フラミンゴの庭 MAYAです。
現在48歳、づんの家計簿を真似して家計管理してみたり、私服を制服化したりとだいぶ生活をコンパクト化できてきているとは思うのだが、30代前半までは、まー浪費してた。これ昨年も大人気で即売り切れだったんですよーとか言われて買ったり、おしゃれな雑誌の憧れの女性が持ってるものが素敵に見えたり、やっぱ30代になったらウールじゃなくてカシミヤだよね、みたいな完全な他者すりこみ価値観で色々買ってた。
もちろん今も「くうぅ、浪費(失敗)しちまった!」ってことはあるけど、さすがに48年も自分と付き合ってくると「あ、これ後で後悔する買い物パターンだ」と黄色信号が灯るようになってきたので、その話をしたい。
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迷ったものはいらない
私的にはこれが極論である。迷ったものは大概要らないものである。
洋服、家電、コーヒー。大きいものから小さいものまでこれに該当するのだが、本当に欲しいものや必要なものは「これ買う」と迷わない。
例えば洋服。ぱっと目にとまって試着してみたらシルエットも顔映りもサイズもぴったり!こういう時は「買おうかな」じゃなくて「これ、買う!」ってなるので買う。
かたや今年の春の私の失敗だが、春になったから明るい色のシャツとかいいよね、みたいな理由でユニクロでよさげなシャツを試着した。試着してみた第一印象が「うーん、悪くはないけど」だった為、買うか迷った。
ここで私の理性と感情のバトルが試着室内の脳内で行われた。手のスマホには商品レビュー画面が表示されたユニクロアプリが開いておる。
レッツファイト。
理性:迷うってことは買わなくてよし
感情:だって持ってないタイプのシャツだしたまにはこういうのもいいじゃん、レビューの評価もいいし、ほら春だし、今買わないとサイズ欠けるだろうし、今なら1000円OFFだし(買う為の理由をなんやかんやこじつけてる)
そして買ったのだが、結果、やっぱりしっくりこなくて手放した(リサイクルに出した)だって新しいのに着てて嬉しくないし、自分にそこまで似合ってないし、なんか違う感が着る度にあったんだよ!
この、なんか着ててもうれしくないとか、しっくりこない感は試着室でうすうす感じていたのに!くやまれる!
色々買う理由をつけてる時点で本当はいらないんだよー!
あと、癖になりやすいコンビニコーヒーとかペットボトルのお茶とか。本当に今それが飲みたくて買うのならいいけど、いつも買ってるから・朝だし・なんとなく飲みたい気がする、みたいなのは必要じゃないからね。
私はセブンイレブンのホットコーヒーがなんとなく飲みたいような気がするから買いにいこうかな、になった時は「それって別に飲みたい訳じゃないから、気がするだけだから。迷ってる時点で要らないから」と自分に言い聞かせておる。もちろん「ホットコーヒー飲みたい」の時は買いに行く。
自分の思考を冷静に俯瞰しよう
まぁ、これは自分に言い聞かせたいだけなんですけどね。
お金はじゃぶじゃぶあるから浪費なんていくらでもして問題ないぜー、な人はどうぞわが道を進んで市場経済をガンガン回してくださいなのだが、普通の人は浪費は避けたいと思っているはず。
とにかく世の中の企業はそういう消費者心理を分かったうえで大金つぎこんでマーケティングしているので、ぼけーっとインスタとかWebサイトとか見てると簡単に釣り上げられてしまう(私もだが)
雑誌やお店のマストハブとか、別に勝手に言ってるだけだからね(よく考えるとマストハブって言葉すごいな)試着したから買わなきゃいけないとかないからね。試食したって買わなくていいんだよ。
私は派遣社員なので関係ないが世間の社員の皆様はこれからボーナス時期であろう。ついでに数年前からしれっと昔からあった顔して日本でも展開してるブラックフライデー(いつ市民権得た?恵方巻もだけど)あなたの財布は狙われておるので、よくよく気を引き締めて!
人は非合理的な判断・行動をしてしまう生き物なので注意しないと貯金から遠ざかった行動ばかりしてしまう。今まさにこの本を読んで自分に注意喚起している最中である。気をつけろよ自分!
ボーナスって後で考えると「なんであんなもの買ったんだろう」っていうお金の使い方しがちなので、そういうのに違和感感じてる人はぜひこの本オススメである。
迷ったら買わない!
買う理由を色々つけてるものは要らん!
来週から寒くなるようなので皆様ご自愛ください(ほんと鼻水が急に出て困るわ)
↓づんの家計簿継続中
↓スーツケースは浪費ではない