エジプト女一人旅202511(5)エティハド航空ビジネスクラス EY801 成田▶アブダビ

エジプト・アブダビ
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あらすじ:2025年11月にアブダビ経由でエジプト旅行(ガイド・ツアーなし)1日目成田T1から旅立ち乗換のアブダビまで12時間超えのフライトである。

フラミンゴの庭 MAYAです。

初のエティハド航空ビジネスクラスで乗換のアブダビまで行く。初めての機内でどこを押せば棚が空くのだ?テーブルはどうやって出すのだ?など、初心者目線で色々気になった部分も紹介する。では本日のお品書き。

2025/11/13(木)-14(金)

往路フライト NRT成田/AUHアブダビ/CAIカイロ

  • 11/13 EY801 NRT17:20-AUH00:40+1(12h20m)◀いまここ
  • アブダビ乗換 9時間45分
  • 11/14 EY713 AUH10:25-CAI12:45(4h20m)

  • A350-1000のビジネスはこんな
  • 初のお座席で右往左往
  • コールボタンはどこ?

記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。

A350-1000 ビジネスの座席

最初にお手伝いが必要な方などの優先搭乗があり、ビジネスなのでその後すぐに搭乗だ。ドアはビジネスとエコノミーで分かれており、着席した後にわらわらエコノミーの人が通るということはなかった。

座席は全員前向毛布デュペスタイル

今回の機体はA350-1000。ビジネスは1ー2ー1のヘリンボーン配置で全て進行方向向き、背の高いパーティションで仕切られるので個室になるタイプである。機体によっては後ろ向きになる座席があるパターンもあるので事前にめちゃ調べていたのだが(前向きを座席指定したい)この便は全て前向きだ。

柄物クッションみたいのがマットレスになる

なお、パーティションは離着陸時はロックされていて閉めることはできない。シートベルトサインが消えてからCAさんがロックを解除しにきてくれて、それから初めて閉めることができる(着陸時も開けておかないといけない)なので離陸してすぐに個室にしようと思っても扉は閉められないので注意である。

3月にJALのA350-1000のビジネスも乗っているが(ロンドン-羽田便)JALはヘリンボーンではないこともあり、個室にしたときの広さはJALのほうが広く感じる(ヘリンボーンって座席配置が斜めってるやつね)

とはいえ、すべてがJALが勝っているわけではなく特筆すべきは毛布がデュペスタイルだということである!もちろん静電気もおきない!(おきにくい)

6月に乗ったキャセイのビジネスの毛布は静電気がおきたし、マットレスもないしでちょいイマイチだったが、このエティハドの毛布はすごい(ちなみにこの後乗るアブダビ-カイロ便もこの毛布で、逆にスペースに対して持て余した位だ)

マットレスはJALのエアウィーブには叶わないが、コンパクトにまとまっている割に収納袋部分がシートのヘッド部分にひっかけられるようになっていたりと、考えられている。

アメニティ色々

あらかじめ座席に用意されているアメニティは、毛布・マットレス(クッションみたいになってる)・アメニティポーチ・お水1本・ノイキャンヘッドホンで、スリッパとパジャマはしばらくするとCAさんが配りにきてくれた(スリッパ探してしまった)

パジャマは特にサイズは聞かれず、ほい~って感じで渡されたが、かなりたっぷりめに作られているので色んなサイズに対応できそうな感じであった(機内では着ずにホテルで使用)推測だけど、袋の下の方に印刷された▲▲がパジャマにも印刷されていたのでサイズ表示のような気がする(M・Lとかでなく▲▲で表現かと)

ホテルの記事で後述するがこのパジャマ、無印やユニクロでXLを購入する私だが問題なしであったものの、ウエストの幅広ゴムがちょいきつくて後でホテルでゴムを切った(紐もついてるので調節可能)

このスリッパは超ふっかふかで持ち帰ってエジプトのホテルで使ったのだが、ふかふかすぎて逆に足裏が暑かったので、あまり暑い土地での利用には向かないかもしれん。なお、エティハド航空はアルマーニのアメニティなので、基本全てアルマーニである(毛布も)

ポーチの中身

座席設備まわり

どうやってやるんだ?と思ったのが各収納ボックスの開け方。よーく見るとボタンがあるんだけど暗いし割と硬かったりしてわかんなかったので、私がつまづいた点などを写真と共に載せておく。

まず座席の通路側に三角形の収納ボックスがあり、ここにペットボトルのお水が1本入っている。開け方だが、身体側のこの辺にボタンがあるのでそこを押すとパカっと開く。これはアームレストにもなるので上下にも移動するのだが、上下には動かせるけど蓋が開かん…!となっていた私である。

次、反対側の収納ボックス。こんなボタンがあるのでパカっと開くと、中にヘッドフォンやリモコンなどが入っている。電源系もここかな。ポーンとCAさんを呼ぶコールボタンはリモコンの右下の人っぽいマークだ。

