フラミンゴの庭 MAYAです。
あらすじ:3フライトしか使わないワンワールド世界一周券(ビジネスクラス)でボストン経由して目的地ロンドンへ。ついにリッチモンドのホテルでの4泊がスタート。
ロンドンでの滞在地はリッチモンド。リッチモンドはApple TVの人気ドラマ、テッド・ラッソの舞台であり、ロンドン市街地から日帰り観光に来るような場所で日本で言うと田園調布的な街である(テッド・ラッソは本当にいいドラマなので見れる人は見てほしい)

本日のお品書き(UK時間:2025/3/16・日)
- ヒースロー空港からUberでホテルまで
- ホテルの入り口に迷う
- テンション上がる素敵ホテル
- 毎日通うM&S
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
Uberでヒースロー空港からホテルまで
アメリカン航空のアライバルラウンジで昼過ぎまで過ごし、そろそろ今回のロンドン旅で滞在するホテルまでUberで向かう。
ロンドン旅行ブログだと、たいていここらでエリザベスラインorヒースローエクスプレスで移動という文言が出てくるところだが、私はUber。
なぜかというと、私がホテルを取ったのはロンドン市街から電車で20-30分というロンドン郊外。ヒースロー空港と市街地のちょうど真ん中あたりにあるリッチモンドという街だからである。

ヒースロー空港からリッチモンドへの公共交通機関としてはバスがあるのだが(乗り換えが必要)荷物を持ってバス移動は無理なのでタクシー一択となるのである。
市街地までタクシーだと大体1時間(時間帯にもよる)料金は1万5千円を超えてしまう(£80~)と思うがリッチモンドまでならその半分ってとこだ。ということでUber乗り場へ移動する。
T3のUber乗り場へ
現在いるのはターミナル3。到着口を出て右に曲がり、突き当りで左を向くとこんな看板が見えるはず。
Uber乗り場は隣接する立体パーキングとなるので、この表示の方向に進む(Short stay car pakが目的地)

すると右手前にこんなエレベーターが4.5基あるので乗りこみ、Level1まで上がる(イギリスは日本でいう1FがGまたは0表示なので、Level1は日本でいう2Fである)

到着しエレベーターを降りたら左奥に進む。この先は立体駐車場につながっている通路である。

その通路からはこんな景色が見える。ロンドンなのにピーカンである!

駐車場の建物に入るとすぐ右手にエレベーターが何基かあるので、そちらに乗ってLevel3へ上がる(他にもUber仲間と思しき人がたくさんいるはず)
Level3に到着したら、正面がもうUber乗り場である。
次から次へとUber利用者が乗り込んでいるはずなのでわかるはずである。そこに到着したらポチポチUberで手配して車の到着を待とう。
乗降車手数料がかかる
ここからUberに乗った場合、空港乗車手数料として£8.5かかったのでメモしておく(運賃やチップの他に)チップ含めトータル£46.73であった(今の為替だと日本円で約8000-9000円という感じ)

また乗車だけでなく下車(Drop-Off)でも手数料がかかる。ヒースローだけでなくロンドンの空港はタクシー・自家用車どちらも空港入口でおろしてもらうだけでもドロップオフ料金£6が取られるので頭の片隅に入れておこう。
ホテル Orange Tree
ヒースロー空港から高速道路M4でびゅーっと東に向かって約30分程でリッチモンドのホテル、オレンジツリーに到着である(ちなみにイギリスの高速道路は基本無料なので高速料金はもちろん請求されない)

名前の通りオレンジ色のかわいい建物のホテルで、1Fはパブになっている。ちなみにパブの名前もOrange TreeなのでGoogleMapの口コミにホテルとパブ両方の口コミが入り混じっている点は気を付けよう。

入口が分からない
着いたはいいがフロントの位置が分かりずらくてさまよったので、ストリートビューの画像を使いながらどこからフロントに辿りつくか書いておく。
まず、ホテルの正面はパブである。皆酒を飲んだり食事したりしているので、右奥に向かう。

