おはようございます、MAYAです。
リモートワークになり、お仕事メイクが不要になったのをきっかけに「肌断食やってみようかな」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。
そもそも肌断食とは、過剰なスキンケアや、こするという摩擦をやめて、肌本来が持つ力を引き出して整えることを言います。
思い返してみてください。子供の頃、スキンケアなんてしなくてもお風呂あがり平気だったでしょう?バシャっと洗ってタオルでふいて終わり。肌がつっぱるなんていう感覚、なかったですよね。
あの感覚を取り戻すことです。
とにかくたくさんスキンケアをすることが大事という刷り込みから、導入剤、化粧水、美容液、クリームというように色んな物を肌に乗せることが日常になっていませんか。
洗顔の後に何もつけないとか、考えられない。肌カピカピになるし。
わかります。
でも、肌断食で肌本来の力を取り戻して正しいターンオーバーが回るようになると、水・純石鹸での洗顔、ワセリンでの保湿、これがスキンケアの全てになります。
メイク出来なくなるのは嫌だな、という方も大丈夫です。
なるべく避けた方がいいアイテム(水を多く含むもの)以外を使ってメイクすることは可能です。今は石鹸オフできるメイク用品も増えていますしね。
安達祐実さんが美しい、こんな心強い本も最近ではたくさん出ています。
肌断食を始めるには、できればネットの情報だけでなく本を読んで始められることをお勧めします。
色んな本が出ていますが、肌断食といえば宇津木先生ですので、この1冊は是非。プラスアルファで他の方の書かれた本を読まれるのがいいと思います。
肌断食する前の状況
まず、肌断食を始める前、どれだけの期間どんなものを肌に塗っていたかです。
10代はほぼ日焼け止めと、アイブロウ、口紅位のみ。スキンケアは化粧水、乳液くらい。
20代、ひどいニキビに悩む暗黒の8年間で、否応なしにメイクが濃くなりました。
下地、コンシーラー、コントロールカラー、ファンデ(リキッド・クリーム・パウダーなど色々)、仕上げの白粉にポイントメイク。
クレンジングは拭き取りタイプ、オイル、クリーム、その時々で色々。スキンケアは化粧水、保湿剤。
とにかくこの20代で本当に顔に塗りまくりました。盛り上がった火山のようなニキビを隠さなくてはいけないので、毎朝相当塗り込みます。
30代、ニキビから脱した私は、これまでの足し算メイクの反動で、どんどん引き算メイクになります。
下地(ティント乳液みたいなもの)、オンリーミネラルのミネラルファンデ、ポイントメイクのみ。クレンジングを使わない場合も増えてきて、洗顔と化粧水だけで終わりということも。
こんな軽いスキンケア・メイクに移行してしばらく経ってから宇津木先生の本に出会い、肌断食を始めてみることに。
最初は辛い
かなりシンプルスキンケアだった私ですが、化粧水をつけないというのは何十年ぶりかのことでしたので、顔がパキパキ言っていたのを覚えています(乾燥がひどい時はワセリンを薄くつけます)
そして、他の肌断食の方のブログなどでもよく書かれている、一番辛い時期の到来。
好転反応で肌が荒れ始めます。
ただ、好転反応なのか、ただ肌が荒れているのか、自分では判断がつきにくいです。
私は2ヶ月は様子を見ようと基準を置いていました。
この好転反応は人によって症状がまちまちですが、私はここ数年の引き算メイクで肌への蓄積物が減っていたのか、他の方よりは軽い印象です。
始めて1週間位経過した頃から、顔全体がゴワゴワ、ざらざらしてきました。小さい白ニキビのようなものもできます。このゴワゴワがずっと続いたらどうしよう…と不安でしたが、1ヶ月半程でゴワつきが解消。
この頃になると、お風呂上りに何もつけなくても平気です。つっぱりもありません。
そして毛穴が小さくなってきました。
安定期入りして数年のケア
他の人よりは、かなり早い安定期入りだと思うのですが、2ヶ月もしたら何も問題なく日々を過ごせるようになりました。
肌荒れもしないし、毛穴も小さくなったし、とにかく毎日楽。
私は同時に湯シャンも始めていたので、劇的に入浴時間が短くなりました。
シャンプーは季節によりますが、1.2週間に1回くらいです。これは今も変わりません。毎日はお湯で洗うだけ(ヘアケア剤は使っていません)
顔につけるものはスキンケア、メイク含めて以下が全てです。
- サンホワイト(ワセリン)
- オンリーミネラル ファンデーション
