お金。老後だけでなく近い将来も不安。
- 格安スマホにして固定費カット
- 通っていないジムは解約する
- 貯金は増えないから投資すべき
そうですね。わかります。
もっとズキュンとくる何かはないだろうか。
重い腰が上がるキッカケを何か。
そんな方に最近読んだ「金持ちの床屋さん」がとても良く、響いた部分を引用しながら紹介したいと思います。
2007年に日本で発売。14年程前の本ですので昔読んだな、という方もいるかと。図書館にもあると思います。
何から始めたらいいんだろうという方。よかったらお付き合いください。
5千円の節約は稼いだ1万円と同じ
今日のタイトルの元になった文です。
「200円のボーナスをもらったら、手取りはいくら?」「100円ちょっとくらいでしょう。所得税、住民税、それから社会保険料や年金の掛け金などで、給料の半分近くは消えますから」
金持ちの床屋さん P153 より
そうなんです。
手取りで得た100円は、色々差し引きされた後の100円なのです。
100円を手にするには100円以上の仕事をしないと手に入らない。
私はズキュンときました。
年収と手取り。
頭では分かっていたけど、このフレーズを読んだ時にぐるんと頭の中が変わった感じがしました。
幾ら税金が引かれるかは、人によりけりなので、半分もっていかれる人はかなり稼がれている方だと思います。
それでも税金、びっくりする位引かれますよね。
それを引かれた後の100円。
時間は最高の味方
投資に二の足を踏んでいる方に次のズキュン。
老後資金を作るためのプランで重要なポイントは、自分が今どのような立場にいようとも、とにかく今すぐ実行し始めることだ。これはものすごく大切なんだよ。それがよく分かる話をしよう。
金持ちの床屋さん P117より
それもよく目にするけど、ピンとこない。
そんな方に続きです。
とある双子に、父が401k(日本でいうiDeCo)を利用して投資をすると得をするという話をします。利率は兄弟ともに年12%の複利計算です。
それを聞いた双子の兄は、401kの口座をすぐに開設して年20万円を6年間拠出してやめた。 拠出金の支払いをやめた後も401k口座内のお金は運用されて複利で増え続ける。 一方、弟は何をするにもグズな性質で、話を聞いてから7年後、つまり兄が拠出金の支払いをやめた後になって、ようやく401kを始めたんだ。兄と同じ金額の年20万円を31年間、弟は拠出しつづけた。
金持ちの床屋さん P117-118より
この双子が60歳になったとき、2人とも6000万円くらいの資産ができていたんだ。拠出金は弟の方が5倍以上払ったのに、始めたのが6年遅くて複利計算の恩恵にあずかる期間が短かったから、最終結果は同じになってしまったんだ」
金持ちの床屋さん P118より
時間ってすごい。神。
そして全員に平等なのも時間。
節税も神
所得税に関する話。
割引券を使っても所得税を減らしても、倹約した100円は稼いだ200円に相当するという事が当てはまるんだよ
金持ちの床屋さん P173より
ん?分かるようなわからないような。
100円を倹約するためには普通、何かしらの苦労をするものだ。だが、節税は苦労いらずなんだ。だから、節税こそ最高の倹約法なんだよ。
金持ちの床屋さん P173より
確定申告で、医療費控除やふるさと納税を手続きするのも、まさにこれですね。
お勧めのお金の本
私が大きく影響を受けたお金の本の紹介です。どれも中古や図書館であると思いますので、よろしければぜひ。
↓投資を始めるきっかけになった本
↓頭をガーンと殴られたような衝撃
↓今回の本です
投資は成功を約束されたものではありません。自己責任です。
でも少額からトライするか、しないか。
Nisa、iDeCo。今はいい優遇制度があります。
国のせい、時代のせい、他人のせいにしても解決しないのであれば、優遇制度を利用して自分を守る道を模索してみるのも手かと。
本日もお読みいただき有難うございます。
↓投資を始めた話