あらすじ:2025年6月に香港経由でスリランカ旅行へ。チャータータクシーを利用してついに今回の旅の目的であるヘリタンスカンダラマまでキャンディから移動である!
フラミンゴの庭 MAYAです。
今回の旅の目的はバワ設計のヘリタンス・カンダラマ(Heritance Kandalama)に泊まることであるが、ついに到着だ!ホテルについては書きたいことがありすぎるので次の記事でぎゅっと凝縮するが、この記事ではキャンディからヘリタンス・カンダラマまでの道中の色々を記しておく。

ヘリタンス・カンダラマ…慣れない人は呪文の文字列でまったく頭に入ってこないと思うのだが「カンダラマ」は地名で「ヘリタンス」はホテルグループの名前である。なのでヒルトン東京、みたいな感じだと思ってほしい。カンダラマにあるヘリタンスのホテル、である。そのホテルを設計したのが天才設計家ジェフリーバワである。
2025/6/17(火)
- キャンディのホテルの朝食
- スリランカの運転はハードだぜ
- 犬がそこら中に落ちてる(寝てる)
- カラフルな箒が欲しい
- ついにホテルに到着(到着まで)
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってありま
佛歯寺には行けずじまい
朝4時起床。
本来の予定では、すぐ近くの佛歯寺に早朝参拝に行く予定にしており、白いTシャツとオフホワイトのパンツも用意してきた。というのもスリランカの神社参拝は白が正装で、THE観光地になっているお寺とかは別として、地元の人が日々お祈りに訪れているようなこの佛歯寺は地元の人も白い服装で参拝しているのである(完全真っ白でなくとも、シャツは白とかね)
やはり現地のルールを守るのは旅行で訪れた者の最低限のマナーだと思うので、そういう思いで白い服を用意してきたのである(オフホワイトのパンツはワークマンで買った)
ところが、詳しい顛末は後でまとめるつもりなのだが簡単に言うと、Booking.comで予約したヘリタンスカンダラマのクレジットカード決済がクレカエラーで決済できない・カード情報確認してくれ、というメールが延々リピートで届くというトラブルが昨日から続いており、そちらの対応でチェックアウト時間近くまで時間をとられてしまったのであった。
そんな合間を縫ってホテルの朝食である。
6月はスリランカはオフシーズンということもあり、朝食会場は私一人だけであった。ビュッフェ形式であるが、楽しみにしていたのがスリランカカレーである。日本人のご飯味噌汁みたいな位置にあるカレー(ガイドさんも毎朝カレーって言ってた)非常にサラっとしていてそんなに辛くもなく、でもスパイスきいててうまい!





カレーは何種類か用意されてて、お皿の上であいがけである。そしてライスや漬物的な立ち位置なものを乗せて食べる。そして食べる時は全部混ぜて食べるのだが、これが食べる場所によって味変してうまい!スリランカカレーすきだわー。


あとオムレツは別に焼いてくれて、もちろんコーヒーもあるぜい。

キャンディからカンダラマまでドライブ
そうこうしているうちに9時、ガイドさんと待ち合せている時間である(この後ガイドさん&サミーラさんのおかげでBooking.comのトラブルは解決する。ほんっとこの会社に頼んでよかったと心底思った)
ついに今回のスリランカ旅行の目的地であるヘリタンス・カンダラマに向かう。キャンディ市街地からの所要時間は2時間半というところ。ちなみにホテルのロビーからもJAVAの看板が見える。

スリランカの運転は荒いぜい
コロンボ市街地でもすでに感じていたことだが、スリランカの車の運転は荒い印象。だが、このガイドさんはかなり安全運転してくれているのがよーくわかる。

スリランカは早いが美徳とされているいう話をどこかで見かけたが、とにかくスピード命な感じである。これは暑い国だから早くしないと物が傷むとかそういう所からきていて、何か質問されたら時間をかけて正しい答えを出すより、とにかくすぐに答えることが良いとされる、なんてのも見かけた(真偽の程はわからん)
なので車もトゥクトゥクも飛ばす飛ばす。そんな中でガイドさんの運転は丁寧である(ある程度スピードは出してるけど荒くない)

スリランカは信号が少ない。車通りが少ないから信号がないわけではなく、単に信号がないのだ。つまり、交通量が多い交差点にも信号がない場合が多く(超市街地は別だが)そこは気合とスピードとギリギリ攻めて突っ込む精神で通過するのである。ちなみに同じ方向に進んでいる車も容赦なく後ろから追い越しをかけてくるし(なんせ、スピード命なんで)トゥクトゥクもバイクもそこに参戦している。まさにカオスだ。
まじでよく事故起きないな、と思いながら乗っていたのだが、もしも万が一スリランカでレンタカー(があるのか知らんが)借りようなんて思ってる人が居たら、やめた方が無難であろう。そこは現地のプロのドライバーに任せた方がよい。

車酔い注意
ちなみに地図で見るとまーっすぐキャンディから道が続いているように見えるが、高低差のある道を行くので、実は小さいカーブもかなり多く車酔いしやすい人は薬必須だと思うので注意。

にしてもスリランカは犬が多い。基本野良だと思うのだが、たくさんいる、というよりたくさん落ちてる、という言い方がしっくりくる。とにかくあっちにもこっちにもぐでたまのようにのんべんだらりと犬が伸びている。茶色い土の上に薄汚れた茶色い犬が落ちてるので、同化していて一瞬わからなかったりするし、爆走カーのそばでも寝てる。