そうすると、初めてだとめちゃくちゃ開けるのを躊躇うドアがある。これがフロントの入り口と、宿泊中出入りするドアの2種類である。

フロント入口
奥にあるこちらがフロントの入り口。到着したらこちらに向かおう(ストリートビューではグレーだが私が行った時はグリーンに塗り替えられていた)
夜間は右上の鍵でロックされているのだと思うが(夜間は立ち寄っていないので不明)日中は特に鍵がかかっていないのでグっと押して開けよう(内開きドア)

滞在中に使うドア
こちらが部屋への出入りで滞在期間中に使うドア。右側のカードリーダーにルームキーをかざすとロックが外れてドアが開く。
一つ注意点だが、ドアが閉まる時バタン!と勢いよく閉まる&音がするので、すぐに手を放さずそっと手を添えるとスマートである。ドアは外開きである。

ちなみに内側はこんな風になっており、この緑の丸いボタンを押すとロックが外れる。バタン!と閉まることはかわりないので、そっと閉めよう。

予約方法とオンラインチェックイン
このホテルの予約だが、私は公式から予約した。
「Room Only」の素泊まりプランで4泊で£466(現在の為替だと9万円前後)
Booking.comでも予約できるが、公式からの予約だとベストレート、数日前までキャンセル可能、事前決済不要、13時チェックアウト(他だと11時)など条件がそろっているので、別にBooling.comを通す必要がなかったからだ。
当初予約した日程から変更になったが、それもWEB上で完結したし、私としては公式をおすすめする。
オンラインチェックイン
飛行機のチェックインのように前日にオンラインチェックインの案内がメールで届いた。
ホテルのオンラインチェックインは初めてだったのだが、これも飛行機のオンラインチェックインと同じでオーバーブッキングで部屋ありませんって言われたら困るから、泊まりますよー!ってことでやってみた。
確かパスポートナンバーとかの情報を打ち込む感じだったように思うが、特に悩んだ記憶がないのでサクサクできると思う(この段階で決済はないので安心を)
実際のチェックインの時は名前を言うだけで、ホテルチェックイン時にある用紙の記入とかパスポートの確認とかがなかった。
料金はチェックイン時に前払いする形で(なのでデポジットはない)言われた金額と予約した時の金額を確認し、OKであればカードリーダーにクレカかざして決済、完了である。

テンションあがる素敵な部屋
ロンドンのホテルあるあるだと思うが、このホテルにエレベーターは「ない」ので注意が必要である。
部屋に案内してくれる時はスーツケースをフロントの人が運んでくれたが、とにかく宿泊中の出入りには階段移動が必須になるし、チェックアウト時も自分でスーツケースを下までおろす必要があるので(頼めばやってくれるかもだが)自分で持てないような大きさのスーツケースで行くのは考えものである。
たが、そんなデメリットを凌駕するほどに部屋は良かったので紹介する!普段、海外であってもドーミーイン的なところで十分(最低限が揃っていればラグジュアリーとか非日常とか不要)なタイプなのだが、このホテルだけはほんっとに気に入った。めーっちゃ良かったのだよ。
さてさて、今回の私の部屋は3Fのここ↓である。

階段や通路
まず、こんな階段や通路を通って部屋に向かう。



途中、こんな素敵な壁やライトなどがある。


Room10はこちら
そして私に割り振られたのはRoom10である。

ダブルやツインなど部屋の指定はしておらず、単純に素泊まりだけのプランで予約していた為、どの部屋だろう?と思っていたけど、素敵ー!
まずこれなのだが、左が出入りするドアで、右側がクローゼット。で、正面の扉は開かずの間である!
隣の部屋との境になっているドアで、到着してすぐに「このドアなんだ?」とカチャカチャしたけど開かなかったので察した。後日となりの宿泊客が別の人になった時、向こうからカチャカチャされたので、皆やることは同じだなと思った。





設備あれこれ
TVあり、湯沸かしポットあり、冷蔵庫あり(7割方デフォルトの酒で埋められている)、ドライヤーあり(だけどコンセントに刺しても私はうまく使えなかった)、チボリオーディオ(ラジオが聞ける)あり、エアコンあり(冷房は分からないが)、アイロン&アイロン台あり、クローゼットあり、タオルウォーマーあり、金庫あり、という感じである。
クローゼットのハンガーは木製で取り外しができないタイプ。クローゼット内にアイロン・アイロン台、金庫あり。



