スリランカ女一人旅202506(11)コロンボ▶香港 空港お作法とARALIYAラウンジ

香港・スリランカ
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あらすじ:2025年6月に香港経由でスリランカ旅行へ。コロンボ空港で7時間の時間潰しをして深夜便で香港に向かう。

フラミンゴの庭 MAYAです。

ついに帰国だが、スリランカの玄関口・コロンボ空港はこれまで使った欧米の空港と違って一筋縄ではいかなかった。えー?とかあれー?とかそうなのー?を連発して香港経由でついに成田だ。ちなみに帰国してすぐにコロンボ空港のお作法をまとめた記事は出しているので、そちらと内容かぶることは承知おきいただきたい。そして長くなったので一旦コロンボ出発まで。ではお品書き。

  • 日本円への両替は厳しい!
  • 最初のセキュリティを抜けるタイミングはよく吟味すべし!
  • 非制限区域のトイレあれこれ
  • ARALIYAラウンジってどんな
  • 搭乗直前にまたセキュリティ?

空港に入るのにまずチェックがある

スリランカの玄関口であるバンダラナイケ国際空港に18時前に到着。

成田や羽田の出入口の感覚でいくと面食らうのが、空港の入り口である。出発ロビーへの入り口は2か所あるのだが、建物に入るときにチェックがある(eチケット控えやプリントアウト済の搭乗券を見せればOK)現地の人たちがレシートみたいのをみせているが、見送りするために建物に入るのにチケットが必要なので、それを見せていると思われる(なので出国する本人はチケットみせればOK)

そう、飛行機に乗る人とお金払ってお迎えする人しか、そもそも空港に入れないんだよ!

バンダラナイケ国際空港(通称コロンボ空港)

バンダラナイケ国際空港 · Airport and Aviation Services (Sri Lanka) (Private) Limited, Canada Friendship Rd, Katunayake 11450 スリランカ
★★★★☆ · 国際空港

スリランカルピーは使いきれ!

建物に入り、人の流れについていくとすぐに両替所やお土産屋などが20ほど軒を並べている場所にでる(なぜかスパセイロンが2店舗もあった)ざっと以下の写真で見えているのが全ての感じ。

で、ここで余ったルピーを日本円に両替しようと思ったら注意だ!最初の銀行ではルピーとパスポートだして日本円に両替したいと言ったらあっち、と言わた。指さされた方向には何店舗か両替所があり、ってどこだよ?と思いながら適当にパイロットの人が両替してたカウンターに行ったら、日本円はないといわれた。

えー、と思って振り返った先にあった両替所にだめもとで行ってみたら、まぁあるわよ、的な反応をされたが、残金出したら万札しかないと言われる。まじかー!だって私の残金、5050LKR、日本円にして約2500円。微妙すぎる!

しゃーない、使い切るか。ということでスパセイロンに行き、どのみち買おうと思っていたハンドクリームを買うことにする。ハンドクリーム1900LKRで2つで3800LKR。残り1250LKR。

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お店の人に現金みせて「これ使い切りたいんだよね」的なジェスチャーし、残りの金額で買えそうなものを一緒にさがす。とりあえず1100LKRの石鹸があったのでそれにする。

ハンドクリームはセキュリティチェックで引っかかるので、通路の片隅でスーツケースを開けてハンドクリームをしまう。セキュリティ超えた先にもスパセイロンあるみたいだけど、スーツケースにつっこみたい人はここで買うのがよいと思う。スパセイロンは買い物すると、紙に香水ファーっとかけて袋に一緒に入れてくれる(以下写真の赤いふわふわがそうだ)

2万円両替した結果残った金額

今回私は空港到着時に2万円をスリランカルピーに両替した。レート的には100LKR=50円位の感じなので、約4万LKR(ルピー)の現金を手にいれた形だ。

そして現在手元にあるのは5050LKR。約35000LKRをどんな風に使ったかというとこんな感じ。

  • ガイドさんのチップ(最終日に)5,000LKR
  • カシューナッツ村 4,000-5,000LKR(たしか)
  • 寺院入館料 4,000LKR
  • チップあれこれ 1,000-1,500LKR
  • トゥクトゥク&タクシー10,000LKR(多分)
  • よく覚えてない色々 ?
  • スーパーでボディクリームやその他色々 10,000LKR(細かくするために無理やり現金使った)

スリランカは現金社会ではあるが、トゥクトゥク、ローカル店、チップなどがメインである。スパセイロンとかスーパーやカフェなどは普通にカードが使え、むしろ少額の現金で大きいお札を出すとお釣りがないと言われるてカードの方がウェルカムであった。キャンディのスーパーで細かいお札が欲しくて無理やり現金を使ったが、もちろんカードが使える(上記太字)