ちなみに私は自前のヘッドフォンを持ち込んだし機内エンタメもタッチパネルでほとんど操作できたことから、この収納庫は全然開かなかった。その為コールボタンがどこにあるのか分からず、呼びたくても呼べん!となったのである。

後々CAさんにコールボタンどこにあるの?って聞いたら、ここのリモコンにあるよ~あとここ押しても呼べるよ、みたいに言われた(上側のコールボタンおすと光る所が押せるっぽい、青く丸したところ。押してないのでわかんないけど)参考情報までに。

出入口近くにこんなフックがあるので上着を引っ掛けておける。私はいつでも寒暖差調整できるようダウンをひっかけておいた。

テーブルはモニタの下に収納されている。人差し指で触っている辺りにボタンがあるので、そこを強めに手前側に押しながら手前に引き出す。止まるところまで引き出したら、二つ折りになっているので奥の部分を手前にパタンと開く。確か止められる位置は2か所位あったように思うので、自分のよい位置で止めよう。

これは半分に折りたたんだ状態

離陸までの流れ

さて、搭乗するとウェルカムドリンクである。シャンパン、フレッシュオレンジジュースなどいかが?とCAさんが席にきてくれるので、シャンパンをいただく。しばし泡を飲みながら座席の巣作りをしたり料理のメニューを見て出発を待つ。グラスやカトラリー類も全てアルマーニ刻印だ。

おしぼりは袋に入った個包装。これがなんというか中東というか、がっつり厚めでフェイスパックかと思うようなしたたり具合なのだが、結構香料が強い。苦手な人は苦手かもなーって感じである(離陸前にスタッフがトング持って回収にくる)

料理は出発前にオーダー

しばらくするとタブレットを持ったスタッフが食事のオーダーを聞きにきてくれる。

私は早めに寝たかったので離陸後はシャンパンとお水をもらい、あとは寝るので食事はいいと伝えた。

もし起きて食べたくなったらその時頼めるやつ依頼するねと伝えると(そんな流暢な英語で話している訳ではない)コース(アラカルト)のメニューを希望の時間に用意することもできるけど、どうしますか?みたいに聞かれたので、コースから2品を離陸6時間後頃にお願いすることにした(これは午後1時に、みたいなのはむずかしく離陸してから○時間後、という依頼方法になる)

こちらが食事のメニューだが、アラカルトがいわゆるコースっぽい感じので、右の一日中いつでも、が随時オーダーできる料理。私はアラカルトから「アラビア風前菜」と「ペンネパスタ」を離陸6時間後にお願いした。

ちなみにこの機体では一日中いつでもの食事やドリンクをタッチパネルからオーダーすることはできず、オーダーしたい際はCAさんを呼ぶスタイルであった。

日本人CAさんもいるようだが、ビジネスクラスを担当しているのはほぼ海外のCAさんだった。その為日本語のメニューのこれ、と言ってもCAさんも読めないケースが多く、別のページにある英語メニューページで指差し依頼することが多かったので書き添えておく。

その他あれこれ

ビジネスクラスは腰のシートベルトの他、離着陸時は肩からのショルダーベルトもとめる。もちろんCAさんが肩のシートベルトしてねーって言って回ってくれるので大丈夫だが、通路側の肩の辺りにベルトがあり、それをすでに止めている腰のベルトの金具部分にひっかけるスタイルである。

私の儀式:着席して落ち着いた段階で腕時計は現地時間(今回でいうとアブダビ)に合わせる。そしてティッシュ・除菌シート・メンタム・ワセリンなどを入れたジップロックをすぐ使えるように出しておく。

離陸~着陸(主に寝てる)

そんなこんなで出発である。出発時間が10分早まっていたが、結局当初の出発時刻くらいに移動開始(飛行機界隈ではプッシュバックとよく言われるやつ)その後気流が安定しないのか1時間ほどシートベルトサインがついたままで機内サービスも停止されていた。こういう事もあるので、トイレは行ける時に行っておいたほうがよい。

機体が安定しない間、寝る訳にもいかず暇なのでDLしておいたNetflixの韓国ドラマ「未知のソウル」を見る。そうこうしてるうちにサービスが開始され、シャンパン・水と温められたナッツである(頼んでないが持ってきてくれた。結構量がある)

シュワシュワポリポリしながら満喫、そろそろ寝ることにする(スタッフさんが巡回してるので空いたグラスがあると適宜回収してくれる)座席をフルフラットにし、クッションのようになっていたマットレスを敷き、ふかふか毛布で就寝である。おやすみー。

頼んだ食事は時間通りくるの…か?

