フラミンゴの庭 MAYAです。
あらすじ:3フライトしか使わないワンワールド世界一周券(ビジネスクラス)でボストン経由して目的地ロンドン・リッチモンドへ。時差ボケ対策したりM&Sに毎日通ったり部屋に花を飾ったりして過ごしているリッチモンド滞在記。
リッチモンド滞在紀パート2であるが、なんとなく行ったらドはまりして3日間も通ってしまったキューガーデンズの話だ。

イギリスだからって庭園の話かい!って思ってる人、それだけじゃないから!キューガーデンズってトイレがすごいのだよ!(そんなこと書いてるブログ見たことないけど、私はキューガーデンズのトイレにもハマってしまったのだ)
本日のお品書き(UK時間:2025/3/17月~3/20木)
- そもそも入口が王道から外れてた
- ディズニーの森ってこれじゃね?
- トイレが、トイレがすごいんだよ!
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
そうだ、キューガーデンズにいこう
JR東海のパクリフレーズであるが(そうだ、京都いこう)まさにふらっとそんな感じでキューガーデンズに行った。もちろんきっかけはある。
リッチモンドに着いた翌日(まともなリッチモンド活動日1日目)早朝起き出して今日どこ行こうかなーとスマホいじりながら、後でチェックしようと思っていたYoutube動画を見た。
それはロンドンのオススメお土産を紹介している動画なのだが、そこにキューガーデンズのショップもなかなか良いということで紹介されていたのだ(キューガーデンズの所から再生するよう設定してある。それ以外も超素敵なので是非見てみて)
もちろんホテルのすぐ近くにキューガーデンズがあるのは知っていたが、全く行く気はなかった。だけど動画をみたらショップが素敵だったので行ってみることにしたのである。
そんな軽い気持ちが私のロンドン予定を見事に一新させてしまうこととなる。
そもそもこの旅行では、レンタカー借りてカントリーサイド(田舎)をドライブしようと思っていたこともあり、緑が多い場所を欲していたのであろうと、後から振り返ってみると思う次第である(この為にオートマ限定解除したのに、利用しようと思っていたレンタカーvirtuoがイギリスからサービス撤退してしまったという悲しい経緯がありつつ)
そもそもキューガーデンズとは
もとは王室の庭園で、今は世界で最も権威ある植物の研究機関としても知られており、世界遺産でもあるそうな。
ちなみに広さは132haあるのでかなり広い。どの位かというと東京ディズニーランド2.5個分である(TDLは約51ha)よくこういう時に東京ドーム何個分とかいうけど、東京ドームよりTDLの方がわかりやすいと思うのは私だけだろうか。
入場チケットはオンラインで
こちらは入場料がかかるのだが、窓口でチケットを買うよりもオンラインで購入した方が£2安いのでオススメである(季節や曜日にもよるが、3月の平日はオンラインで£22。もちろん当日でも購入できる)私もホテルの部屋でポチポチとオンライン購入してから出かけていた。
公園に料金払うなんて!って思う人もいるかもしれないが、実際に行ってみれば「そりゃこれだけ綺麗に維持したり種の保持するならお金かかるよね、納得」と思えるはずである。課金意識としては公園というより植物博物館に入園料を払うような気持ちでよいと思う。
でもでも!公園はただじゃなきゃ!って人は別日でリッチモンドパークに行っているのでそちらを参考にしてほしいが(記事はこれから書く)リッチモンドパークを経験すると、そりゃキューガーデンズ入園料かかるわな、と納得できると思う(リッチモンドパークを下げている訳ではなく、そもそもの在り方が違う)

一目ぼれってやつ
キューガーデンズの入場ゲートはいくつかあり、一番メインなのが真ん中のビクトリアゲート(Victoria Gate)で、ディズニーランドで言えばワールドバザールがドドーンと見えるゲートから入る感じである(TDLにそれ以外のゲートはないが)

ところが、私がホテルからてくてく歩いて(15分位)到着したのは超はしっこのライオンゲート(Lion Gate)であり(上記地図の左下)

予備知識不足でビクトリアゲートが王道だと知らない私は「大きい公園のわりに入口こじんまりしてんなー」と思って入園(メールで届いた入場券PDFのバーコード部分をスマホ画面に出しておいて、切符売り場で読み取ってもらうスタイル)
上記と反対のアングルであるが、実際にリッチモンド駅から歩いてくるとこんな感じである。ゲートがあることが事前に分からず、突然ぽつんと現れるのであった。