途中、ココナッツドリンクを試した。いわゆるココナッツにストロー突っ込んで飲むあれである。味的にはポカリとかアクエリアスとかあれ系の飲み物の味に近い。ポカリとかも乾いた身体を癒やす飲み物だから、同じような目的でいうと味が似てるのも納得、と思いながらちゅーちゅーする。


が、しかし。結構量があり500mlペットボトルをいとも簡単に飲み切る私でも量を感じ、最後少し残した。無理して飲もうかと思ったがこれ以上飲むと急にトイレ行きたくなりそうな気がしたのでギブ。
おいしかったけどお腹いっぱいで少し残ってる、といってココナッツを返すと、中身を捨てて半分に割って、中のぷりぷりしたところ食べられるからとまた渡される。さっき飲んだのがゼリー状になった感じ。腹がたぽたぽである。


スリランカは箒の国
中東や東南アジアの国に行ったことがないので比較のしようはないのだが、スリランカは道路がきれいである。日本の「THE清潔」というのとはまた違って「掃除されてる・手入れしてる」という感じで、とにかくみんなよく箒掛けするのである。
2日目コロンボ市内のホテルに泊まった時も、朝からジャッジャッと箒をかけている音がしていた。
最初なんの音だろう?と思っていたのだが、雨が止んだタイミングを見計らってご近所さんが庭の箒掛けをしていたのだ。緑が多いので当然落ち葉もあるのだが、玄関先などまめに箒掛けしているのである。
それに気づいてからきょろきょろ街中を見渡すと、いろんなところに箒がけした跡が残っているし、車窓から見えるこじんまりした商店でカラフルな長箒がそこら中で売られていた。それだけ売ってるってことは、買う人がいるってことである。ちなみにこのカラフルな箒、多分プラスチックかなにかで出来てると思うんだけ青とか赤とかキッチュなカラーでめちゃかわいくて、買って帰りたい!と思ったのだが、持ち帰りが無理だな、ということで諦めた。
スリランカに行ったら是非道のはたで売られているカラフルな箒ウォッチングも楽しんで欲しい。


ヘリタンスカンダラマに到着
車を更に走らせると道端にこんな小さなホテルの看板が現れる。もちろん照明なんかはない。


ここを左に曲がるとこんな道である。そしてその角には「象注意」の看板。ガイドさん曰く、夜7時以降〜朝6時はゾウが出る可能性が高いらしい。なので夜間はドライバーさんはここを走るのを避けると思われる。


写真だけじゃイメージわきずらいと思うので、ストリートビュー貼っておくので周りがどんな景色が参考にしてみてくれ。
しばらく走ると遮断器のような棒が降りている検問所みたいなのがあり、近づくとバーを上げて通してくれた。あれはなに?と聞くと、ヘリタンス・カンダラマのゲートとのこと。特になにか見せたわけではないけど、ホテルに関係ない人が入らないように関所を設けているようである。
ちなみにこの遮断機は、何かしなる木材で出来ていた。片方を向こう側に固定し、スタッフがいる側の先に紐がついている。通常は紐を引っ張ってバーのように横倒しにしてるんだけど、ゲートOKの確認がとれたら紐を緩めてぴゅーっとバーを上げる。車が通ったらまた紐を引っ張って関所にする、というアナログでありながら非常に効率的なゲートであった。
そしていよいよ、ホテル到着ー!!
Heritance Kandalama
いつか行きたいと思っていたホテルについに!ついに!きたー!さんざん写真やブログで見てきた屋外むき出しのフロント!(以下車寄せから見た写真)

フロント側から車寄せをみるとこんな感じである。

ヘリタンス・カンダラマの映える写真はそれはもう世界中に転がっている。そういうケースって写真のほうがよくて実物はこんなもんか…ってことがあるのだが、ここは違う!
脳汁出まくりで、写真では伝わらない圧倒的自然、空気感、徹底されたバワの色感覚、デザイン、センスがすごくて「うおぉぉぉー!!!」ってなる。ホテルについてしばらくの私の頭の中は
うぉー!天才かよ!って天才だよ!
であった。もうそれ以外出てこない。はるばる来てよかった…!!!




チェクイン時間は14時である。私の到着は昼前なので部屋の準備ができるまでロビーでお待ちを…と、それはもうすばらいロビーに通される。そして見よ、左↓のとこがインフィニティプールである(その向こうはカンダマラ湖)
くぅー眼下にはインフィニティプールと湖、暑くも寒くもなく(この頃日本は多分35度とか)程よい風が木々を揺らして葉の擦れる音が心地よい。とにかくBGMは自然音だけで、日頃いくら静かな場所でも耳に入る車のエンジン音や遠くの高速道路の音、電車の音などが皆無なのだ。

ちなみにホテルに対する鼻息荒い感動の文章は現地で打ち込んだテキストである。仕上げの記事をまとめている日本にいる私には書けない文章である。余談だが、以前はPC持って行ったりしたけど重たいし私は現地でブログアップする訳でもないので、最近はキーボードだけ別持ちしてスマホにテキスト打ち込む方式である。

ということで、ヘリタンス・カンダラマについて書きたいことは山ほどあるので、次はこのホテルについてじっくり書いてゆく。どのプラン、どの部屋を選んだかだけでなく、実際私が他のブログを読んでも気づかなかった点や実際私が経験したことなど、たーっぷり詰め込むぜい!!
あーまた泊まりにいきたい。
スリランカ旅行2025年6月|現在地(6)
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