フラミンゴの庭 MAYAです。
JALにワンワールド世界一周チケットの電話予約した際、最後に言われた恐ろしすぎる一言。
ブリティッシュエアウェイズ(BA)が事前の連絡なくフライトをキャンセルするというケースが発生しており、発券期限はまだございますが早めの発券をおすすめいたします。
これが実現してしまった場合、状況によってはどれだけ恐ろしいことか、ルートを一生懸命作った人であれば分かるであろう。私も、もちろん恐怖に慄いた。
今回私が世界一周券使うのってロンドン行くためだけな訳で(ボストンはおまけ)、ロンドンつったらフラッグシップのブリティッシュエアウェイズ(以降BA)乗るっしょ!日本発着はJALだから、ボストンからロンドンはもちろんBA!!
って思ってたのに。なんかハーマイオニーに目の前でガッシャーンってシャッター下された気分。
これは2024年秋の話なので今はこのケースがなくなっているかもしれないが(そうであれば喜ばしい)一応この時私がどんなことを調べ、どんな判断を下したかを記録しておく。
結論から言うと、BAはやめてアメリカン航空にしたよ!
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
なぜBAの一方的キャンセルが起きているか
JALのオペレーターの方と話している時に少し食い下がって色々聞いてみたのだが、私の担当したオペレーターさんは一方的キャンセルを経験したことはないようであった。
でも、複数人のオペレーターさんと予約の会話をしたが(何度か予約ルート変更とか、ちまちま電話してたのである)皆が口をそろえて最後にはこのセリフを言っていたので、JALとしてワンワールド世界一周券のBA利用時には必ずこの注意喚起を伝えること、と上から通達がおりていることはサラリーマンとして想像に難くない。
ちなみに他の航空会社でもそういうケースあるのですか?と聞いたところ、BA以外では聞いたことがないと言われた。BA!!
その後私はネットをさまよい色々な情報を探し、とあるYoutubeに辿りついた。こちらである。
こちらの方は発券前の一方的キャンセルではなく、発券して旅行が始まってからの一方的キャンセルという、私より深刻なトラブルである。なのでケースとしては私と全く一緒という訳ではないのだが、この方が動画内で言っていることで「なるほど!」って思ったのがこちらである。
「世界一周航空券は格安チケットなので、航空会社的に旨みがない(少ない)のであろう」

あー分かりすぎる。妙にしっくりきたわ。
「ま、一応うちもワンワールドだから世界一周航空券の座席一応用意するけど、他のもっと高い値段で買う人がいたらそっちの方優先するにするにきまってんじゃーん」ってことか(私の超妄想であるが、本音としてはありな気がする)
この動画を見た段階で、BAではない他の航空会社にしようという気持ちにほぼ傾いたが、さらなる決定打がもう一つあった。
BA対AAの欠航率比較
私が乗るボストン(アメリカ)▶ロンドン(イギリス)というのは、フライト時間6時間程で1日複数便が飛んでいる人気路線である。直行便を飛ばしているワンワールド航空会社はBAとアメリカン航空(以降AA)の2社となる為、BAを避ける場合必然的にAAとなる。
アメリカン航空…乗ったことはないけどまぁ、アメリカの航空会社だからねぇ。大らかっていうか適当っていうかなんていうか、多くは語るまい。って感じである。
当初私の中ではBAもAAもどっこいどっこいと思っていたので、だったらフラッグシップのBAでしょ、っていうレベル感だったのである。何かこうもうちょっと、AAの方がいいかも!と思える決定打が欲しい。

そこで私はアプリ「Flightradar24」でボストン▶ロンドンの過去のフライト履歴をチェックした。
補足:Flightradar24とは、国内外問わず飛行機乗る人なら必携のアプリである。便名を入れるとその飛行機が今どこを飛んでいるか(フライト中であれば)世界地図上に表示されたり、過去のフライト履歴が検索できるという、超便利で見ていて楽しいアプリなのである。基本操作は無料で使えるから是非インストールしてね。
過去数日分のフライト履歴を見ていて愕然。AAは特段大きな遅延などもなく飛んでいるのだが、BA欠航してる便あるじゃーん!まじかー!
フライト数としては、ほんのわずかにBAの方が多いので、当然欠航する確率も高くなる訳だが、欠航…
もうここでAAにしょうと心は決まっていたのだが、今度は一方的キャンセルではなくBAの運営状態が気になってそっちの角度でネットを検索してみた。

コロナの爪痕による影響
私がさまよって見つけた情報を簡単に言うと(ネットの情報だから100%ではないと思うが)
コロナ渦でたくさんの従業員を手放しちゃって、乗客は戻ったけど従業員の再手配が追いついていない。つまり人手不足で色んなところが回らなくって、支障がでちゃってんのよー今もね!
って感じだ。納得しかない。日本のホテルとか観光業もそうだしね。

日本の場合、真面目というかサービス精神というかで今いる人数でなんとかきちんと回さなきゃ!って使命感でキャパ以上にみんな頑張るけど(それはそれで問題だとは思うが)海外ってさ、だって人手足りないんだからしょーがないじゃん。文句があるなら上に言ってーって感じじゃん?
さっきのYoutubeの人も、大変な目にあったけどCAさんとか実際の現場スタッフはみんな良くしてくれて、問題だったのは会社としての対応だった、っぽい事をおっしゃっていたので、まさにこれだよね。
そんなこんなで、自分なりに調べた情報で整理した結果、アメリカン航空にしたのであった。
ちなみにそのアメリカン航空の便にはもう乗ったのだが、何も問題ないフライトだった。意外だったのがアメリカン航空のアプリが結構よくて、予約確認画面の中にIncoming Flight(飛んできている便)ってのがあるのだ。

自分が乗る機材がの一つ前がどのフライトで今どんなステータスか、というのがアプリでちゃんとわかるのであーる!これ、まじで良い。もちろんAAのアプリだけじゃなくFlightradar24も並行してチェックしたけどね。
そんなこんなでアメリカン航空が意外とよかった(もともと期待してないってのもあるが)ことを付け加えておく。
一旦BAキャンセル話で横にそれちゃったけど、次は実際の発券関係のお話。続きます!
↓これまでの話



↓イギリス乗り換えでも必要になったビザは公式アプリが死ぬほど使えないしさ