私はほぼローカルのお店で食事などしてないし、普通の人よりも圧倒的に活動していないと思うが、結果的に私は1万5千円両替したらジャストだったかと思う。とは言っても全く現金がなくなるのも不安だし、結果的には2万円両替・残りを空港のスパセイロンで使い切るというので結果オーライだったかと。

上記の通り日本円への再換金もちょいむずいので、両替しすぎは注意だ。

PORTERベストの人に注意

余談だが、以下写真で「PORTER 10」ってベスト着た人映ってるけど、これは海外あるあるの勝手に荷物運んではいお金ちょうだいねのパターンなので、あら親切に運んでくれてどうもーなんて思ってはいけない。もし荷物をカートに乗せられそうになったらNO!と言うべし。これは入国時の手荷物引き取り辺りにも同じことがいえる。

ちなみに空港が認めているサービスなのでこの方々は違法ではない。あくまで売り込みが強引ってだけだ。ま、荷物がたくさんある方はお世話になるのもありだと思う。

セキュリティ通らないと空港カウンターに行けない

現金をほぼ使い切り、スーツケースを転がして進む。ちょうど混雑するタイミングだったのかすごい行列になってる!一旦この行列が何なのか、このあとどう動けばいいのかを見極めるべく、ちょっと離れた椅子に座り様子をうかがう。このエリア内にカフェや売店などがあり、椅子も結構な数がある。

向こうのほう、人がわんさか

にしても、いつものお作法だと航空会社のカウンターがあって、そこで荷物預けたりチケット発券してもらってから保安検査だが、グルーっと見渡しても保安検査場しかない。保安検査場の先にみえる案内を覗いたら、チケットカウンターとある。

つまり保安検査(セキュリティチェック)通らないとチケットカウンターまでいけないようである。テロとかあったからなのか、もともとこうなのかわからないが。

向こうの方に見えるのが航空会社のカウンター

私は深夜00:50発の便であり、スタンダードにいくとカウンターオープンは3時間前の約22時頃。

で、今18:30。あと3時間半。

セキュリティ通った先にどの程度椅子があるかわからないし、とりあえずこのエリアは座れるしカフェなどもあるので、一旦20時頃までここにいることにする。

セキュリティチェックはなかなかの混みようで、私のように時間を持て余している人には時間潰しになりそうだと思っていたら、さっき(18時頃)はピークだったのだろう19時半もすぎたらガラガラになった。

トイレ事情

トイレに行きたくなってきた(スリランカの街中ではWASH ROOMいう表記をよく見た気がする)

ざっと見たところ、目についたトイレは2か所。まずはこの案内が出ているトイレについて説明する。このトイレを①とする。

以下の図でピンクのハートマークがこの標識のあたり、ニコちゃんマークがトイレである。入口から私が通ってきた導線を青緑の線で記している。

右のトイレ①(ニコちゃん)はラウンジと思われるエリアを突っ切った先にある。トイレ表示あるけど、ここってラウンジだから入っちゃいけないんじゃ…?って思うかもしれないが大丈夫、自動ドア入ってピンクの→の方向に進んでいこう。

トイレ②は売店の隣にあるが、こちらは個室内に段差があったのでスーツケース持っての利用だと厳しいと思われる。実際私はトイレは段差をみて②を使うことをやめた(スーツケースがなければいいんだけど)

スーツケースを持ったまま実際にトイレ①を使った感じだが、スリランカはシャワーでお尻をあらう習慣があるので床が水浸しである。とはいえ空港だからモップを持ったスタッフの人がいて逐一拭いていたので、床は学生時代のトイレ掃除が終わった後くらいの濡れ感と思ってよい。あ、便座には水分残ってたりするので拭いてから使おう。

売店で残りの現金を使い切る

残った150LKRを使い切るべく、売店に向かう。150LKRで買えるものを物色し、ジャスト150LKRのクッキー発見!購入である。

その後、再度スパセイロンなどがあるお店の並びをひやかしにいき、いわゆるタイパンツを買う。象さんの絵柄でテロっとしててゆるい感じのあのパンツである(この先の制限区域でもこれ系のパンツは沢山売っていたので、ここで買わなくても大丈夫だ)

そんなこんなしてるうちに時間はすぎ、気づけば20時である。そろそろセキュリティを通過して向こう側にいくことにする。

セキュリティ通過後は椅子が少ない

セキュリティではスーツケースなど、とにかく持ち込む荷物を全て通すことになる。私は1個だからいいが、何個もでっかいスーツケース持ってる欧米の方などはさっきのPORTERの人に運んでもらっていた。