途中トイレに行ったりしながら5時間ほど眠る。もうしばらくしたら依頼してた食事がくるから起きてようかなーそうだ、その時なにか追加で頼もうかな、とメニューを見る。

トイレ

そういえばネットで白桃のノンアルが美味しいとかみたので、これ(チプリアーニ・ベリーニ)も頼もうと決める。

そろそろ離陸して6時間経過。6時間後で、と依頼はしたけど、こちらから食事お願いしますと声をかけたほうがいいのか、それとも機械的に時間になったら声掛けがあるのかなど考えていたが、とりあえずドリンクが欲しくなりCAさんへコールしようと思う。が、コールボタンが見つからない(そしてコールボタンを探すループに入るのだった)

画面にあるのかと色々いじってみるけどないし、机周りも見るけど見当たらない(収納庫の上にティッシュやら荷物やらおいてて開ける発想がなかった)でも周りではポーン、ポーンとCAさんを読んでいる音がする。みんなどうやって呼んでるのだ?(ちなみに復路の機体はタッチパネル画面上からコールボタンを押せた)

えーどこだよーって探してると「マダム、6時間後の食事を用意していいですか?」とCAさんが確認しにきてくれた。助かったー。

この飲み物も追加でお願いします。それであのーコールボタンの位置はどこでしょう?と聞いて教えてもらった次第である。

なお、混み合っているようで準備までに20分ほどかかるのでご容赦をとのことだった。

アラブ風前菜うまい

そして届いた前菜と追加の飲み物がこちら。枝豆のサラダやパンもついてて、前菜だけど結構ボリュームあり。塩コショウやオリーブオイルが別で来るので、サラダはこれらをかけて自分好みの味にする。中東料理のフムス(とかなの?)とか緑のやつとかも私の口にはとてもあって、えー中東の料理うまーい!と食べ進める。

そしてパスタも美味しかったのだが量が多く…少し残してしまった。フォークもアルマーニ。

食べ終わったら軽く未知のソウルを見てまた就寝。なんせ12時間フライトなのでまだまだ時間はある(まだ飛行ゲージ半分残ってる)

これはビジネスクラス以上あるあるかもだが、まだ時間あるなーって思ってたのにフと気づくと時間が溶けている。今回もそうであっという間に到着まで2時間を切った。1時間を切ると着陸に備えてバタバタしだすので、手荷物をまとめたりしておく。エコノミーで12時間は非常に修行だと思うが、ビジネスでフルフラットだと12時間は正直あっという間である。

アブダビ空港到着

アブダビに定刻到着。初アブダビである(というか初中東)楽天モバイルが使えるエリアだが、この前の香港では楽天モバイルが繋がらなかったので、大丈夫か?と思いながら試みると繋がった!よっしゃー!

飛行機を降りたらひたすらTransfer(乗換)表示に沿って進む。迷いようがないので大丈夫だ。ちなみに現在アブダビ空港は巨大な一つのターミナルに集約されているので、私が到着したのはターミナル1?2?とかの心配は不要である。ターミナルはゲートA-Dの大きく4つに分かれてるので、自分の次乗る便がどのゲートに属するかの位置確認はしておくとよい。

途中子供用バギーと思われるものがいたるところに設置されており(適宜乗り捨てで使えるのであろう)子供連れには嬉しい仕様ではなかろうか。ゴミ箱も一定間隔で現れる。

しばらく歩くと手荷物検査場がありそこで再度検査を受ける。ちみにこの手荷物検査では成田出国と同じ感じで、水物ジップロックはカバンから出さずにそのままでOKであった(検査場は撮影禁止だ)その後はパスポートチェックなどなく、いきなりオイルマネーパワーの空港に放り出される形になる。

第一印象は「お金かかってる!綺麗!」である。夜中0時すぎだってのに、全く昼間のようである。もちろん24時間営業の空港であるし、夜中もバンバン乗り継ぎ便がくるからむしろ夜が本番の空港って感じかもしれん(それが伝わる写真が1枚もないので、写真はなしだ)

ということで本日はここまで。次はエティハド航空本拠地であるアブダビのラウンジで9時間乗り継ぎ時間を過ごすぜー!

エジプト旅行2025年11月|現在地(5)

◀一つ前|(4)成田で出発まで

エジプト女一人旅202511(4)成田▶アブダビ 空港で米ドル両替、NARITA PREMIER LOUNGE
エティハド航空を利用してアブダビ経由でエジプトへ。リモワパイロット風スーツケースを機内持込用にして成田T1に向かい、空港で1USD札を30枚仕入れたり、NARITA PREMIER LOUNGEのシャワーがめちゃよくて感動したりした話。

▶次|(6)エティハドラウンジで9時間だよ(執筆中)

JALのA350-1000(ヒースロー▶羽田)に乗った時の話

202503【⑫最終日】UberがTESLA、ヒースロー空港キャセイラウンジでシャワー、A350-1000で帰国
5泊8日の旅最終日、Uberがテスラのモデル3で焦ったり、ヒースロー空港のキャセイラウンジでシャワー浴びたり、BAラウンジのスコーンが美味かったりしながらJALのA350-1000で帰国した話。
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