今、この本を2度目の通読中です。
橘玲(たちばなあきら)さんの「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」
読むタイミングで響く部分が違ってきて、読もうかなと手に取った時は前回と違う部分が琴線に触れることが多い。
そして改めてこの計算式が響く。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ P96より
収入を増やし、支出を減らし、投資の運用利回りを上げる。
一番手取り早く自分にできそうなのは、支出を減らすこと。
さて、どこを削れるだろう。
そもそもお金持ちって、どんな生活してる?タワマンに住んで高級車に乗って、全身品がよくて質のいい洋服?
田畑持ちが多い郊外にいると、こんなにわかお金持ちをたまに見かけます。
売っても二束三文の田畑に、道路や鉄道などの公共事業があたり、いきなり大金が転がり込む。
こういう家は、わかりやすく家を立て替えます。
土地はありますから、たいてい大きい二階建て。
でも私が知りたいのは、そういうお金持ちではなくて自分で稼いでお金持ちになった人。
あ、身近に1人いました。
完全なるそういう富裕層。
身近にいるお金持ちはケチ
よくお金持ちはケチ。ケチだからお金持ちになれた。
いろんな表現がありますが、実際私の知り合いにも一人だけお金持ちがいます。
資産金額は知りませんが年収は1億を余裕で超えていると思います。
仕事の都合上利便性のいい場所のマンションに住んでいますが、普通にコンビニ弁当とか食べていますし、金銭感覚も至って普通。
正直、一生かかっても使いきれないくらいのお金を持っていると思われます。
あんなにお金持っていても、生活普通だな。
それがこのお金持ちを見て思うことです。
そうなんです、お金持ちだけど生活普通なんです。衣食に関しては、普通のサラリーマンと何ら変わりなし。
違うのは、持っている人脈と資産額のみ。
ここが圧倒的違いですね。
なお、この方は自分の努力で財を気づいたので2世ボンボンとかではありません。
貯蓄額のゴールとは
私はお金持ちになりたい訳ではないですが、お金の不安がないくらいの資産を持てたらいいなぁ、というのが希望。
さて、私は一体いくらあったら安心なのだろう。
これ、ズバッと言える方すごいですね。
私は正直わかりません。
きっと幾らあっても不安な気がする。
よく生活費の25年分とか言いますけど、そんな金額安易貯まるわけもなく、とりあえずの目標は一つの壁と言われる1000万円。
1000万…一千万…頑張ろう。
千里の道も一歩から。
医療保険を解約する
ということで、前々から解約しようか迷っていた、医療保険を解約しました。
毎月2500円程なのですが、計算したらこの先払い続ける総額は約30万円。
毎月2500円と聞くと、それ位ならと思いますよね。
安心代とすれば安いんじゃない?ランチ2回分だし。
こんな考えに持っていきがち。
私もこの考えでずるずるきていたのですが、思い切って解約することにしました。
これまでの掛け金は返ってきませんが、これからの30万円を考えたら、その金額を何かの時の為の貯金として残す道を選びました。
そもそも保険に入った理由が、周りの皆が保険に入っているから私も入らなくちゃ。
そんな根拠のない理由で入っていた保険です。早い話が世間体。
若かりし頃、年末調整の書類提出時に保険料控除の提出がない自分が恥ずかしかったんですよね。
そんな理由です。
世の中いろんなお金の本が出回っていますが、本書でこんな重要なことが書かれています。
”お金持ち本”には、読者を錯覚させるあるトリックが隠されています。それは、「成功したひとしか本を書かない」ということです。
新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計の進め P101より
刺さる。
興味を持たれた方、読んで損はないので是非。
なお、新版でない古いものも図書館なのであると思いますが、時代に合わせて加筆修正された新版の方が、これから読むならお勧めです。
本日もお読みいただき有難うございました。
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