そして通過したはいいが、椅子が少ない!さっきのエリアの1/10って感じだろうか。以下の写真をご覧いただきたい、ここに写ってる椅子が全てである。しかもいわゆる売店もない(トイレはある)

20時までセキュリティ通過しないで時間潰してきてよかったーと心から思った。カウンターオープンまで2時間ほどあるが、なんせ初めての環境で色々興味深々である。

荷物だけがカウンター待ちの行列を作っているスリランカ航空のカウンター前とか(時間になったらわーっと人がもどってきた)トイレでスリランカ航空のCAさんが濡れたユニフォームの布をハンドウォーマーでゴーって乾かしてるの見て、あ…やっぱり濡らしたりするんだ、と思ったりしてるうちに時間は過ぎてゆく。

現在地図を見たり…

カウンター番号が表示されるのを待ってみたり…

使い切ったと思ったのに予想外にポケットに現金が入っていたので寄付ボックスに入れたり…(空港に向かう途中に食べたアイスのお釣り

ついにチェックイン

21:30頃、スタッフがキャセイの看板をゴロゴロ転がしてきたので、どこに運ばれるか目で追う。

確か事前情報でキャセイパシフィック航空は○番カウンターというのを見かけていたけど、当日のカウンター番号は全然違った。そして画面表示もされ、搭乗手続き開始である!対応はスリランカ航空のスタッフだった。

私はビジネスなので2人待ち位ですぐに番が来て、ものの5分で手続き完了。荷物は香港スルーで成田ピックアップというのを確認する。

次はイミグレだ。エスカレーターで上のフロアに行くとそこがイミグレである。この時点で21:50。こちらも10分かからず終了(何も聞かれないし、パスポートと搭乗券を出すだけ)係の人は手を伸ばすのが面倒らしくパスポートは投げて返された。

はーやっと制限エリア内である。

ARALIYAラウンジ

お店が沢山並んでいるがスタッフはお喋りしてるかスマホ触ってるので、聞きたいことがあったらこちらから声をかけよう。

日本時間はすでに深夜01:30、眠い目をこすりながらお店を横目に見つつ、キャセイのビジネスクラスが利用できるラウンジを目指す。ラウンジの名前はARALIYA LOUNGE(アラリヤラウンジ)らしい。

アラリヤビジネスクラスラウンジ | キャセイ JP

場所がわからなくてインフォメーションで聞いたけどよくわからず(方向と左に曲がることはわかった)結局Googlemapにラウンジ名入れたらヒットしたのでそれを参考に向かった。なのでこれからこのラウンジを使う可能性がある人はGoogle Mapにピン打っておくことをおすすめする(ゲート6付近)

Araliya Lounge · 5VGP+66X, Canada Friendship Rd, Katunayake 11450 スリランカ
★★★★☆ · ラウンジ

ラウンジは広く座れないという感じはなかった。深夜なので食事メニューは流し見しただけだが、一応食べ物はあった(私は水だけいただいた)WiFiのパスワードは受付に書いてあったので、写真を撮らせてもらって席についてからポチポチつないだ。

シャワーは超微妙おすすめできな

深夜便なのでシャワーを使いたくて受付で聞くと、あっちと言われる。言われる方向に進んでもシャワーの案内板はなく、あるのはトイレ。どこだ?と思ったらあった。男性トイレと女性トイレの間に。これ。

一応鍵が赤になってなさそうなのを確認して開けると、狭い!まず、この内開きの扉はリュック背負ったままでは入れない(普通サイズのリュックだよ)ならばとリュック下ろして入ってみたけど、内側から鍵がかからない(少なくとも私はかけられなかった)

中の写真は無いがシャワールームも小さく、シャワー浴びたらそもそも脱衣場もびしょ濡れになるんじゃ…?という感じの仕上がりで、3秒考えて使うのをやめた(そもそもシャワールームの外にマットが敷いてあるって、中が濡れるってことだろ?)

なのでこのラウンジでシャワーを浴びようと思っている方は、他のラウンジでシャワー浴びられそうなところがあるなら、そちらで済ませることをおすすめする(制限エリア前のプライオリティパスで入れるラウンジでシャワーがあるとかどこかのブログで見かけた)

シャワーは諦めトイレに向かう。トイレは普通に綺麗で広い。

顔を洗って歯磨きして首周りをウェットティッシュで拭いて完了。シャワーは香港についてからキャセイラウンジで浴びることにし、機内の寒さ対策にズボンの下にエアリズムレギンスを仕込む(往路の飛行機が寒かったので)

搭乗ゲートは余裕を持って行こう

搭乗1時間前、空港ぶらぶら見たいし早めだけどラウンジ出ようと思い、Thank You,Bye~と出ようとすると「ちょいちょい待った、あなたの便何便?」と受付で声をかけられた。CX○だけど、というと「まだ早いからラウンジに居ろ」と止められる。それはご親切に、と思い席に戻ってしばし、モニタをなにげなく見ると「GO TO GATE」になっている。なぬ!?

