スリランカ女一人旅202506(3)香港▶コロンボ コロンボ空港で右往左往

香港・スリランカ
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あらすじ:2025年6月にキャセイパシフィックの香港経由でスリランカ旅行へ。香港のキャセイラウンジで7時間まったりすごしていざ、香港からスリランカである。

フラミンゴの庭 MAYAです。

この(3)ではおさまりきらない色々を別記事「コロンボ空港お作法編」「(1)コロンボ旅準備編」で書いているので、よろしければ合わせてお読みいただけると嬉しい。

なお、右往左往しており写真など撮っている余裕はなかったので、ほぼテキストである。すまん。

記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。

香港~スリランカのキャセイビジネス

キャセイのラウンジで5時間以上まったりすごし、そろそろ搭乗ゲートへ向かう時間。この5時間は最初はガラガラ、その後便のピークで込み合ってきて、私がラウンジを出る頃にはピークをすぎてまた空いてきたって感じである。

ザ・ピアに別れをつげる

搭乗する飛行機は以下である。

CX611 香港2035-コロンボ2330(A330)

こちらもビジネスクラスで、成田-香港(A350)と同じ1-2-1配置のヘリンボーンである。一見同じに見えるが微妙に機材が古い為(A330)多少違いはあった(軽微な違いなので、劇的には違わない)

違う点としては、5時間程のフライトになるので、アメニティポーチあり、スリッパあり、毛布あり、という点だろうか。マットレスはない(そもそもキャセイはマットレスがない?ようだ)

ビジネスクラスの乗客は10人もおらず空いていた。搭乗してCAさんが夕食のリクエストを聞きにきてくれたけど、寝るから食事はすべていらないと断る。6時間近くフライトあるけどいいの?みたいなことを言われたように思うが、普段であればとっくに寝ている時間なので問題ない。

シートベルトサインが消えたらいそいそ就寝。JALのように就寝用マットレスがないので寝心地は正直いまいちではあるが、フルフラットで横になれるだけで身体が楽ってもんである(やっぱりマットレスがあると違うよ!)

寒いし静電気が!

にしても寒い!これまで日系だけでなくアメリカン航空などでも寝てきたけれど、今回のキャセイがいっちゃん寒かった。なんか通路側から風がくるんだよね。そよそよーって。

長袖シャツ、フルレングスパンツ、ゆったりルーズソックスという他の航空会社では問題なかった服装だけど、今回は寒かった。とはいえ本格的に寒いな、と思い始めたのが残り2時間くらいだったので我慢したが、復路便ではもう少し重ね着をしようと思った。

あと、これも他の航空会社では意識したことなかったけど、静電気を感じた。もちろん他の航空会社も機内は20%以下で超乾燥してるけど、そこまで静電気を意識したことないんだよね。他エアラインも毛布は化繊だと思うし、何が違うのか分からないけど、とにかく履いていたパンツが化繊なこともあり、毛布と擦れるのかぺたーって足にはりついて「うううう、静電気!」ってなったことを書き添えておく。

今後、長距離飛行機に乗る際は綿素材の洋服にしよう。

コロンボ空港のイミグレの洗礼

そんなこんなしてるうちにスリランカはコロンボ空港に到着である。

機内WiFiを使ってホテルの人とはメッセージをやりとりしており、この人が迎えにいくよーっ、空港についたらこの番号に電話頂戴、みたいな写真つきのメッセージなどももらっていた。私も当日の服装と髪型やスーツケースの色などをこの時点で連絡していた(その後音信普通になってしまうとは予想していなかったが)

ちなみにホテルの予約はBooking.comでしており、Booking.com内のチャットでのやりとりである。が、最近このチャットで詐欺がおきているらしいので以下のYKKさんの動画を是非どうぞ。

ということで、ホテルの人が空港に迎えに来てくれているので、荷物ピックアップ後はお金の両替だけさくっと済ませて待ち合わせ場所に向かう予定だ。飛行機降りて、人の流れに乗って進む。時刻は深夜0時ちょい前だ。

事前に色々調べていた通りに大仏様が現れ、そうするとイミグレのはず…が、なんじゃこりゃー!激混み!しかも列がカオスで、本当にこの列でいいのかわからん!って状況だ。周りを見渡すと、アジア系や白人系の人も周りにいるので、総合的に判断してこの集団の並びにいればなんとかなりそうだと判断する(事前にETAを申請・取得していれば直接イミグレに向かう形)

だんだん列が進んでいくと、人混みの向こうにイミグレカウンターが見え、入国審査をしているのが確認できた。わりとさくさく進んでるので、20-30分あれば通過できそうだ。

列を待つ間、用意しておいたeSIMのUbigiをアクティブにしようにも全然ONにできない。なんで!?ホテルの人に連絡できないじゃん!一時しのぎで空港のWiFiにつなごうと試みるも、すぐにブチっと切れる。再度登録してもブチっ。

空港WiFiは繋がらない、用意しておいたeSimは繋がらない、楽天モバイルも繋がらない(つながるエリアになってたけど繋がらなかった)ノーーーーー!