窓は二重窓になっているが手前が開閉可能。多分外側の窓にすき間があるので手前を開けるだけで換気できる。

バスルームはシャワーのみでバスタブなし。タオルウォーマーがあるので手洗いした衣類(主に靴下とか小物系)をかけておくと翌日には乾いている感じである(時折ひっくり返したりしつつ)

洗ったシャツなどはシャワーブースのここに引っ掛けて乾かしていた。エアリズム系であれば夜(正確には夕方)洗って朝には乾いてる感じ。持ってきてよかったグッズなどは後でまとめます。

起こさないでくださいプレート
ホテルにある「おこさないでください」「掃除してください」というドアに引っ掛けて意思表示するプレートだが、こちらのホテルではこうなっている。イギリスっぽい洒落というかそんな感じである。


郊外だけど過ごしやすい
このホテル、ロンドン郊外ではあるが地下鉄のリッチモンド駅まで歩いてすぐ(3-5分)だしバス停も沢山あるので、ロンドン市街地に行こうと思えばいくらでも行ける。
リッチモンドはビジネス街でもTHE観光地でもないのでごみごみしていないし高いビルもない。なんならキューガーデンズとリッチモンドパークという大きい公園に挟まれている立地である。
ホテルの口コミでヒースロー空港を飛び立つ飛行機の音が気になったというのがあったが、私は全く気にならなかったことを書いておく。
そしてMarks&Spencer(成城石井的なスーパー)、Boots(いわゆるドラッグストア)、スタバなど、生活に必要なものは揃っておりとても生活しやすい。1秒1分でも観光の時間が惜しい人は市街地泊がいいと思うが、リッチモンドは首都圏で失われたイギリスらしい緑に囲まれた時間が過ごせ、首都圏にもアクセスができるエリアである。
市街地のホテルが高いことから調べまくってこのホテルに辿りついたのだが、結果的にこのホテル&リッチモンド滞在にして私は大正解だった(ネタバレになるが一度も都市部に行かずにこの旅は終わる)
いわゆる都市部に辟易している人には本当に向いていると思うので、のんびりしたい人は候補に入れてみてほしい。
滞在中の必需店確認
部屋に荷物を置いたら、早速リッチモンドの生活起点の確認だ。そうM&Sの確認である。
去年香港に旅行に行った際に立ち寄ったM&Sに惚れてしまい(M&Sはイギリスのお店だが香港にもある)イギリスに行ったら本拠地のM&Sに行くんだーと楽しみにしていたのだ。

ホテルから徒歩10分ほどの所にM&Sがあるので、水・食料・ちょっとした衣類などはこちらで調達できる。私は滞在中最低1日2回はこのM&Sに足を運んだ。
部屋に荷物を置いて一息ついたら、早速M&Sへ。あれもこれも買いたくなるが焦らなくても滞在中何度でも足を運べるので、まずはお水と今日の夕食・翌朝用の軽い食事、缶カクテルを調達(缶カクテルは去年の香港の方が種類沢山置いてあった)
簡単にこちらの店舗のお作法だが、入ってすぐと2Fは衣料品コーナーとなっており、2Fにはレジがないので全て1F衣料品のレジで会計する(2F奥にM&Sカフェがあるが、そちらはカフェで会計)
また、1Fの奥が食料品となっており、食料品レジは別に奥にあるのでそちらで会計となる。
部屋に戻り酒を冷蔵庫に入れ(一応お店の冷蔵庫に入ってるやつ買ってきた)再度冷やしている間にシャワーを浴びる。ついでに洗面台でボストンから持ち越しになっている下着類を付け置き洗いして、靴下などはタオルウォーマーに引っ掛けて干す。
買ってきた夕飯を食べながら缶カクテルを飲んでまったり。日本時間は夜中なのでやっとロンドンについた安堵感とアルコールで眠気に襲われ20時前に就寝。
ということでロンドン1日目終了、2日目に続きます!

記事の現在地【⑦Day3-2】
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↓この旅行でM&Sに惚れた
