道路にはギザギザ表示があるがこれらはこんな意味である(夜間はこのライトは黄色く光っている)かの有名なアビーロードにもこの黄色いロリポップは立っている。
- 道路のギザギザ=この先に横断歩道あり
- 黄色いロリポップ=この横断歩道は歩行者優先


とはいえ、このランプがなくてもイギリスでは横断歩道でめちゃくちゃ車がきちんと止まってくれる。それはもうびっくりする位に。横断歩道あたりで渡ろうか、それともこのまま道なりに行こうかとちょっと逡巡してると、向こうから来た車は減速していつでも止まれる感じのスタンスでくる。
もちろん押しボタン式横断歩道もあるので、そちらはボタンを押して歩行者マークが青になるまで待つ。ちなみに青信号の時間が超短いので、日本の感覚で渡るとすぐに変わってしまうので注意である。

ラウンドアバウト
日本だと交差点である場所に信号などがなく、サークル型の道路になっている部分である。
右から来る車がとにかく優先、サークルに入ったらぐるぐる周りながら自分の出たい所で出るというサークル型交差点である。以下写真は非常にシンプルであるが、他の道路では信号のあるラウンドアバウトもあったり、複数斜線あるラウンドアバウトもあったりと、まったく予備知識なく日本から行ってレンタカー借りて運転したら確実にパニくるやつである。注意しよう。

スピード違反の取り締まりがえぐい
日本だと先頭のドライバーが犠牲になり後続車は助かることが多いスピード違反(いわゆるネズミとり)だが、イギリスはデジタル取り締まりで1マイルでも超えたらばっちり違反を切られるきびちー国である。
監視カメラで速度取り締まりしてるから、カメラのある位置などを注意していないと無自覚で切符を切られて後から罰金の請求がくることになる(レンタカーも例外ではなく、この辺のやりとりでレンタカー会社とのいざこざもあったりするみたいでイギリスでのレンタカーを断念した理由の一つである)

それ以外でもロンドン市街地はいろんな規則がめまぐるしく施行されているので、市街地はおとなしく公共交通機関かタクシー利用が安全である。運転したい場合は郊外がよろしかろう。
あと、イギリスは制限速度が日本よりも速い道路も多いので、グーグルマップで所要時間1時間って表示されているけど、日本の速度のつもりで行ったら2時間かかったり、自分の後ろが渋滞(車がつまってしまう)するなどもあるようなので、事前知識はきちんと入れていこう。
ということでリッチモンドあれこれ(Rシリーズ)はこれにて終了!次は帰国の話である。多分あと2記事位で終わると思うので、もうしばしお付き合いを。

記事の現在地【⑪R-4】
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