Ubigiは再起動したらサクッとつながるというオチなのだが、この時はそこまで頭がまわらんかった。

eSIMのUbigiが繋がらない Androidは再起動を試してみて
eSIMのUbigiが繋がらない。繋がらないというかSIMをONにできないというトラブルに現地で陥ったが、再起動したらするっと動いた話。あとは私がスリランカ旅行でどの容量を買ったかなど。

前の人が別室送りで詰む

スマホはどん詰まりだが列は順調に進んでゆき、もう少しで私の番。事前に申請済のスリランカのETAの承認メールを印刷したものと、パスポートを手にして待つ(ぎりぎりまでパスポートにはカバーをかけて日本人とわからないようにしてる)

眼の前にいたアジア女性が入国審査に向かい、やっと次だー!

と、思ったらさ、その女性めちゃくちゃ詰められてんの。しかも軽く切れて言い返してるし。

何を指摘されてるのかわからないけど、審査官は激昂してる感じなく淡々としてるんだけど、なにか気になって許可できない風。だんだんイライラを隠さず出し始めた女性がなんとなくだけど結構くってかかってる感じ(英語でやりとりしてる)

とはいえ、しばらくすればバチコンとハンコ押して通してくれるだろうと思って眺めてたら、全然だめ。うそーん!

私の後ろに並んでる人も「おいおい、この列まじかよ」な雰囲気が出始める。

私はホテルのお迎えの人を待たせているし、ネットがうまく接続できなくてメッセージも送れないという非常に相手に申し訳なさMAX。そして自分も一体いつここを突破できるんだ?と心がざわつく。

そうこうしているうちに、徐に入国審査官が立ち上がってブースから出ると、彼女を連れてどっかいっちゃったよ!しかも係員補充されないし。THE放置!

この別室送り女性ですでに結構時間を取られており(その間も他の列はサクサク進んでいる)後ろを振り返ると、あんなにたくさんいた人が減り、各列7-8人って感じである。私の列の最後尾の方の人は他の列に移動したりしてるけど、私一番前だし、もし移動した途端に戻ってきたら微妙だから、このまま待つことに。

10分くらいだろうか、少ししおらしくなった女性と(お灸を据えられたのだろうか)と審査官が戻ってきて、バチコンとスタンプ押してやっと彼女の入国審査が終わり。やーっと私の番!!

パスポートとETAプリントアウトの紙を見せ、一応観光で5泊、というのは答えられるように準備していたのだが、私のほうは全く見ずにパスポートと紙を横目で見ながら隣の審査官と会話してるし!(さっきの女性の一件を話してる風)

そして何も聞かれず、何も声もかけられずにパチコンとスタンプ押したパスポートと紙を返された。

日本人は一瞬ってのをネットで見てはいたけど、まじでそうだった。

手荷物引き取り場所はどこだ!?

もうこの段階で到着してから1時時間以上経過している。今すぐにでも待ち合わせ場所に行きたいが荷物もまだ引き取らなきゃだし、両替もしないといけない。

イミグレ抜けると免税店があり、スーツケース引いた観光客が買い物してる。どうみても手荷物サイズじゃない大きいスーツケースを引いてる人もいるので、バゲッジクレーム(手荷物がぐるぐる回って出てくるとこ)は近くにあるはず。だけどぐるっと見回してもない!

こういう時は聞くべし!ってことで、そのへんの係の人に質問。免税店の通りを指さし、まーっすぐ行ってつきあたりを1フロア降りたとこ、ということである。どうりで見回しても見えないはずである。お礼を言ってわわわーっと急ぐ(コロンボ行く前に以下動画がめちゃくっちゃ参考になるので見ておくといいよ!)

