【情報断捨離】20年以上前、高校時代に初めて距離を取った情報はアレでした

【雑】雑記
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おはようございます、MAYAです。

世の中には情報断捨離、SNS断捨離なんていう言葉がありますね。

昔では考えられない量の情報が絶え間なく流れてきて、それについつい振り回されてしまう。そして疲れる。

例えば、40代ならこういう生き方をしている人が素敵で成功例、みたいな記事がたくさんあります。

流行りのファッションを程よく取り入れて、でも若作りし過ぎずに大人の雰囲気を忘れずに。とか。

それ、誰?雑誌に出てくる人?みんながみんな、そんなことできる訳ない。

でも「そうならないといけない」ように思わされる。

私は洋服を制服化していますが、皆が制服化すればいいと思っている訳ではありません。そうしたい人はすればいいと思いますし、色んなファッションをしたい人はすればいいと思います。

正解なんてないのに「これが正解」と言わんばかりの情報の嵐。

そういう情報に惑わされたくなければ、情報に接しないようにすればいい。

ふと思い返してみると、私が初めてこれを実践したのは、高校生の時でした。

今日もお付き合いよろしくお願いします。

1990年代の情報断捨離

私が中学・高校の頃にプチセブン(雑誌)の「悪魔の占い」というのが大人気でした。いわゆる星座占いです。

確か、天使が出る頻度は低く、天使が続くとすっごくラッキー。今こそ告白のチャンス!みたいな感じです(実際数ヶ月天使が続いたというのを決めてのひとつとして、友人は告白していました)。

私もチェックし、一喜一憂していました。

今週すごくラッキーと書いてあれば、どんなラッキーが転がり込んでくるんだろう?と周りをキョロキョロ。アンラッキーと書いてあれば必要以上に警戒する。

良いことがあっても、悪いことがあっても、占いのおかげ(せい)。

ラッキーアイテムは眼鏡! 毎日かけてるけど、どうなの?

ある日ふと思ったのです。

占いに私の1日を左右されるって、なんか腹立つな。

世の中にこれだけ人がいるのを1/12の確率で一緒くたに評価されるのってどうよ。一人一人違うはずじゃん!

金輪際、星占いは見ない!

すみません、若さゆえの言葉のストレートさも、そのままお伝えしておりますが、ある日そう決心した高校生の私。

それから星占いの類を見なくなりました。朝の情報番組の今日のラッキー星座、アンラッキー星座なんてのも見ません。うっかり目に入りそうになると目を逸らします。

私の運命は私で切り開いてやる!そんな気持ちだったのかもしれません。

唯一見ている占い

今も全く見ないの?と聞かれると、ほとんど見ません。が答えです。

1つだけ「しいたけ占い」だけは毎週見ています。

他の占いと違って言葉が優しいからかもしれません。

あなた今週はダメです、ブッブー!みたいな言い方をされないのがいい。

優しいのよね

だからと言って言葉に一気一憂したり、ラッキーカラーにこだわったりすることはありません。

今週そんな感じなんだ、と一度さらっと読んで終わりです。

こう言っていたから、ああ言っていたから、と占いの一語一句に心を持っていかれると、占いに自分の人生の主導権を握られた気分になるからかもしれません。

だったら見なければいいのに、というのは正論なのですが、日々暮らしているとホラ、色々あるじゃないですか。「これでいいのだろうか」「この考え方おかしいのだろうか」みたいなこと。

そういう時にそっと背を押したり、背をさすってくれるのが、このしいたけ占いです。

毎週月曜日の正午に更新されます。興味がある方は宜しければどうぞ。

迷った時の最強の解決本

占いではなく、ガツンと背を押したり、視野を開かせてくれる本があります。

それは、今野敏(こんのびん)先生の「隠蔽捜査シリーズ」


え?全然占いじゃないよね?とキョトンとされた方。はい、警察小説です。占いは出てきません。

ドラマ化もされたことがあるので目にしたことがある方もいるかもしれませんが、竜崎という警察のキャリアが、自分の信念(原理原則で考え、行動する)を貫いて色んな難関を乗り越えていく、警察小説です。

とにかく、この竜崎にブレがないのです。

たてまえとか忖度とか空気を読むとか一切なし。仮に自分が損をしようと、それが原理原則なのであればその道を進む。

猫は猫。以上!

正しいことは正しい。間違っていることは間違っている。下手な自己啓発本や占いよりも、よっぽど背中を押してくれます。

私はこのシリーズが好きで、折を見ては何回も繰り返し読んでいます。

途中「隠蔽捜査シリーズ3.5 初陣」というように端数のシリーズがあるのですが、これはスピンオフのもので、竜崎の周りにいる人が主人公です。

忖度や凝り固まった一般常識で困っている人が(私もこっち側)、困って竜崎に相談すると「なんで悩んでいるのか分からない」と言われ一発解決する感じの話です。これがまた身に染みるし、眉間が開いた感じになる。

毎日生活していると、本当に色々なことがありますよね。

大人の判断とか、空気感とか、これまでの前例とか色々。

心は嫌だと思っているのに、思考がそうしなければならない、と思っている時。この本を読むと本当にスッキリします。

年齢も職種も性別も関係なく、この本はお勧めです。

通勤電車で感じる読書率

昔はテレビや雑誌から距離を取っていれば、情報から離れられていましたが、今は主にネットですものね。

見たい訳じゃないけど、手持ち無沙汰だから。暇潰しに。

そうして何気なく見ているネットの情報で、自分が気づかないうちに、誰かの価値観でがんじがらめになっているかもしれません。

私は読書が好きなこともあり、出かける時は大体本を持っていきます(基本図書館で借りますが、読みたい本は我慢せず買います)。

ドカン人生観が変わる本もある

都内に通勤していて感じるのは、中距離路線(埼玉、群馬、栃木、千葉、横浜)などから東京まで1時間ほど乗車時間があるような電車では、読書率が高いです。女性も男性も年齢関係なく、1車両で数人は小説を読んでいます。

ですが、これが山手線になるとグッと減ります。みんなスマホを見ています。読書は1車両に1人いればいい方。

皆さんの通勤のお供、病院の待ち時間、休憩時の息抜きに、上司にモヤっとした時に、隠蔽捜査。おすすめです。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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今まさに、隠蔽捜査3.5 初陣を読んでいます。すごく刺さる。

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