【高齢親の暑さ寒さ対策】時刻も分かるバックライト付き温湿度計をあげたら、自分で体調管理するようになりました

【暮】暮らしのこと

おはようございます、MAYAです。

私は高齢親と同居しています。私世代なら感じたことがあるであろう、親がエアコンを嫌がる問題。

夏なら熱中症、冬はヒートショック。

適温の季節以外、リスクだらけ。

年齢的に暑さ寒さを感じにくくなる部分もあると思うのですが、それ以前にエアコン=悪(嫌)という思い込みがすごいんですよね。

特に我が家は日本家屋のせいか、普通の家より風通しがいいから涼しいはず、という謎の自信。

いやいや、暑いですから。最近そういう次元の暑さじゃないですから。生死に関わるし。

あれこれ言いすぎると、頑なになり余計言うこと聞かない。

北風と太陽の、太陽作戦は何かないものか。

そんな我が家、母に温湿度計をあげたら、開眼。温湿度管理マニアになり、温度ごとの体調管理までするようになった。

本日もお付き合いよろしくお願いします。

この温湿度計がきっかけ

もともとは私が温湿度計が欲しくて探してた。温度・湿度が測れてバックライト付き、できれば時間もわかると嬉しい。

量販店や街の雑貨屋、インテリアショップ、色々探したもののコレというものがない。

仕方ないネットで探すか、と検索して見つけたのがこれ(ブランド名なし)

デジタル温湿度計 時計 温度計 湿度計 時計機能 バックライト
created by Rinker

A・B・Cの3種類あるのですが、時計機能が付いているのはAだけなので、こちらを購入。

自分の部屋と寝室用にと2つ購入したのですが、届いて開封している時に母親が通りかかり「これ、買ったんだけどいる?」と聞くと「いる」

母親の寝室にも温湿度計は置いてあり、夜中トイレに起きる度にチェックしていたらしいのですが、バックライトがないため、確認したしたい時は目覚ましのライト機能で照らしていたとのこと。

そんな面倒なことしていたのか…

母親の寝室にあったアナログのものはトイレに移動。

晴れてバックライト・時計付きの温湿度計を入手した母。そこから測定マニアの日々が始まりました。

定点観測&体調管理

我が家は以前から至るところに温湿度計(基本アナログ)が設置してあります。このタニタのものは見やすくてお気に入りで、数カ所に設置。

タニタ TANITA TT-509 温湿度計 アナログ ホワイト
created by Rinker

ここ70%も湿度あるよ!なんて梅雨時に話したり、ここ34度もある!なんて夏場に話をしていた位で、それで体調の管理までしていた訳ではありません。

それがこのデジタル温湿度計を購入してから、母親が自分の睡眠時に感じた暑さ、寒さを温湿度で把握するようになりました。

  • 昨夜寒いと思って夜中起きたら○度で、トイレは○度だった
  • 喉が渇くなと思って起きたら湿度○%だった
  • 昨晩エアコンが切れて暑くて目が覚めたら、○度で湿度が○%だった
  • 昨夜気持ちよく眠れたんだけど(朝見たら)○度で○%だった

こんな感じの報告が上がってくるのです。

そんなこと?と思うかもしれませんが、これが本当に大きい。

これまで「体感」でしか基準がなかったものに「数値」という絶対的な基準が出来てきたので、こちらも気をつけやすくなった。

体調管理の見える

今日は猛暑ではないけど湿度が高いから、熱中症には気をつけて!と言えば、母親の中で最近のそういう温湿度だった時のことを思い出し「確かにあの日はしんどかった。あんな感じか。気をつけよう」みたいな感じ。

冬のエアコンデビュー

寒い寒いと言っている我が家ですが、実は今まで夜はエアコンもなく、ひたすら布団で耐えるのみ。

エアコン=乾燥する、というのと、これまで布団でなんとかなっていたんだから、これからもなるでしょう、という思い込みですね。

でも本当に寒いんです。夜中寒くて震えて起きるんです。マンションの方などはわからないかもしれませんが、寝ていて鼻が痛いし、背中がブルブル震えるのです。

2020年の年末、こんなガタガタ震えて安眠できないなんてもう嫌だ!と、夜通しエアコンをつけることに(もちろん加湿器もつけています)

部屋ごとにエアコンがあるんじゃないの?と思った方は、近代住宅ですね。

気密性も良いのでしょう

我が家はエアコン1台なのです(後日、台所に1台増設しましたが、居間・寝室という意味では1台)

各部屋がドアで仕切られている訳ではなく、障子で仕切られているだけなので、方々の部屋を上手く空けてサーキュレーターを使って、1台で全部温める(冷やす)

温めるのは簡単なのですが、冷房の時が時にコツがいる。

当然エアコンは大きいです。32畳用とかそういうものです。

そんなエアコンの、暖房設定温度を一番低くしたもので夜通し回したのですが、すごく良く眠れた。しかも暖かい空気が部屋中に回っていますから、トイレもドアをちょっと開けておくと暖かい。

以前はトイレ用の小さいヒーターなんてのも買ったことがあるのですが、エアコンで解決。

エアコンすごい!

これまではエアコンの暖房を嫌がっていた母親も、この快適に眠れたという体験と、温湿度確認で「この位の温度だと寒くて震えて起きることもなく眠れるんだ」というデータが積み上がりました。

今年の冬はエアコンのおかげでヒートショックもなく、無事快適に夜を過ごすことができた。今までの我慢は何だったんだろう。

使えるものは使おう

暑い寒いは人それぞれの基準なので、共通言語にはならないです。だけど温湿度計という絶対的なもので数値を共有できると、そこに齟齬はない。

この温湿度計を買って以来、大体毎朝母親から報告があります。

寝室は○度だったけど、(エアコンの届かない)台所は○度で、外は○度だった。

もはや温度観察マニアの域です。

でもそれが積み重なることによって「あ、今○度だから気をつけた方がいいかも」と私が言わなくても本人が気をつけるようになりました。

それに本人もチェックするのが楽しいみたいです。

1500円ほどの温湿度計でしたが、値段以上の価値を我が家にはもたらしてくれた。

温湿度計は一年中使えますしね。

本日もお読みいただき有難うございました。

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