課金おじさんに教えてもらう

時間的に荷物も少なく、2つのレーンで荷物が流れているが、どっちレーンかわからん!電光掲示板に出てるかなと思ったけどちょっと見つけられない。でも時間はかなり経過してるからとっくに出てきているはず。

これまたそのへんの係員の人に預け荷物のチケットの半券見せながら、この便の荷物ってどっちのレーン?って聞くと、そっちだよ、ってことなので、センキューソーマッチ!とお礼を行ってレーンをざーっと眺めると、あったー!あっちの遠くの方をどんぶらこと流れてる!

わわわーっと走っていってピックアップ完了!

これはあとで気づいたことなのだが、私が質問したスタッフっぽい係員の人(STAFFとか書かれた体育のバスケのチーム分けとかで着るようなベスト着用)勝手に荷物運んではいお金ちょうだいおじさんだったことに気づいた(空港が許可してるので合法である)

親切そうに荷物運ぶの手伝おうかーって手伝って、終わったら「はい、お金」っていうやつである。もちろん合意の上であれば便利なポーターサービスとしていいのだが、あら、女性だからって親切にどうもーなんて思ってるとえーってなるやつなので気をつけよう。

教えてあげたんだからはいおいくら万円、って言われなくてよかったーとしみじみ(シーギリヤロックにも、登るの手助けして「はい、お金」っていう人がいるそうなので注意だ)

両替あれこれ

次は両替だ。複数カウンターがあるがどこも大差ないという話だったが、なんとなく人が並んでるカウンターに並ぶ。幾ら両替しようか迷ったが、とりあえず2万円分両替することに(パスポートも提示する)

スリランカ通貨はスリランカルピー(LKR)で、大体1円=0.5ルピーって感じ。金額を÷2すれば日本円でいくらか分かるので簡単だ。

ちなみにちゃんと何枚かは細かいお札も混ぜてくれるが、細かい紙幣は多いにこしたことない。もし空港内のお店でなんかでちょっと買い物して細かくできそうだったら、しておいた方がよい(後述する)

ジャーっと機械でお金を数えてくれるが、念のため受け取ったらその場で紙幣の数があっているか確認しよう。後の人が並んでるからとか関係ない。その場で確認することが大事である。

スリランカは江戸っ子だぜ

紙幣は5000、1000、500、100、50、20で、一番高額紙幣は日本円にすると2500円。日本人の感覚だと5000LKR=2000円札位の感覚ね、と思うかもしれないがノンノン。私の体感だが、1000LKR=五千円札、5000LKR=一万円札位の気持ちで良い。

そういう金額帯のお店では高額紙幣も問題なく使えるが、トゥクトゥクでは無理だと思っておいていい。おつりにできるだけの現金がないのだ(トゥクトゥクは今日の稼ぎで明日のガソリン代に充てる、みたいな宵越しの金は持たねーぜの昔の江戸っ子のような感じの生活の人もいるようなので、江戸に行った気持ちでゆこう)

じゃあライドシェアアプリ(Uber、PickMe)でクレカ決済するからいいよ、と思うかもしれないがこちとら江戸っ子なんでね、今日の日銭は今日入らないと困るのである(クレカは即日入金ではない)支払い方法がキャッシュじゃないとキャンセルされたりすることもあるようなので、スリランカはやはり現金社会と思っておいた方がいい(特に少額は)

もちろん大きいお店などは普通にクレカ使えるし過剰な心配はいらないが、現金決済で注意すべきはトゥクトゥク、タクシー、小さいお店って感じだろうか。あとスリランカはチップ文化なので、そういう意味でも細かい紙幣が必要だ。

だったらちょこっとの買い物で崩しておこ!ってのが心理で私もトライしたのだが(スーパーとカフェ)、スーパーでは「え、この金額(少額)にその紙幣?小さいのないの?」と言われ両替失敗し結局クレカ決済、カフェではおつりの現金がないと言われ撃沈(そしてクレカ決済)ということがあったことを記しておく。

まぁ日本でいえば万札くずしたくてペットボトル1本に万札出すようなもんだから、そりゃ嫌がられるのしょうがないんだけど。両替店でもっと細かい紙幣多くしてくれと言えばしてくれるのかもしれないが、私はそれどころじゃなかったので、時間と気持ちに余裕がある方は是非トライしてみてもらいたい。

待ち合わせの郵便局が見つけられない

ネットがうまく繋がらないから、本当なら到着ロビーにあるSIM販売所で現地SIMを買おうと思ってたけど、もうそんな時間はない。ホテルにはWifiもあるからどうにかなるだろう、とりあえずは迎えの人と落ち合わないと!と急ぐ。

今回、待ち合わせ場所に指定されたのが郵便局(POST OFFICE)の前である。事前にGoogleMapでなんとなくの位置を確認していたけど、思っていたような場所にない。今の自分の位置から割りだすにしてもネットが繋がらん!