ライオンゲートが良い!
ところがである。初めての訪問がこのゲートからで良かったと感じることとなる。
というのもこのライオンゲート、TDLで言えばうっかり裏口から入っていきなりクリッターカントリーに迷い込んだような感じなのだ。お店とか映えるものはなくいきなり森。もうこれがたまらんかった。

数歩進んだ段階で「やばい、めっちゃここ好きかもしれん」と直感。そして少し進んで「滞在中もう1回は確実に来るやつだな、ここ」と確信。
この空間に一目ぼれしてしまったのである。
とにかく沢山の種類の草木があり、歩いているとどんどん景色が変わる。エリアごとに植えてある木が違うので、本当に違う国の公園に行ったように景色がかわるのだ。









ずーっと先に塔が見えるが、あれも公園内のものである。



これはディズニーの森だろ
合計3日間行ったうち、1日目はニット帽子を持ってこなかったことを後悔する位うすら寒い空の天気だったのだが、残り2日はダウン脱いで長袖Tシャツでちょうどいい気候なピーカンであった(ロンドンなのに一度も雨に降られなかった)どんよりした空の写真は1日目で、晴れてるのは他2日と思ってくれ。
にしてもこのキューガーデンズ、私たちがアニメや漫画、絵本を見て思い浮かべる森をそのまま表しているような場所なのである。どういうことかというと、白雪姫とかに出てくる森って下草(芝生とか)がきれいに生えてて座り心地よくて、木々が良い感じに日差しを遮ってくれて、寝転ぶと葉の合間から青い空と流れてゆく雲が見える。そんな感じじゃん?

だけど実際の森って、寝転ぶにはごつごつしてたり汚かったり虫がいたり、そうはうまいこといかない。
しかーし、このキューガーデンズは物語の森のまんまなのさ(もちろん虫はいると思うが)芝生は手入れされていてダイレクトに寝転がって昼寝できるし、ベンチはあちらこちらにある(本当に無数にある)手入れされているからこその美しい公園なのだが、いわゆる作り込みすぎた公園とは一線を画していて、管理が行き届いた森って感じなのである(伝わってくれ!)





ドナルド族も沢山いる
ちなみに植物だけでなく動物も沢山いる。なかでも一番多いのはアヒル・カルガモ的なぺたぺた歩くドナルドな彼らである。
とくにこの辺のはデカい。日本のカルガモの倍はある(感覚的に柴犬くらい)豊満ボディをゆさゆさ揺らしながらぺったぺったと歩く姿はかわいいというか「でか!」って感じだ。

M&Sで買ってきたパンを食べていると、「おうおう!そこの二足歩行、いいもん食ってんな」って感じで近づいてくるが、でかくてこっちがビビる(もちろんあげてない)



中心部の池で写真撮ってたら、自分のフォトジェニックさを自覚したドナルドがまた一匹近づいてきた。




あざーす。

ちなみにカラスもいるのだが日本のカラスより小さいので、ドナルドに完全に迫力負けしている。しかし頭がいいのは共通で、芝生シートをせっせと剥がすという頭脳プレイないたずらをしていた。

課外授業の子供や休憩する大人
とにかく公園内には赤ちゃんからお年を召した方まで全ての年齢層がいる。ベビーカーを押して日光浴にきているママ達がいたり、芝生に寝転んで昼寝してる人がいたり、のんびり歩いているおじさまなど、観光客だけでなくて本当に地元の人も沢山きている(地元の人は年パス的なものがあるからだとも思うが)

これは「Treetop Walkway」と言って、高い所から下を見下ろせるだけでなく高い位置から木々を観察するという役目のあるものである。これは昇るしかないでしょ、ってことで階段をわしわし昇る(エレベーターもある)ほぼ周りの木の高さまで登ると、鳥の目線である。すごい。一応左回りがルールらしいので誰もいないけど左回りにてくてく回ってみる。
高い位置からヒースロー空港を飛び立つ飛行機などを見ていると、どうやら課外授業と思われる中学生達がやってきた。こういう時はさっさと退散だとエスカレーターに乗る(階段は中学生が登ってきてるから)ウィーンと降りていると、別の班の中学生が現れ「あ!エレベーターあるじゃん!あれで登ろうよ!」って顔をしてる。下に着いたら先生が無情に「stairs~stairs~(階段階段~)」と連呼していた。がんばれ学生。

