フラミンゴの庭 MAYAです。昨年、喪服(ブラックフォーマル)が必要になりました。
残念なことに以前買っておいた喪服は入らない(ダイエットして一番痩せていた時に購入)慌てて駆け込んだのは、しまむら。
私はサイズ変わっていないし、数年前に買ったものが入るから問題ない。そう思っている方。その喪服、後ろチャックじゃないですか?
後ろチャックのワンピースなどが問題ないのは30代まで。40代以降はいつ、後ろに手を回すのが厳しくなるか分からないので、前開閉一択(無理やりやって肩や首ぴきーんってなったら一大事)
そして、ブラックフォーマルあるある。
ルールを調べると沢山ありすぎて途方にくれる。
あれはだめ、これはだめ、に始まり、それなりの年齢になったら(私世代がこれに該当ですね)それなりのクオリティの喪服でないと恥ずかしい、などなど。ごもっともではあるのですが、このあたりは個人の基準によるかと。生活水準、地域性、お付き合い、色々。数えきれない程の葬儀に参加している母曰く。
形があればいいのよ。
我が家はいわゆる村(ムラ)文化がまだある地域ですので、都心のマンション暮らしとは段違いで近所の色々がありる。そんな所で数えきれないほど葬儀に参加している母親が言うのですから、説得力あり。
実際私も葬儀に参加してみて、失礼にならない絶対守るポイントだけ押さえれば(膝が隠れる丈であるとか)あまり過剰に考える必要はないなと感じた。
母とは別に、私が20代の頃に、20歳ほど年上の仕事の先輩(義理親と同居で、酸いも甘いも経験している先輩)に「(今20代だけど)マナーとして喪服とか用意しておいた方がいいんですかね」そんな質問をした時に言われたのがこれ。
必要なし。その時になったらヨーカドーでもイオンでも駆け込めば売ってるから、そこで買えばよし。
本文内の記事リンク等は最後にまとめて貼ってあります。
しまむらの良い所・残念なところ
しまむらのいい所
- リーズナブル
- サイズ展開が豊富
しまむらの喪服(ブラックフォーマル)はサイズ展開が豊富。17号サイズあたりまであります。
そしてお値段は一式(ワンピースとジャケット)で1万円ほど。私は喪服の他、袱紗、念珠、ブラックフォーマル用ストッキング(←ってのがちゃんとあるんですよ!)も一緒に購入して15,000円程でした。なお、着用後は自宅で洗濯←家で洗える、これ超重要。
しまむらの残念なところ
私が以前購入した喪服は、いわゆるデパートに入っているようなお店のもので数万円のもの。そちらと比べると、全体的なクオリティやシルエットなどはお値段なり。
でも値段が違うのですから、当たり前と言えば当たり前。最低限のマナーを守った喪服であれば、正直周りはそこまで見てないし、気にしていない。
膝が隠れているとか、ストッキングが黒であるとか、そういうルールを守った以外の「黒の色が違う」「パールネックレスの照りが違う」とか、そういうのはオプション比較かと。気にする人は気にするし、気にしない人は気にしない。とはいえ、次で記述しますがそんなオプション比較しているのも50代までです(私の感覚ですが)。
母世代に学ぶ喪服ルール
ブラックフォーマルのルールをネットで調べると、ものすごく沢山出てくる。実際に葬儀に参列したことがなくてネット情報だけ見ていたら、それだけでどうしたらいいか分からなくなるほど(なんか喪服一式買わせる為の広告かっていう位にめちゃくちゃお作法出てきて嫌になりません?)
実際に葬儀に参列してみて、いわゆるブラックフォーマルのサイトに出てくるような服装をしているのは50代までだった(私が見た感じ)
60代以降は、とにかく自分が安定して歩ける靴で(ヒールとか履かない)とりあえず黒い服を着ていればOKという感じ。実際私の母も、今は黒いレザーの黒い靴(もちろんヒールではありません)で黒いパンツ、黒いジャケットを羽織る、みたいなスタイルで近所の喪の時には出かけています。
レザーはNG問題
レザーの靴はだめ!とか書いてあるでしょう、ブラックフォーマルのサイトで。んー厳密にいうとそうなんでしょうけど、正直そこを気にしている人、私が参列した葬儀ではいなかったですね(地域性だったらすみません)
私も喪服はしまむらで揃えましたが、靴だけは合うのを探そうと色々回って痛感、布製のパンプスって超履きにくい!!
レザーと違って伸びないし、私の足にはことごとく合わなかった。結果的にレザーのパンプスを用意したのだが、葬儀時、レザー(合皮含む)のパンプスの人沢山いた。鞄は布製の方が無難だと思うけど靴は合わないと靴擦れするからね。
今はネットでも返品可能(試着サービスあり)なブラックフォーマルなどもあるようですが、そちらを試していないので、そこは比較していませんが、試着は大事。
実際に着てみて、このデザインは自分に合う・合わない(これは画面で見ているだけでは分からない)腕の上げ下げにストレスがない。そういう細かい部分が結構大事になってくる。
また、年代によってブラックフォーマルのスタイルが変わってくる印象があるので、一度買った喪服を何十年も着続けるのではなく、自分の身体の変化に合わせて買い替えていくものだなと、母を見ていて感じる。
今20、30代でこの記事を読んでくださっている人は少ないと思いますが、正直、高いお金出して喪服を用意しておく必要はないと思います。事前用意をするとすれば自分の足に合うパンプスと、この先も使えるバッグや袱紗など。洋服はどうとでもなります。
心配であれば時間がある時にお店に足を運んで、試着だけしておくのもあり。
実際着てみることで、どんなデザインが自分に似合うのか、選ぶ時に気をつけるべきことなどがわかるので。
そして、年齢を重ねることに体型も、洋服で気になる部分も変わるので、一生ものの洋服なんてありません。今何万円も払った喪服だって、10年持てば良い方です。そして歳を重ねることに服装ガイドラインは緩くなる。ガチガチなのは今だけ。
高齢者世代になったら、もうフリーダムです。
黒けりゃいい。そんな感じ。
本日もお読みいただき有り難うございました。数万円出して買ったもう入らないサイズの喪服、結局1回も着てません。
おまけ。お葬式はパールの品評会だから大人になったらいいパールネックレスをもっておかないと、みたいなものよく聞くけど、芸能人でもあるまいしねぇ。喪服でマウンティング合戦するような関係性の方は別として、普通の人は普通でいいんですよ。どんだけ高かったとしても20年前のサイズもあってない喪服着てるよりも、今の自分の身体に合った清潔感あるものを着て、姿勢よくしてるだけで十分。
↓後日この時買ったヒールを調子にのって履いて痛い目みた
↓しまむらのダウンコートが優秀だった!
↓色々考えるお年頃