おはようございます、MAYAです。
私の母親はギバーです。
先日読んだこの本によると、人は3種類に分けられる。
GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代 /アダム・グラント
- ギバー…他人に惜しみなく与える人
- テイカー…自分が受け取ること優先の人
- マッチャー…与えること・受け取ることを人や状況を見ながら使い分ける人
この本の中では、最終的にギバーが成功すると書かれていますが、母親という近い存在が典型的なギバーなのを見ていて、どんな感じか。
リアルギバーを身近に見ていて思うことを今日は書きたいと思います。
確かにギバーは成功しそう
結論から言うと、ギバーは成功しそうな気がします(何をもって成功と言うかは人それぞれですが)
以下、私が表現するギバーは全て母親をモデルにしています。
理由はこんな感じ。
- 子供から見ても「お人好しすぎる程」他人に提供するので、いざと言う時に助けてくれる人が出てくる
- 人望があるので色んな人からの信頼がある
信用(信頼)貯金残高がすごいということです。
母親自慢で恐縮ですが、私の母は本当に出来た人間です。菩薩?と思うことがある位。
子供がそんな風に思う人ですから、他人という距離感ある人からしたら、まさしく菩薩でしょう。
(補足ですが、菩薩が嫌いな人もいるので、万人に好かれる訳ではない)
加えて、共感力も人一倍高いので嬉しい悲しいに猛烈に共感する。
悲しい話には、あなた当人?という位の反応をするので、共感を求める女性にとってはうってつけの存在。
そうね、それは本当に辛かったよね(涙)
これが演技ではなく本気で自然。
ギバーで損する部分
ありますよ、本当に色々。
とにかく都合のいいギバーは、テイカー(搾取人)の標的になります。
「こいつから搾取してやろう(都合よく使ってやろう)」という人が寄ってきます。
ムラのという小さいコミュニティの中でさえ、母親を見ていてこれだけあるんだから、会社勤めなんてしていたら、キリがないのでは。
- 面倒を押し付けられる
- 都合よく使われる
ギバーでない私(多分マッチャー)からすると、テイカーで母親に寄ってくる人はプンプン匂います。
あーまた搾取しにきた。また押し付けに来た。
母親もギバーではありますが、不快な事は流石に感じとる。
ギブを求めてきた人に少量のギブを返してお帰りいただく、という感じでやり過ごしています(地元ですから、ことを荒立てると色々面倒だから)
ただ、たまに「気づかないふり」をして、自分が欲しいところまで徹底的に搾取しようとするテイカーがいます。
これは主に時間の搾取が多い。
話し相手がいないから、オープンに受けいれてくれる母のところにきて、5時間も6時間も居座る、みたいなのですね。
世の家庭が一番忙しい夕方頃に来て、夜9時頃までいるとか。
やんわり「そろそろ帰らないとご家族心配するんじゃないですか?」(本音:帰れ)と声をかけても
「今日は(家族が)出かけていて平気だから、ご心配なく」と、言われている本音をきづかないふりをする。
本当にこれはタチが悪い。
我が家も散々苦労させられる人がいたのですが、コロナで人の家に行くことが憚られる状態になったので、被害がなくなりました。
損して得とる
ギバーは損も沢山します。
ただ、それを上回るギブが返ってくることがあるので、最終的に得する。
それが母親を見ていて思うことです。
マッチャー(バランスを見て与える、貰うを使い分ける)は、ギバーといるとギブを返すことが多いので、Win-Winの気持ちいい空気になります。
搾取のテイカーには気をつけなくてはいけないですが、ギバーとマッチャーを足せば半数以上が与え合える関係性の人ですので、まずは与えてみて、この人ヤバいと思ったら離れるのが得策かもしれません。
本日もお読みいただき有難うございました。
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