トイレがTDLクオリティ
そして特筆すべきはトイレである!もうね、私と同じような好みの人はトイレウォッチもちゃんと組み込んで欲しい。なにがすごいかっていうと、とにかく超絶綺麗であること(海外なのに奇跡)、建物が素敵であること、デザインが良いことである!加えて経年変化を経ている上での佇まいが最高なのだ。
まず清潔さで言うと、トイレ世界一である日本の公園より上である。というかTDLレベルと思ってもらっていい(課金神の領域)日本人として「負けた」と思ったトイレは初めてである。
初日になにげなく行ったトイレに衝撃を受け、これは公園中のトイレを回ってチェックしなくては!と、ほぼ全てのトイレをチェックした私がオススメトイレ3つを紹介する(清潔さは全て共通だが、全てが推しトイレな訳ではないので推しだけ紹介)
オススメトイレ①
まず私のイチオシはこちら、ライオンゲート(Lion Gate)から近いところにポツンとあるトイレである。

ライオンゲート側から歩いてくるとこんな風に緑に囲まれてひっそりとあり、すでに佇まいが最高である。清潔さ以外でのオススメポイントはこちら。
- レトロ感が最高
- 隠れ基地感がいい




そして中はこんな感じであるが、清潔具合は他のトイレもこのレベルである(すごすぎる)そして特筆すべきは手洗いシンクのさぼりリングのなさ!これ、普通に家事をしている人であればシンクが長年使ってこの綺麗さってすごいことは分かると思う。




オススメトイレ②
2つ目の推しトイレはこちら。

この道の突き当りの左にあるのだが、一見トイレがあるようには見えない。だけど近づいてみるとこんなTDLにありそうなトイレが現れる。こちらのオススメポイントはこちら。
- ディズニーランド感のある外観
- こんな場所なのに綺麗!のギャップ


しかし、こういう佇まいのトイレってドアをあけて「うわー」なこともあるので、初めて開ける時はどきどきした。


ところが開けてびっくりこんなである。すごくない?ちなみに先に紹介したトイレはミントグリーンベースだったが、キューガーデンズとしてはこの濃いめグリーンのトイレが他には多かった。



オススメトイレ③
最後の3つ目はこちら。The Orangeryという、元温室だった施設内にあるトイレである(カフェなどもある)

ちなみに元温室ということで、出入りするドアがものすごく大きいのと、どこがドアなのかが分かりにくいという謎解きも楽しめる(超でっかいガラスの扉があっちもこっちも開く仕様である)


さて、こちらのオススメポイントはこちら。早速行ってみよう!
- 色合い、デザインがたまらん
- くすみピンクがかわいい



人の出入りが多く個室の様子は撮影できなかったのだが、清潔クオリティは他のトイレと同じである。はっきり色は覚えていないけどこのピンクトーンだったように思う。とにかくここのトイレはSo Cuteなので是非立ち寄ってみてくれ。
余談だが、ヴィクトリアゲートのチケット売り場ブースも激ツボだったので写真を残しておく。

グッズ売り場と買った物
グッズを売っているショップはヴィクトリアゲートを入ってすぐ右手にある(トイレもあるよ)補足になるが、キューガーデンズ内を車で案内してくれるツアーがあり(有料)このショップ前あたりがスタートエリアとなる。


ショップでは植物も売っているし、本、ポストカード、マグカップ、ティータオル、ハンドクリームなど見ていて楽しいグッズ満載である。





購入品
私が購入したものはこちらである。
- エコバッグ(2種) 2個買うと£5
- ティータオル £10
- マグネット(2種) 各£3.75
- Print A4 TFL(4種) 各£15


家に飾るポスターとかイラストとか欲しいと思っていたので、このA4プリントのものは迷わず買い!であった。多分過去のキューガーデンズポスターのアーカイブだと思うんだけど、センス素敵すぎるのだよ。
ということでリッチモンドであれこれR-2、キューガーデンズ3Daysまとめは終わり、R-3に続きます!(多分R-4位でまとめきると思う)

記事の現在地【⑨R-2】
次はこちら▶⑩R-3(近日更新予定)
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