基本的な人の流れに沿いながら目を左右に光らせてそれっぽいものを探しながら歩いていたのに、建物の外に出てしまった。もう「うっそ、見落とした?!」である。

建物の自動扉を出たその先はタクシー待ちの人でわっちゃーごっちゃーってしている。そして自動扉の脇には銃を肩から下げた警察の人もいる(マジもんの銃である)

見落としたに違いない!と思って出てきた自動ドアに再度入ったら、脇にいた怖い警察官(?)のお兄さんに「おいおい!もどっちゃだめだぜ!」的な声をかけられた。普段だったら怖くてビビるとこだが、こちとらそれどころではない。むしろこの人に聞けばいいや!と思い、すいません、ポストオフィスってどこですか?って食い気味に聞いたら、おう、あっちだぜ!と自動ドアを出たもっと先を指さされた(後々分かるのだが、コロンボ空港は搭乗客以外は建物にい入るのにチケットがいるのである。一度出たら簡単に戻れないので要注意だ)

ありがとうございますー!と後にし、ひたすら進んでいくとあったー!POST OFFICE。でもどの人だろう?と思うと向こうから声をかけてくれた。もうめっちゃ平謝り。でも嫌な顔せず握手してくれてホッ。

ホテルの人と無事落ち合えた

郵便局前に車を待機しておけるスペースはないようで、誰かに連絡するとすぐに1台の車がやってきた(別のスペースで待機してくれてたっぽい)

空港を出るとそこはもう漆黒である。ホテル(ヴィラ)に向かう道は街頭もなく、ほんと土地勘がなければどこに曲がる道があるのかも分からない。そんな真っ暗な中を走る事5分程で、本日の宿に到着。コロンボ空港からコロンボ市街地までは車で30分はかかるので、深夜なこともあり空港近くのホテルを手配した。

Ceylanro Transit Villa

Ceylanro Transit Villa · 5WX2+742, Katunayake, スリランカ
★★★★★ · ヴィラ

オープンスペースのフロントというかちょっとしたデスク部分でチェックイン手続き。すぐ脇にある冷蔵庫からフルーツジュースをグラスに注いでくれたのだが、氷無しとはいえ一瞬不安がよぎったので一口だけ飲むにとどめておいた。

翌朝の朝食は何時がよいかと時間を聞かれ(朝食つきプラン)、確か6時半か7時で頼んだような記憶がある。

ホテルWiFiのパスワードとかは、そのジュースが入ってた自動販売機の脇に紙が貼ってあったのでその場で接続を試みる。無事繋がったー!!

翌朝のホテル前の道

そして1Fの部屋に案内され、やっと無事についたと安堵。キャセイのラウンジでシャンプーとかもしてきたし、数時間後には起きるのでざっとだけシャワーを浴びる。とはいえ、必要最小限の荷物を開いて片したりしてると結構時間が経ってしまい、結局ベッドに横になったのは2時過ぎ。そして4時には起きる予定である。

とりあえず、海外用に購入しておいたeSIMが繋がらなかったりとか困りごとはあるものの、日本時間ではすでに5時半である(時差3時間半)機内で寝てきたのでかなり楽ではあるが、一旦仮眠をとることにして1日目終了。

おつかれさま。

1日目に泊まったホテルの色々は次の(4)で!とりあえずコロンボ空港疲れたよー。

スリランカ旅行2025年6月|現在地(3)

◀一つ前|(2)乗り換えの香港のキャセイラウンジでまったりすごす

スリランカ女一人旅202506(2)キャセイビジネスクラスで成田▶香港、ザ・ピアで乗換7時間を過ごす
香港経由でスリランカまで。7時間の乗り継ぎをキャセイラウンジ、ザ・ピアで堪能したり、エアウィーブのマットレスをスーツケースに仕込む技を習得したりの話。スリランカの虫よけグッズの機内持込についても。

▶次|(4)2日目、空港近くホテル紹介とコロンボで水着を買うの巻(執筆中)

↓結構お作法むずかしいぜ!コロンボ空港

スリランカ コロンボ空港 出入国時の注意点(空港お作法あれこれ)
ガイドブックやブログを読み漁って行ったが、コロンボ空港を際に利用してめちゃくちゃ困ったり戸惑ったことが盛りだくさんだった!実際の体験をもとにしたコロンボ空港のお作法、初めて行く人は是非!特に出国がカオス!

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