【独身者が感じることをピリッと言語化】女ふたり、暮らしています。を読んで膝を叩きまくった話

【雑】雑記

私はこのブログを始める時にこの3つの話は書かないと決めていました。

結婚話・子育て話・婚活話

そもそも結婚していないし子供のもいないので、前者2つは書きようがない。3つ目は大して面白いことも書けそうもないし、書いても楽しくないから書かない。そんな理由です。

今日は独身話です。

昨日読んだこの本があまりに逸品で、膝を叩きまくりだったのです。

女ふたり、暮らしています。/キム・ハナ、ファン・ソヌ、清水知佐子(訳)

韓国のエッセイ。

40代のキム・ハナとファン・ソヌという、とても気の合う女性2人が、共同名義でマンションを購入しローンを返済しながら、それぞれの愛猫2匹ずつ(計4匹)と暮らしている話。

女ふたり、暮らしています。/キム・ハナ、ファン・ソヌ、清水知佐子(訳)
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二人暮らし最高!みんなもどうぞ!なエッセイではなく、いい事も悪いことも包み隠さず書かれているのがいい。

そして、96ページからの「結婚していないからわかるんですが」という章が逸品すぎる。

この年になるまで結婚せずにいてよかったのは、世の中が教えてくれない秘密を一つ知ったことだ。それは何かと言うと、結婚しなくても別にどうってことはないという事実で、実際、今のところ大事には至っていない。

引用元:「女ふたり、暮らしています。」キム・ハナ/ファン・ソヌ

このくだりから始まるこの章の話が、絶妙な文章で小気味よく、世の独身(男女問わず)が思っているであろうことを上手く言語化して表現しているのです。

感じてる事って世界共通なんだな。

そう思わずにいられません。

独身も既婚も首を縦にふる

独身の人だけが楽しめるエッセイでしょ。

そう思う既婚の方もいると思うのですが、そういう方こそ首を縦に振ってしまうのではないかということも、書かれています。

私がファン・ソヌのお母さんが送ってくれた大根の若菜のキムチをおいしく食べたからといって、親孝行のための旅行を計画したり、家の家電製品を買い替えてあげるべきかと悩む必要はない。

引用元:「女ふたり、暮らしています。」 キム・ハナ/ファン・ソヌ P273より

日本と韓国という物理的距離感、アジア人という同じような見た目、そういったものもこの二人に共感できる理由の一つかもしれません。

これがブロンド12頭身の北欧美女2人の本だったら、ここまで共感できなかった気がします。

本の中に著者や猫の写真が登場しますが、親近感が湧きます。猫も可愛い。

2DK

なんか、もっと前にこの二人を表したような漫画を読んだことがある気がする。

そして思い出しました。こちら、2DK

きなり、こむぎ、推しを応援する二人が一緒に暮らすお話なのですが、どんなジャンル、人・物なんであれ推しを経験したことがある方は共感の嵐であろう、この漫画。

2DK/竹内佐千子
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推し。

楽しいし幸せだけど、辛いこともありますよね。そんな色々を可愛い絵とカラーで書かれています。

趣味のために借金していた私、他人事とは思えず、Web連載されている時に楽しみに読んでいました。

今もモアイ(モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト)で読めます。

人の人生はそれぞれ。正解なんてない。

本日もお読みいただき有難うございました。

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