何しろ勝手が分からない空港である。まだ45分あるけど、とにかく搭乗口に居れば安心だから向かおうとすると、また呼び止められる。まだ早いと。

いやいや、GO TO GATEになってるし、周りのショップも見たいから出るわ、ありがとね。というと、あっそ、という感じで送り出された(2人いたうちの1人が声をかけてきたので、人によるかもしれない)

とにかく搭乗口の位置を確認しない事には落ち着かん!でも搭乗口は近かったはず…とずんずん進む。

搭乗とセキュリティチェックのセット

そこで待ち受けていたのはこの行列である(私の搭乗ゲートは14)なぜに搭乗ゲートに行列…?と観察してみると、またセキュリティチェックだよー。

まず入口でパスポートと搭乗券の確認があり、入ったらすぐに保安検査。ここでは時計外す、靴脱ぐ、水物出す、が待ち受けている。カバンの奥底に化粧品とかのジップロックしまい込んでる人、出せるように用意しといて!私は機内で飲もうとラウンジから2本ほど水のボトルをもらってきたのだが、ここで処分した…しくしく。

とはいえ、制限エリア内で購入した免税品とかもあると思うので、そういうのはレシートとか見せれば廃棄対象にならないのかなと思う(じゃないと困るよね)

でもってカオスなのが、機械が2台あるんだけどそのすぐ先がもう搭乗ゲートなわけ。しかもスペースが狭い!

例えば羽田とかで想像して欲しいが(国内・国外どちらでもいい)保安検査通って荷物受け取ってトレー片したら、もうそこが搭乗ゲートと思って欲しい。保安検査後で身の回り整えるのでワタワタしてる人と、搭乗する人の列が一緒のエリアにいるのである。

搭乗ゲート追加後、また待つ

そしてこれが搭乗ゲート、ここでクラス分けされる。右奥の人がいっぱいいるのがエコノミーの人、左側のロープが張ってある奥がビジネス以上(プレエコもかも)の人の待つ場所、と別れている。上級会員だから左だ、ラッキーなんて思って油断してはいけない。左側は椅子が一列しかないのである。全員は座れない、THE椅子取りゲームである。

とはいえ先に機内に案内されるのでそんなに待つことはないが、これが飛行機遅延とかしてたらと思うとぞっとする。この空港に慣れていて勝手がわかってる人はいいと思うが、慣れてない人は時間に余裕を持って行動することをオススメする。

なお、他のブログで見かけたが結構早くFinal Call表示することもあるらしい。というのもみんな緩いのでそうしないと時間に集まらないからという説があるようだが、羽田とかのように過密空港でもなさそうなので、全員乗ったら割とさくっと出発しちゃう感じだったので、出発時刻はあくまで目安としておくのがいいかも。とりあえず一呼吸は余裕を持って動こう。

CX612 CMB 00:50>HKG 09:20

搭乗し、定刻出発(むしろ定刻より早かったかも)約6時間のフライトで香港である。深夜なので食事はスキップしてお水だけもらう。フルフラットで就寝。

いよいよ香港経由して日本に帰るよー。

スリランカ旅行2025年6月|現在地(11)

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スリランカ女一人旅202506(10)ヘリタンスカンダラマ最終日・ダンブッラ石窟寺院▶コロンボ空港
ヘリタンスカンダラマから車で20分ほどのダンブッラ石窟寺院へ、お作法や注意点など。その後ホテルをチェックアウトしたのちコロンボ空港へ。所要時間や途中トイレ休憩に寄った場所なども。

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スリランカ女一人旅202506(12)香港▶成田 乗換時間で香港観光してキャセイビジネスで帰国
乗換時間を使って香港観光。空港-香港島の往復はA11バスを利用したが復路で手持ちのクレジットカードが全てエラーでバス代が支払えないという事態に。成田から500円でスーツケースを送る術も。

↓コロンボ空港初めての人は是非に

スリランカ コロンボ空港 出入国時の注意点(空港お作法あれこれ)
ガイドブックやブログを読み漁って行ったが、コロンボ空港を際に利用してめちゃくちゃ困ったり戸惑ったことが盛りだくさんだった!実際の体験をもとにしたコロンボ空港のお作法、初めて行く人は是非!特に出国がカオス!

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