- ETVOS チーク
- アイブロウ・口紅
サンホワイト
肌断食にあたり色々なワセリンを試したのですが、これが一番肌に合いました。
小さいサイズで試して良かったあとは、400gのボトルで購入し、クリームケースに小分けにして使用。
オンリーミネラル ファンデーション
石鹸で落とせる所と、カラーが展開が豊富で自分の肌に合ったので。もちろんトライアルキットを購入して、肌トラブルが出ないか確認しました。
エトヴォス( ETVOS ) ミネラルプレストチーク
こちらはトライアルキットがないので、複数日に渡って店舗サンプルで試し、トラブルが出ない事を確認してから購入。今現在も継続使用。
口紅は固形スティックタイプで、肌に合うものという基準で自由に選んでいます。グロスやクリームタイプは避けています。
なぜグロスなどを避けるかというと、肌断食ではなるべくパウダータイプの化粧品が推奨されています。理由としては、水分を含むほど防腐剤などの量が増えるから。
クッキーとプリン、悪くならないようにするのに、どちらが沢山手間(薬)が必要か考えるとわかりますよね。プリンの方が断然傷みやすい。化粧品も同じです。
4年目あたりから更に簡略化
肌断食では、お化粧を落とす為に石鹸で顔を洗うのですが、こんな思いが湧き上がってきました。
ぬるま湯だけで大丈夫なんじゃないか?
薄いけどメイクをしているから、なんとなく石鹸で洗わなくてはと思い込んでいたけど、不要なのでは?
もしざらつきが気になれば、その時だけ石鹸使ってみよう。そんな思いで石鹸も使わず、ぬるま湯のみの洗顔に切り替えたのですが、これが何ら問題なし。
もはや石鹸すら必要なくなり、先述した化粧品ラインナップにも少し変化が出ました。
- サンホワイト→NOV(ノブ)Ⅱモイスチュアバーム
- オンリーミネラル ファンデーション→ETVOSミネラルシルキーベール
サンホワイトからNOVのモイスチュアバームに変更しました。
NOVの方もワセリン配合です。サンホワイトの方がコスパは良いのですが、今私の肌にはNOVの方が合っているので、こちらを使用。
オンリーミネラルのファンデーションは嵩張って持ち運びに不便なことから、プレストタイプのパウダーを探していて、ETVOSミネラルシルキーベールに行きつきました。これが顔の日焼け止めも兼ねています。
最初の数年は「これでなくてはいけない」というルールを頑なに守っていましたが、今は「つけすぎない、こすらない」という部分を守りつつ、あとは自分に合うように変更しています。
メリット・デメリット
私が5年肌断食をしてきてのメリットはこれです。
- 毛穴が小さくなった
- 肌が丈夫になった(元の状態を取り戻した)
- 手間がかからない
- お金がかからない
- 荷物が少なくなる
- いつでも顔を洗える
- 真冬でも乾燥なし
とにかくお化粧にかかる時間が減り(朝3分)メイク落としも不要。海外旅行に行くにも荷物が本当にコンパクト。とにかく楽ちん。
花粉がひどい時期や真夏などは、会社に着いたらトイレで顔を洗っています。バシャっと洗ってパウダー叩き直して、ポイントメイクが落ちてたらちょっと直して終わり。コロナ対策にも最適。
花粉や汗で肌が荒れる私には、いつでも顔を洗える今の状況は最高すぎです。
続いてデメリットはこちら。
- あれこれお化粧したい人には向かない
これにつきますね。
肌断食では基本的に化粧品はパウダー押しなので(水分を含むほど防腐剤を含むので)、リキッドファンデ、クリームチーク、グロスというようにトロっとしたものを使いたい方には向きません。
お化粧が楽しい気持ちもわかります。気分上がりますしね。
ただお化粧と並行して、化粧水も不要な肌を基本ベースで持っていられたら、色々身軽だなとは思います。顔を洗いたいけど化粧水がないから洗えない、なんてこともないですし。
あれがないと無理、これがないと無理、というのは、いざというとき色々不便でしょうし。
最後に一つ。肌断食したからといって肌がすごく綺麗になる訳ではありません。肌のキメの細かさなどポテンシャルは人それぞれです。
肌断食で、元々のポテンシャルまで戻すという話です。全員が白くてきめ細かい秋田美人のような肌になる訳ではありません。
私は宇津木先生の本と、こちらの本を参考に始めました。
本日もお読みいただき有難うございました。
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