おはようございます、MAYAです。
世の中、すごい人で溢れていますよね。
そういう人を目の当たりにすると、なんて自分は凡人なのだ。そりゃ平凡なことしか出来ないはずだ。なんて比較して卑屈になってしまうのですが、私がすごいと思う人に共通点があることに最近気づきました。
それはこれです。
自分の信念など、幹の部分は絶対にブレずにあるのですが、他は緩い。
むしろユルユル。
身近のすごい人
まず、私の身の周りですごいと思う人は、スーパー上司です。
この人は人生で初めて会ったタイプで、今のところ一番すごいです。
この上司が普通に思っていることや、やっていることをブログや本にして発信したら、みんな目から鱗だと思うのですが、まずやらないでしょう。
なぜなら、本人はそれが普通だと思っているので。
お金持ちはお金持ちであることをひけらかさないのと一緒です。それが当たり前だから。そんな上司、幹がすごいのです。
確固たる信念があり、それは周りが何を言っても、どう評価されてもブレません。他人の評価とか関係ないのです。
何か言われても「ふーん、それはあなたの意見だよね?聞くだけは聞くよ。でも私は私だから」と微動だにしません。なんせ「社長も部長も、ただの役割で、別にその人が偉いわけではない」と言い切る人です。
ただ、本当にすごいのは他人の意見を聞く余白もきちんとあるところです。
幹の部分は変わりませんが、それ以外のことで「それ、ちょっと違うと思います」「それは他人を混乱させます」と言えば、きちんと聞き入れるのです。
「そっか…わかった。直すわ」みたいな感じです。もちろん納得させるだけの理由は必要です。
人の意見を聞き入れて変われるって、簡単そうで本当に難しいです。
それをさらっと、なんのわだかまりもなくやってのける。
ただ、くどいですが、理由をきちんと説明する必要はあります。
ユルユル星人
そんな上司、幹以外の部分はユルユルです。とにかく面倒だから手間かけずにチャチャっとやろうよ。という感じです。
もちろん事にもよります。
きっちりしなくていけないことは、ものすごく緻密に計算しますが(地頭もいいです)そこまでこだわる必要のない事は「適当でいいからさ、任せるよ」という感じなのです。
ですので、細かい仕上げとかは雑です。雑なので仕上げ作業は任せられません。
手伝おうか?なんて言われますが「大丈夫です」とお断りします。
私は細かいタイプです。細部の仕上げにこだわるタイプです。
ですので、上司の仕上げは受け入れられないので、細かいお手伝いはお断りします。
上司も私のそういう性分をわかっていますし、自分(上司)が適当に仕上げることをわかっているので、そこで何もギスギスしたものは起きません。
せっかく手伝うって言ったのにさぁ!みたいなのは微塵もありません。「だよね。だって私この手の仕事、戦力外。むしろ邪魔だもんね。他にできることあったら言ってー」こんな感じでさらっと終わりです。
こういった変なプライドがないところも、またすごいと思う部分です。
ユルユル星人に憧れる
私は、上司と対極にいるタイプです。とにかく真面目。きっちりしていて四角四面の考え方。親や学校で教わったことをそのまま鵜呑みにして、馬鹿正直に生きてきたタイプです。
ですが、上司は違うのです。
自分の頭で考えて、自分が正しいと思うこと、自分がやりたいと思うこと、自分が譲れないこと、これらが確立しているのです。多分、幼少期から。
学校の先生からしたら、スーパー上司は最高に扱いづらい生徒だったろうと思います。スーパー上司理論でいくと、先生というのは役割であって、別に先生が偉いとかすごいとか、全く思ってませんので。
私はそんな上司にちょっと憧れます。
あ、もちろんそのままなりたいとは思いません。部下からすると結構面倒で、世話がやけることも沢山あるので。
幹をしっかり持ち、あとは他を受け入れる余地を持つ、ユルユル星人の部分に憧れるのです。
私は自信も余裕もないから、四角四面でカッチカチにしているのかな、と最近思います。
弱い犬ほど吠えるではないですが、自信がないから一生懸命壁を作って守りだけ強固にしている。そんな感じです。
その点スーパー上司は、別に何を言われても自分の信念は揺るがないので、壁を作る必要もない。
誰かが敷地に入ってきて世間体とか一般論を言っても「そうですねーははは」で終わり。影響を受けない。
やっぱりすごい。
他のすごい人
カズレーザーさんなども、すごいなと思います。彼もスーパー上司と同じユルユル星人の匂いを感じます。
信念(赤い服に金髪)以外は、割とフリーダムに変化自在。頭がいい人ほど、難しい言葉を使わないところも共通しています。
寺田倉庫CEO、中野善壽さんの生き方も本当にすごい。
中野善壽(なかのよしひさ)さんとは、あまりの逸話の数々に、実在すら疑われていた方です。シンガポールに住む予定で向かう途中、飛行機が台湾に臨時着陸して、じゃあもうここでいいや、って台湾に住み始めてしまうという行動力と変化を受け入れる能力。
そして究極のミニマリスト。
真面目なのは性分なのでそう変えられないとは思いますが、最近、もっと適当(楽)に考えて過ごしたいなと思うことが増えてきました。
歳を重ねたせいもあるかもしれません。
いい加減な訳ではないけど、肩の力を抜いて人生を生きる。そういった生き方にシフトして行きたい気持ちが強くなってきました。
その為には自分に余白を作らなくては。そしてその余白を、余白として受け入れられる器を自分に設定する、自然にできる人にはできることなのでしょう。
私は意識してやらないと無理そうです。
本日もお読みいただき有難うございます。
今日は風がかなり強いですが、その分空気中の塵が飛ばされて空の青が綺麗です。
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とりあえず肩の力を抜くことから始めてみます