おはようございます、MAYAです。
我が家は築50年を超える日本家屋で、上り框(あがりかまち)が高い。
その高さ46cm
一般的な椅子の座面が41cm前後ですから、どれだけ高いかご想像いただけるかと。
なお、我が家は土間の為、玄関という言い方をするとちょっとイメージが違います。
昔話に出てくる家を想像してもらえれば近い。
入って右側が土間で台所などがあり、左側の高くなったところが居住空間。
こんな現在では一般的ではない住宅に合う踏み台などあるはずもなく、長年一般的な踏み台(高さ20cm程)でなんとか誤魔化してきたのですが
踏み外して親が怪我することが2度発生。
うち1度は腕にビビが入る怪我。
これはもうきちんとした踏み台をオーダーするしかない。
そうして出来上がったのがこちら。
具体的なサイズやこだわりなど、説明します。
もし我が家と同じような状況で困られている方、参考になれば幸いです。
高齢親からのオーダー
この踏み台は母のオーダーによるものですが、こだわった事はこちら。
- 1段の高さ15cm位まで
- 天板の下を引っ込ませる
- 無塗装
1段の高さ15cm位まで
一般的な踏み台で高さ20cmの物がありますが、母親曰く20cmは高い。
足が上がりにくくなっているので、できれば10cmがベストだが、我が家の段差を考えると15cm位にして欲しい。
天板の下を引っ込ませる
専門用語があると思うのですが、ちょっとわからないので、そのまんまの言葉で。
少しでも下の板が引っ込んでいると、足を入れた時に楽なので。
あとその方が見た目がいいとのこと。
無塗装
よく塗装された踏み台などありますが、あれは靴下だと滑る(母親が転んだ原因の一つもこれ)
ですので必ず無塗装の板で。
ツヤツヤしていて見た目はいいですが、本当に滑るので要注意(私も滑ったことあり)
出来上がり寸法
実際出来上がったオーダー踏み台のサイズはこんな感じです。
上り框の高さが46cmですので、約15.5cm間隔で上がれるようになっています。
2箇所(以下の図だと右・下)から1段目にアプローチできるように、2段目(上段)の幅が狭くなっています。
共通3cmと書いてあるのは、母親のオーダーにあった天板より引っ込ませている幅です。
実際に乗るとこんな感じ
足のサイズ25cmの私が乗るとこんな感じです。
十分な広さ。
なお、このオーダーメイドはどこかのサイトではなく、親戚の大工さんに頼みました(リッツカールトン日光の施工にも参加した大工さん)
ちなみにこの上り框、子供の頃はいつも飛び降りてました。
本日もお読みいただき有り難うございました。
私もいつかは高齢者になる。
最近は母と共に、家の中の気になる場所に手すりをつける作業をしています。手すりがあるだけでこんなに楽なのかと実感。
↓後日家に合うようにこの踏み台に塗装した話
↓この親戚の大工さんが施工に参加したリッツカールトン日光に無料で泊まりに行く(予定)
↓高齢親の体調管理色々